水曜日, 10月 28, 2020
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不存在の議事録 「後から発見された」 日本財団軽症者施設問題でつくば市

日本財団(東京都港区、笹川陽平会長)がつくば市南原のつくば研究所跡地に計画している新型コロナウイルス感染者の軽症者滞在施設について、つくば市は、資料が不存在だとしていたが(6月25日付)、「存在していない」はずの議事録が「発見された」として不開示決定を取り下げ開示した。市によれば、存在していた資料が後から発見され開示されるケースは初めてという。

5月末、NEWSつくばはつくば市に同施設の運営に関わる検討資料の情報公開請求を行った。しかし、6月9日、市は検討資料が「全く存在していない」として不開示決定を下した。ところが、6月30日、市は「存在していない」はずの議事録が「発見された」として不開示決定を取り下げ開示した。

開示されたのは同財団の尾形武寿理事長が4月30日につくば市役所に来庁し五十嵐立青市長と直接やりとりした際の議事録だ。

なぜ存在してないはずの文書が発見されたのか。市の担当者によれば、4月30日、日本財団尾形理事長の来庁当日に、市長公室内にある秘書課が議事録を作成した。

5月末、情報公開窓口である総務課の担当者は、NEWSつくばの開示請求を受け、市長公室に検討資料の有無を確認した。

このとき市長公室は、秘書課に議事録が既に在ったにも関わらず「資料は全く存在していない」と総務課に回答したという。

同時に、新型コロナウイルス関連の主たる担当部署である健康増進課も資料はないと総務課に回答した。

これにもとづき総務課は不開示決定を行ったという。

しかし、公開された議事録によれば、会議には市長や日本財団関係者のほか、市長公室秘書課の職員及び健康増進課のある保健福祉部の部長が参加している。開示請求の時点で市長公室秘書課において既に議事録が作成されていたのである。

市の担当者は、恣意的に議事録を開示しなかったのではないと隠蔽の可能性を否定し、あくまでも「連絡ミス」という説明をしている。

若い職員の連絡ミス?

連絡ミスの原因は、総務課の問い合わせに対し資料は存在しないと回答した市長公室の担当者が、若い職員であったこと、議事録が機密性の高い資料であるために「下までは共有されていなかった」ことにあると市は釈明する。

なおこの会議については、重要な案件として、市のホームぺージや五十嵐市長のツィッターなどで会議の内容の一部について広報が複数回なされていた。

市の説明について、筑波大学人文社会系教授で弁護士の根本信義氏はNEWSつくばの取材に対し「私も役所に勤めたことがなく分からない部分が大きいが、あくまで一般論としては、担当課といえども下の者が知らない会議はありうるだろう。総務課から問い合わせを受けた職員が会議の存在を知っていたとすれば、上司に確認を取れば議事録の存在は分かったことであるから、確認を取らなかったのが問題ということにはなる。ただ、問い合わせを受けた職員が会議の存在そのものを知らされていない場合には、会議があったかどうかまで確認する義務があったかどうかが問題となる」としている。

14 コメント

  1. 「自分の知らない会議の存在を確認する義務があったかどうか」って、知ってようが知っていまいが聞かれたら確認するのが仕事でしょうよ。根本先生、変な理屈で煙に巻かないでください。

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  2. 総務課から問い合わせを受けた、”若手職員”は、
    問い合わせを受けたときに、万々一、会議そのものの
    存在を知らなかったら、事の重要性から、上司等に確認する筋の
    ことと思います。それも思いつかない職員は、とても市長公室の
    職員の任にはたえないものと思います。筑波大の先生は、かき乱す
    コメントをしていると思います。

    記事の内容に戻って、一連の話で、一番不思議なことは、総務課が、
    かくも大事なことの議事録がとられていないことに、あまり問題意識を
    もっていないことです。市長公室の”若手職員”に口頭で確認し、
    「ありません。」の返事をもらったら、即、不存在で不開示に
    するのでしょうか。

    わからないことや不思議だらけ。
    市役所の運営が、中枢のところで、
    まじめに正当になされていないことは確かと思います。

    議事録等を誠実に取らないといけないでしょう。
    情報請求に対して誠実に対応しないといけないでしょう。
    ミスをしたら誠実に謝らないといけないでしょう。
    子供がするような連絡ミスが起こったのが、かりに真実なら、
    ミスを発生させて、開示請求者その他に迷惑をかけたことを
    誠実に謝らないといけないでしょう。
    原因と再発防止について誠実に言及しないとだめでしょう。

    以上、発生したことが、市長公室・秘書室・総務課という
    中枢部門がかかわることであり、深く慨嘆しつつ
    つい長文を書きました。

    5
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  3. 6/30に公開された経緯が書かれていないので、自主的に公開したのか、不存在がウソだとバレて公開したのかがわからない。
    自主的に公開されたならば、連絡ミスという市役所の言い分も強ちウソではないような気もするが。

    それより、せっかく公開された議事録の中身を知りたいのに、この記事では触れられていない。
    先にそちらを記事にしてほしいのだが。

    • 6/26に議事録が無いという記事が出てるので、それを市が見て公開したってことですかね?よく分からないですけど。

      • タイミング的には、議事録がないという記事を議事録の存在を知っている人が見て、公開したような感じです。
        だとすると連絡ミスという言い分もありえると思います。
        そこを曖昧にして、市役所が何か隠していると思わせたい記事なのかもしれません。

        • 結果的には開示しなかった訳ですけど、隠しているとまでは言えないんじゃないかとは思いますよね。

  4. で、責任は?税金が給料の原資であれば、見合った仕事をしていなかった。税金を無駄に使ったわけでさ。

  5. 2
    6
  6. 結局、何となくつくば市が隠し事をしていると思わせる記事だけ書いて、議事録の中身は報じられませんでした。
    おそらく、報じるほどの内容はなかったと思われます。
    つまり、わざわざ市役所が隠すほどのこともなかったということだと思われます。

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