月曜日, 4月 6, 2026
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Leo Esakiメインホールに つくば国際会議場大ホール ネーミングライツで命名

つくば市竹園のつくば国際会議場大ホールが4月1日から「Leo Esaki(レオ・エサキ)メインホール」、同市大角豆(ささぎ)の大角豆歩道橋が「桂不動産 大角豆歩道橋」になるー県が今年、ネーミングライツ(施設命名権)を公募し、つくばの2施設の新たな通称名が決まった。

県は2019年度に初めて2施設でネーミングライツを導入した。3年後の今年は歩道橋などのインフラ系施設も対象にするなど、募集件数を164施設と大幅に増やして募集をかけ、このほど契約延長2施設を含め18施設を選出した。146施設は応募がなかった。

つくば国際会議場大ホールは関彰商事が年間550万円で3年間の命名権を獲得し、大角豆歩道橋は桂不動産が42万円で5年間の命名権を得た。

県全体ではこれまでの2施設(年額計1720万円)から18施設(4916万円)となり、県の命名権料収入は2.9倍に増えた。

大井川知事は24日の定例記者会見で「県の資産もただ単に何もしなければ、維持費がかかるだけというところに、民間とのウィンウィンの形で、少しでも収益を上げるということは、県の財政、県民の負担に対して一つの工夫になる」と話し、今後も積極的に進めたい意向を示した。

つくば国際会議場大ホールを「Leo Esaki メインホール」と名付けた理由について関彰商事は「つくば国際会議場には、関彰商事が賞の創設以来、単独協賛を行っている『江崎玲於奈賞』の主催者でもある茨城県科学技術振興財団やつくばサイエンス・アカデミーが入居していることから、今後も科学技術の発展に貢献したいと願い応募した」とした。

さらに「国際的な催事も開催される施設なので、企業名を付けるのではなく、茨城県やつくば市が持つ魅力のひとつである世界に誇る科学技術力を広く発信するようなネーミングが相応しいと考えた。そこで、ノーベル物理学賞を受賞し、長年にわたり茨城県科学技術振興財団の理事長として尽力されている江崎玲於奈先生の功績をたたえ、感謝の意を込めて江崎先生の名前を付けることが最適であるとの考えに至り、本人にも相談の上、命名した」としている。(花島実枝子)

▶ネーミングライツを新規に導入した16施設

施設名命名権を獲得した企業ネーミング(通称名)命名権料
(万円/年)
契約期間
(年)
取手競輪場ケイドリームス楽天ケイドリームスバンク取手8003
つくば国際会議場 大ホール関彰商事Leo Esaki メインホール5503
笠松運動公園 陸上競技場水戸信用金庫水戸信用金庫スタジアム4904
大洗マリンタワー・港中央公園ひたちなかエネルギーロジテックHELTEC大洗マリンタワー
・HELTEC港中央公園
3402
総合福祉会館関彰商事セキショウ・ウェルビーイング福祉会館3303
いばらき量子ビーム研究センター中山商事AYA’S LABORATORY
量子ビーム研究センター
2003
さしま少年自然の家坂東太郎ばんどう太郎 さしま少年自然の家1802
茨城空港駐車場トヨタレンタリース茨城トヨタレンタリース 茨城空港駐車場1203
里美野外活動センター学校法人リリー文化学園リリーアカデミー キャンプセンター 502
笠原歩道橋桂不動産桂不動産 笠原歩道橋 425
白山西小学校前歩道橋桂不動産桂不動産 白山西小学校前歩道橋 425
大角豆歩道橋桂不動産桂不動産 大角豆歩道橋 425
境町山神町歩道橋ほしいもの百貨干し芋カフェHOSHIIMONO100 Café 境町山神町歩道橋 365
文京二丁目歩道橋桂不動産桂不動産 文京二丁目歩道橋 325
阿見町役場歩道橋桂不動産桂不動産 阿見町役場歩道橋 225
県庁東公園柴建築設計事務所県庁東公園 SHIBA 205

▶ネーミングライツを更新した2施設

県民文化センター廣澤精機製作所  ザ・ヒロサワ・シティ会館9003
笠松運動公園 屋内水泳プール兼アイススケート場山新山新スイミングアリーナ7203

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さくら小学校が開校 TX沿線の学校新設に区切り つくば市

図書館や音楽室を地域に開放 つくばエクスプレス(TX)沿線開発地区のつくば市中根・金田台地区に新設された市立さくら小学校(同市春風台)の開校式が3日催された。沿線開発に伴う人口増に対応する開校となる。現時点では、2005年のTX開業後、10年代から続いた同市内の小中学校新設ラッシュの最後の一校となる。市内の小学校としては義務教育学校を合わせて37校目。 同校は、児童数増加により教室不足が見込まれる栗原小、栄小、九重小の3校から分離する形で誕生した。6学年全体で特別支援学級を含む24クラスに約570人の児童が通学する予定だ。 2024年7月に着工し、今年2月に工事が完了した。校舎は鉄筋コンクリート造3階建て、内装に県内産の木材を利用した。各階にバリアフリートイレを設置し、車椅子用の手洗い所を設けるなどバリアフリー設備を備える。延べ床面積は約8074平方メートル。総事業費は約66億9500万円。 図書館や音楽室などは地域に開放する。放課後児童クラブ機能を持つ「アフタースクール」を併設し、保護者の就労状況にかかわらず子どもを受け入れるなど、増加する子育て世帯に対応する。アフタースクールの併設は、沼崎小に続いて市内で2校目となる、災害時には地域の防災拠点としての機能を担うため、校舎に約60キロワット、体育館に約20キロワットの太陽光発電パネルを設置し、蓄電池や非常用発電機、LEDソーラー街灯を設置する。 校名や校章は、児童や保護者、地域住民らによる公募とアンケートを経て決定された。校名のさくらは、栄の「さ」、九重の「く」、栗原の「ら」から一字ずつをとった。校章は桜をモチーフに、「温故知新」や自然と科学の調和を表現した。校歌は、歌手の一青窈さんの楽曲など多数のヒット曲を手掛ける常陸太田市出身の作曲家・マシコタツロウさんが作詞・作曲した。 開校式であいさつに立った岡野知樹校長は「子どもたちが失敗を恐れずに挑戦できる環境づくりを目指し、地域の方たちにとっても新しい発見がある場所にしたい」と思いを語った。五十嵐立青市長は「図書館などの施設を地域の皆さんも使いやすいよう設計している。活用されることで、いずれ訪れる人口減少を見据えたコミュニティ形成をしていくことが重要になる。この場所で子どもや先生たちが幸せに過ごし、地域の人たちとのコミュニティの中で手本となるような場所になっていければ」と述べた。 TX沿線の同市の学校新設は、2018年度に研究学園駅周辺の葛城地区に学園の森義務教育学校、みどりの駅周辺の萱丸地区にみどりの学園義務教育学校が開校した。その後、22年12月時点で学園の森義務教育学校の児童生徒数が2000人を超えるなど、新設校の児童生徒数がさらに増加し教室不足が見込まれるなどしたため、ここ数年は新設校を分離する形で新たな新設校が誕生している。23年度は学園の森義務教育学校を分離して研究学園小中学校が新設された。同年には万博記念公園駅周辺の島名・福田坪地区に香取台小も新設された。さらに24年度はみどりの義務教育学校を分離し、みどりの小中学校が新設されている。 さくら小学校のある中根・金田台地区は、市の中央部近くのTXつくば駅から東側約2~4キロに位置し、市内でも人口が増加している地域の一つだ。新興住宅地として整備が進み、将来的には8000人余りが暮らすことが見込まれている。(柴田大輔)