水曜日, 6月 24, 2026
ホームつくば【夏休み特報】㊤ お勉強モード全開のつくば 初日から研究機関へGo!

【夏休み特報】㊤ お勉強モード全開のつくば 初日から研究機関へGo!

さあ、夏休み。宿題の心配をするには早すぎるが、さすがつくばは頭脳都市。頭っから、お勉強モード全開だ。20日いきなり2つの研究機関が夏の一般公開を行えば、県科学技術振興財団のつくばサイエンスツアーでは「夏バス」運行が始まり、つくば市が事務局となる「つくばちびっ子博士」企画も39施設を結んでスタートする。【構成・相澤冬樹】

開発から25年、アザラシ型ロボット「パロ」特集

【産総研つくばセンター一般公開】20日午前9時30分から午後4時まで。今年の特集は、開発から25年を経て世界中で愛されるアザラシ型ロボット「パロ」が主役。病気やケガに苦しむ子供たちや一人暮らしのお年寄を癒して、今や世界中で5000体をこえるパロが活躍中とか。開発者の柴田崇徳さんによる特別講演(午後1時から、定員400人)と特別展示が開催される。

アザラシ型ロボット「パロ」に会える産総研サイエンススクエアつくば

科学技術を身近にするチャレンジコーナーでは、結晶のお勉強と実験、地質図ライブラリー特別公開など。科学工作コーナー、スタンプラリーもある。

▼産業技術総合研究所はTXつくば駅から無料シャトルバスを運行。電話:029-862-6214(広報サービス室)  https://www.aist.go.jp/tsukuba/ja/pr/2019/

全員に「適応」エコバッグプレゼント

【国立環境研究所「夏の大公開」】20日午前9時30分から午後4時まで。子供から大人まで、楽しみながら環境問題や環境研究について学べる機会。今回は特に気候変動への「適応」をテーマにしており、来場者全員に「適応」ロゴ入りのエコバッグプレゼント。

子供たちに人気のタッチプールが今年もお目見え=昨年の「夏の大公開」から(国立環境研提供)

サメやタコのタッチプール、安全機能が付いた未来の乗り物(G5)、簡単ヒアリDNA検出キットなど体験型イベントはじめ、研究者と話す環境サイエンスカフェ「プラスチック 何が問題?」、最先端実験施設潜入ツアーなど、合わせて60を超える展示、講演会、体験イベントが予定されている。(一部雨天の場合中止)

▼TXつくば駅と常磐線ひたち野うしく駅から無料シャトルバスを運行。電話:029-850-2453(広報室) http://www.nies.go.jp/event/kokai/2019/index.html

路線バスを乗り継いで6つの研究施設を回る

【つくばサイエンスツアーバス「夏バス」運行】路線バスを乗り継いで国土地理院、つくば実験植物園、つくばエキスポセンター、産業技術総合研究所(地質標本館、サイエンス・スクエア)、筑波宇宙センター、6つの研究施設を回る。大人500円、小学生250円、幼児無料(税込み運賃、保護者同伴)で、終日乗り降り自由の循環バスが運行される。

予約で同行スタッフのガイド付き見学もできるサイエンスツアー=特別展「美しい砂の世界」開催中の産総研地質標本館

ツアーバスじたいは土・日・祝日に通年実施されているが、20日から9月1日までは毎週月曜日を除く毎日開催となり11便を運行。7月26日(砂を学び、砂絵と恐竜ジオラマづくり)、8月6日(極低温・液体窒素実験)、8日(太陽・風・鉄~私たちのまわりの地球環境)、21日(草木染めで色の変化を楽しもう)の4日間は特別イベント(各回定員40人、要予約)がある。第1・3土曜日と平日の5日間限定で、スタッフガイドが同乗して解説を聞かせてくれる同行コースも設定されている。こちらもWEBからの予約が必要になる。

▼乗車場所はつくばバスターミナル8番乗り場、ターミナル隣接の関東鉄道つくば学園サービスセンターに券売所がある。電話:029-863-6868(県科学技術振興財団つくばサイエンスツアーオフィス) https://www.i-step.org/tour/tsukuba-science-tour-bus.html

パスポートに5カ所以上のスタンプを集めて

【つくばちびっ子博士2019】20日から8月31日まで、「ちびっ子博士パスポート」を持って、指定された39の見学施設の展示やイベントを見学・体験しながら、ちびっ子博士スタンプを集める企画。5カ所以上のスタンプを集めてパスポートを提出すれば、「つくばちびっ子博士」に認定され、記念品がもらえる。18カ所以上の見学スタンプと400字程度の感想を書いて提出すれば「最優秀つくばちびっ子博士」の認定証、夏休みの勲章だ。

見学施設は研究機関のほか、筑波学院大学や東京ガスつくば支社を会場にした学習イベント、小田城跡歴史広場などの文化施設も含まれる。国立公文書館つくば分館では22日から8月31日まで、企画展「平家物語 変わりゆく時代を学ぼう」を開催。パスポート・チラシの配布場所はつくば市役所1階総合案内所ほか各窓口センター、つくば総合インフォメーションセンターなど。

▼電話:029-883-1111(つくば市教育局教育指導課) https://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/event/1004810.html

各施設で多彩なイベント・プログラム

【科学捜査展 科学の力で真実を解き明かせ!】20日から9月1日まで、つくばエキスポセンター。科学技術を使って事件や事故の現場に残された見えない証拠を分析する科学捜査。実際の捜査で使われる鑑定技術を体験装置や映像、パネル展示で紹介。車とバイクの接触事故、放火の可能性ある火災事件など4つの捜査体験シミュレーションで犯人を推理する。
▼当日配布の整理券方式で1回12組。参加は無料だが、入館料が必要。電話:029-858-1100(つくばエキスポセンター)http://www.expocenter.or.jp/?post_type=event&p=41107

【森林総合研究所「夏の一般公開」】27日午前9時30分から午後4時まで。最新の研究成果を解説するパネル展示や、体験型イベント(サイエンス体験、見学ツアー、ウッドクラフト、クイズラリー、昆虫のコーナーなど)を実施する。森林浴のリラックス効果体験、大人限定の木を発酵したアルコールの香りを試すコーナーなど体験会。講演は「茨城にシカがやってきた」岡輝樹(野生動物研究領域長)ほか。
▼電話:029-829-8372(広報係)https://www.ffpri.affrc.go.jp/news/2019/20190727natsukoukai/index.html

 

➡NEWSつくばが取材活動を継続するためには皆様のご支援が必要です。NEWSつくばの賛助会員になって活動を支援してください。詳しくはこちら

スポンサー
一誠商事
tlc
sekisho




spot_img

最近のコメント

最新記事

腹話術全国大会で準優勝 つくば市在住の小学校教員 渡邊隼人さん【ひと】

つくば市在住の小学校教員で、現在つくばみらい市立陽光台小2年生を担任する渡邊隼人さん(40)が、大阪府吹田市で4月に開かれたアマチュア腹話術師の全国大会「F-1腹話術グランプリ」で準優勝を果たした。併せて、過去4回の大会でいずれも決勝まで勝ち残った出場者に贈られるレジェンド賞を受賞した。ステージネームは「香之鳥(こうのとり)」という。 アマチュア腹話術師として全国ナンバー2の実力だ。4月の大会では「腹話術の王道を突っ走っている」「さわやかで引きつけられる」「歌を歌いながらの人形との掛け合いがすばらしい」などと評価された。 つくば市立作岡小(現在は秀峰筑波義務教育学校)教員だった2015年、一つ上の先輩教員に「一緒に習い事をしよう」と誘われ、市内の商業施設「イーアスつくば」のカルチャーセンターで腹話術を習い始めたのがきっかけ。月1回通い、かすみがうら市の腹話術師、田谷京子さんから技を学んだ。めきめき上達し、4年後の2019年、田谷さんの教え子として最高位の1級を取得した。「(ステージで)お客さんとコミュニケーションをとる際、自分だけでなく、人形もお客さんと目線を合わせることができるようになるまでがなかなか難しかった」と振り返る。F-1腹話術グランプリには、大会がスタートした2022年から連続出場する。 東京都出身。大学では生物学を専攻した。卒業後、都内で幼稚園教諭や学童保育指導員などを務めた経歴がある。当時の幼稚園教諭、保育士、教員仲間と2017年に、お話会ボランティア「おはなしらぼ」を設立し、現在も仲間とつくば市や埼玉県内各地で月1回程度、未就学児や小学校低学年を対象に、腹話術とパネルシアターや絵本の読み聞かせ、歌などを組み合わせたステージを披露している。 前任のつくばみらい市立板橋小(現在の伊奈東小)では特別支援学級の担任だった。授業に腹話術を取り入れ、子供たちが腹話術の人形と対話しながら自分と向き合う取り組みに挑戦した。授業で、「自分のせっかちな性格が好きじゃない」と話し出す子供に、渡辺さんが操る腹話術の人形が「それは、先回りして計画的にできるということでしょう」と切り返す。短所だと思っていた自分の性格を、別の視点から見せることで長所に変え、前向きな感情を引き出し、子供たちが自分自身と向き合う試みの一環だ。この試みを2023年の腹話術グランプリで発表し、「映像部門・仕事に使える腹話術部門」で優勝した。腹話術は現在も学級運営や特別な授業の際などに取り入れている。 相棒の人形は現在、オレンジ色のモンスター人形「たっくん」、おばあさんの「菊さん」、サルの「モンちゃん」、豚の「トン吉くん」、男の子の「ケンちゃん」など。6月14日、つくば市竹園の書店「えほんやなずな」で開いた「おはなしらぼ」のステージでは、モンスター人形「たっくん」と登場し、ほかのメンバ―との掛け合いで笑いをとり、子供たちを大喜びさせた。18日には陽光台小2年生全員約150人を対象に交通安全教室を開催。男の子の人形「ケンちゃん」と、横断歩道の渡り方などを笑いを交えながら教え、子供たちの目を輝かせた。 練習は、朝夕の通勤時、車を運転しながら、一人車内で大きな声を出したり歌ったりするのが日課という。「お客さんとやり取りし、拍手をいただくことは幸せな時間」「今は人形が手になじんできて、勝手にしゃべり出す。人形に助けてもらっている」と語る。 学校では、今後も学級運営などに腹話術を生かしていくほか、「おはなしらぼ」の活動を続けたいと話す。新たに都内の小劇場の舞台に立ち、お笑いの世界に挑戦するなど芸の幅を広げることも視野に入れる。(鈴木宏子)

水戸とつくばの人口逆転、その先を問う《水戸っぽの眼》14

【コラム・沼田誠】総務省が5月に公表した2025年国勢調査速報値(2025年10月1日時点)で、つくば市の人口が26万8991人となり、水戸市の26万5773人を抜いて県内最多になった。水戸が県内首位を譲るのは1975年以来50年ぶりだという。水戸に縁のある私としては個人的な感慨もあるが、それよりも語りたいのはその先のことだ。 この逆転は突然起きたわけではない。前回コラムで見たとおり、つくばの中古マンション単価は2010年から約15年で46%も上昇した(水戸は+7%)。つくばへの転入者の37%は東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県から。首都圏の住宅事情の悪化が、TXで都心とつながるつくばを「子育て世帯の受け皿」に変えつつある。その動きが、人口増の形で表面化している。現場の感触もこれと重なる。何年か前のこと、あるデベロッパーが十数年ぶりに茨城県でマンションを供給した際、つくばと水戸にほぼ同時に同じブランドを建てた。両市の担当者から別々に話を聞く機会があったが、ターゲットは水戸では地元、つくばでは首都圏から広い部屋を求めて来る世帯とのことだった。つくばでは、別の不動産会社の方から「このマンション販売を機に他物件にも東京圏からの注目が集まった」と聞いた。 旧住民はプリン、新住民はカラメル ところで、市の人口が増えれば「うまくいっている」ことになるのだろうか? 五十嵐つくば市長はSNS上で、「『増えた』という事実は、『すべてがうまくいっている』を意味しません」と書いている。何がうまくいっていないか、いろいろ解釈があるだろう。私が気にかかることは、新住民の声が市政に届く「経路」がどうなっているのか、ということだ。 何年か前、ある行政関係者がこのような話をしていた。「つくば市はプリンに例えられる。新住民はカラメルで、目立つけど上に少し乗っているだけ。本体のプリンは旧住民。彼らが市政を動かしている」。人口が増えてもその本体は旧住民が担うということだろう。では、「カラメル」の声はどのように市政に届くのか?地域の要望は、自治会や町内会を通じて行政に上がることが多い。だが転入したばかりの世帯は、その枠の外にいることが少なくない。とりわけマンションの住民は、管理組合という「縦」のつながりは持っても、地域という「横」にはつながりにくい。また、組織された地縁の票に比べ、ばらけて見えにくい新住民の声を、あえて拾い上げようとする市議はいるのだろうか?もちろん、新住民にも地域に入り汗をかく人もいる。だが、個々人の努力に委ねるだけでは限界がある。問われるのは、行政がいかに能動的に声を拾い、前例に捉われず変化に対応していくか、だ。もっと言えば、旧住民と新住民が「同じ市民」として交わる場をどう設計するか、だ。その必要性は、まだ十分に想像されていない。 新旧を越えた「つくば市民」像を 第1回コラムでは、人口を増やしても、地域に主体的に参画する住民が増えなければ、住みやすい地域にはならないと書いた。人口が県内トップになったことで、つくば市政はこの問いを一段と重く感じるだろう。新住民を「カラメル」のまま終わらせず、新旧の垣根を越えた「つくば市民」像を、行政と住民が共に育てられるか―水戸市とつくば市の人口逆転は、その問いともいえる。(元水戸市みとの魅力発信課長)

程よい距離感の美学《マンガサプリ》8

【コラム・瀬尾梨絵】女子校の教師、星の日常を描いた和山やま先生の「女の園の星」(祥伝社、初版2020年、現在4巻)。本作が多くの読者を引きつけてやまない理由は、従来の学園モノにありがちな「少女マンガ的な展開」を、驚くほど軽やかに、そして意図的に回避している点にある。 一般的に、教師と生徒が登場する学園モノといえば、悩み相談を通じた絆の物語や、淡い恋心が生まれるようなドラマチックな展開が期待されがちだが、この作品にはそうした熱いイベントは存在しない。描かれるのは、女子高生たちが繰り広げる突拍子もない悪ふざけや、教師たちの淡々とした日常、そしてそれらを冷静に受け流す星先生の乾いた反応。それはまるで、遠くから静かな水面を眺めているような不思議な心地よさに満ちている。 この作品の特徴は、教師と生徒という二つの世界が、適度な距離を保ちながら住み分けられていること。彼らの関係は決して崩れることはなく、かといって冷え切っているわけでもない。お互いの領域を侵すことなく、しかし同じ校舎という空間で程よい温度で交差する。この絶妙な均衡状態こそが、本作が持つ最大の魅力であり、読者が感じる癒やしの源泉ではないだろうか。 生徒たちのユニークな言動に対しても、星先生は決して熱くなることはない。淡々と、時には静かにツッコミを入れ、時にはただ見守る。その一挙手一投足に、過剰なドラマは入り込む隙はなく、読者は、何かが起きそうで何も起きないこの心地よい凪(なぎ)のような時間を共有することで、日々の忙しさをふっと忘れることができるのかもしれない。 和山先生の描く、少し力が抜けたキャラクターたちの表情や、シュールな会話劇は、一度ハマると抜け出せなくなる中毒性があり、物語としての大きな起伏を追いかける必要がない分、一コマ一コマにちりばめられた細かなボケや、星先生の隠しきれない脱力感が、読むたびに違った角度から笑いを誘う。 騒がしい日常に清涼な凪 「今日は何も考えずに、ただリラックスしたい」。そんな夜に、これほど最適な一冊はないだろう。何か劇的なことが起こるわけではないけれど、そこに確かに存在する「笑い」と「穏やかな時間」。女子校という閉ざされた園の中で、今日も粛々と流れる星先生の日常は、読者の心の窓に心地よい風を吹き込ませてくれる。 過剰なドラマを排除し、淡々とした日常の滑稽(こっけい)さをすくい上げる。騒がしい日常に、清涼な凪を。そのスタンスこそが、本作を唯一無二の作品に押し上げているのだ。読み終わった後には、きっと星先生と一緒に小さくため息をつきながら、明日もまた穏やかに過ごせそうな、そんな優しい気持ちになれるはず。(牛肉惣菜店経営)

土浦一高野球部 伝説の選手たち《文京町便り》53

【コラム・原田博夫】1925年秋季から本格的に始まった東京六大学野球の2026年春季リーグで、天覧試合(天皇陛下と敬宮愛子さまが御臨席)の早慶戦があった翌日の6月1日、慶應大野球部は5季ぶり、41回目の優勝を手にしました。今回は、慶應大、土浦一高に関わった高校野球の「伝説」の人、木内幸男監督たちのお話です。 優勝案内人、木内幸男氏 土浦一高野球部は1957年夏、一度だけ甲子園に出場し、1回戦で和歌山商業に勝利したものの、2回戦で岐阜商業に敗北しました。そのときの主力選手は、ピッチャー・五来孝輔、ショート・安藤統男らで、彼らは土浦一高第10回卒(甲子園出場時は3年生)でした。小学生の私は、その試合を土浦市内の亀城公園に設けられた特設TVで背伸びしながら見ました。 このときの一高野球部の部長は遠藤俊夫先生(後の同校校長、茨城県教育次長)で、私の父と旧制土浦中学で同窓でした。わが家は、甲子園まで応援に出向くことはなかったものの、このときの甲子園出場はとても身近でした。その後、遠藤家と我が家は親戚関係になりました。 土浦一高野球部の監督は、彼ら主力選手が高校2年になるまでは、7歳上の木内氏でした。彼は一高卒業後、慶應大進学をキャンセルして、一高野球部のコーチに没頭しており、甲子園進出時の監督は島田実氏でした。彼は、早稲田大野球部で広岡達朗(後のプロ野球阪神の監督)らとプレーした人です。 木内氏は、1957年4月に取手二高の野球部監督に異動、その後、同校は木内氏の指導の下、何度も甲子園に出場し、全国優勝したことはご存知と思います。同氏は常総学院野球部でも全国優勝しています。周知のことと思いますが、専修大松戸高校野球部の持丸修一監督は木内氏の「野球教え子」です。 阪神監督、安藤統男氏 1957年夏の甲子園での岐阜商業のピッチャーは「超高校級」の清沢忠彦氏でした。同校に敗れた土浦一高としては、「とてもかなわなかった」という感じでした。しかし、土浦一高の安藤統男と岐阜商業の清沢氏が進学したのは慶應大野球部でした。彼らは慶應大野球部でチームメートになったのです。 その上、1960年秋季の六大学リーグ戦で、早慶6連戦をやり遂げました。このリーグ戦では早稲田大が優勝したのですが、安藤氏と清沢氏は慶應大野球部の仲間として、高校時代からのつながりを感じたのではないでしょうか。この伝説的な早慶6連戦は、それから約10年後、私が慶應大に入学したころも、先輩たちの間で語られていました。 この伝説の早慶戦のときの早稲田大野球部の監督は石井連蔵氏(水戸一高出身)で、「一球入魂」のフレーズで有名な高校野球の父、飛田穂州の薫陶を受けていたようです。安藤氏はその後、阪神タイガースに入り、同球団の監督になっています。(専修大学名誉教授)