日曜日, 9月 19, 2021
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野良犬猫の避妊・去勢手術拠点を開設 NPOが土浦に動物福祉病院

【鈴木宏子】野良犬、野良猫の避妊・去勢手術を専門に行う県内初の動物病院を、動物愛護団体、認定NPO法人CAPIN(キャピン、動物愛護を考える茨城県民ネットワーク)=土浦市、鶴田真子美理事長=が土浦市沢辺に開設した。

「パルTNR動物福祉病院」で、昨年末オープンした。現在、神奈川県川崎市にあるTNR日本動物福祉病院(結昭子代表)の支援を受けて、獣医医らが月1~2回、保護した野良猫などの避妊・手術を実施している。4月に本格オープンする。

殺処分を減らすため、同会は犬や猫を保護して避妊・去勢手術をしたり、病気やけがの治療をして、里親を探す活動を県南地域で展開している。2008年から活動をスタートし、12年間で避妊・去勢手術を実施した野良猫は6000匹以上、里親を見つけた保護猫は4000匹以上になるという。

土浦市内に保護犬や保護猫を収容するシェルターを運営し、現在、200匹を超える犬や猫を保護し、約100人のボランティアが毎日交代で、えさやりや散歩などをしている。

けがや病気の犬猫も多く、毎年2500万円を超える医療費がかかる。自前の動物病院があれば、より安く避妊・去勢手術が実施でき、スタッフの負担も軽減されることなどから、動物病院の運営ができないかとずっと考えていたと鶴田代表(56)は話す。

シェルターの近くに、閉院して空き家となっている2階建ての元動物病院があることを知り、昨年、土地と建物を取得した。延べ床面積約200平方メートルで、1階は診察室、2階は難病の猫のシェルターなどとして活用する予定だ。里親探しの会場にもする。本格オープンする4月以降は、一般のペットの診療なども実施する方針だ。

しかし10年近く空き家となっていたため、雨漏りがするなど、今後、屋根の改修が必要で、同会では25日までクラウドファンディングを実施し、支援を呼び掛けている。

18日朝現在で、すでに約640万円の支援が集まり、そのうち500万円で屋根の補修や室内の改装を実施する。さらに集まれば、超音波や血液検査、CTなどの医療機器を購入し、駐車場や外構の整備なども実施したいという。

「殺処分ゼロの砦」

鶴田代表は「国内では殺処分の大半が猫で、7割は子猫。殺処分される子猫が生まれないようにするためには避妊・去勢手術が効果的な手段になる。動物病院は殺処分ゼロの砦(とりで)になる」と話す。

年老いた保護犬をかわいがる鶴田真子美代表=土浦市内のシェルター

同会は鶴田代表が、2008年に筑波大学周辺で野良猫を保護し、避妊・手術をして、保護した場所に戻す活動からスタートした。茨城県の犬猫殺処分数が全国ワースト上位だった当時から、県などに殺処分ゼロを働き掛け、16年には県犬猫殺処分ゼロを目指す条例制定にこぎつけた。現在も毎週、県動物指導センター(笠間市)を訪問し、殺処分を無くすため、保護犬などを引き取る活動を展開している。福島原発事故や常総水害、熊本地震などでは被災地に赴き、取り残された犬猫を救出して飼い主に返す活動を実施してきた。

◆クラウドファンディングはこちら

◆パルTNR動物福祉病院は土浦市沢辺559-4。2~3月は猫の避妊・去勢手術を実施する。実施日は2月28日(日)、3月7日(日)・28日(日)。会員以外でも、保護した野良猫の避妊・去勢手術を実施してほしい人は受け付ける。手術費は有料。完全予約制。猫の送迎が必要。予約・問い合わせはCAPINホームページで受け付ける。4月以降は未定。

1コメント

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キタミマキコ
3 months ago

野良猫の避妊去勢手術を数年前に数匹して頂きましたが、こちらのネットを拝見し、手術をして頂きたい猫が一匹います。足はびっこ引き、現在は、さくら猫の為に自宅庭に用意してある小屋に居着いてます。1日2回餌をやり様子をみています。地元の保護活動されてる方は既に補助金を使い果たしたらしく、話すら聞いてくれず、役場も知りません、でした。可能でしたら手術と保護の仕方を教えていただきたくメールをしました。

市内の陽性確認者数

直近30日の感染者数推移

このグラフは土浦市・つくば市の過去30日の陽性確認者数を表しています。

これまでの推移(つくば市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から取得した最新日までの推移を表しています

これまでの推移(土浦市)

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