【鈴木宏子】低気圧と寒気の影響で9日朝から県内に雪が降り、つくば市で2㌢の積雪を観測した。同市吾妻の筑波学院大学はあす10日に予定している入試の開始時間を2時間繰り下げるなど雪の影響が出ている。
9日のつくば市の最高気温は1.3度、土浦市は1.0度と最も寒い時期を下回った。水戸地方気象台は午後4時時点で、大雪の恐れはなくなったが、9日夜遅くにかけて雪の降るところがあるとして路面凍結などに注意を呼び掛けている。
入試の開始時間を遅らせる筑波学院大学では、一般入試A日程(国語受験者)と特待生選考試験の受付時間を10日午前11時から、試験を正午からとする。同A日程(国語以外)は受付が午後0時30分から、試験は1時30分からとなる。
筑波山では9日、積雪や路面凍結の恐れがあるとして、筑波山神社や梅林周辺の市営第1、第3、第4駐車場が閉鎖された。筑波山神社ではあす10日と11日に年越祭(豆まき)が催される。筑波山観光案内所によると、9日夜に雪の降る予報があり、3カ所の駐車所はいずれも出入口が急な坂道で路面凍結の恐れがあることから、9日午後5時時点で、いつ閉鎖を解除できるか分からないという。
一方、県内の列車の運行状況は、つくばエクスプレス、常磐線いずれも9日午後5時時点で平常通り運行している。
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