22日、つくば市で16㎝、土浦市で5㎝の積雪があった雪の影響で、歩行中の転倒や車のスリップ事故などが相次ぎ、23日午後4時までにつくば市で8人がけが、土浦市で4人がけがを負い病院に救急搬送された。
つくば市消防本部によると、22日夕方から夜にかけて市内5カ所で雪による事故などが発生し5人がけがを負った。午後4時30分過ぎ、同市今鹿島で乗用車同士がスリップし衝突、双方の車を運転していた男性(46)と女性(24)がそれぞれ頭や腰を打つけがを負った。午後5時過ぎ、同市上郷で、自宅敷地内で除雪作業をしていた男性(57)が転倒し腰を打つけがをした。
午後7時過ぎ、同市北条で、軽乗用車がスリップし道路脇の田んぼに落ちた。運転していた男性(43)にけがはなかった。同市高野では、男性(56)が自宅玄関先で滑って転倒し頭を打った。同市松代では、男性(49)が職場の階段で足を滑らせて転倒し左足の関節を骨折するけがを負った。
23日は市内3カ所で事故が発生し3人がけがをして救急搬送された。午前9時過ぎ、同市六斗で、車がスリップして道路脇に落ち、運転していた男性(40)が左頭部に打撲を負った。同市吾妻では、女児(5)がアパートの外階段から6段滑り落ち転倒した。午前10時過ぎ、同市妻木で、建設現場の様子を見に行った男性(47)が転倒し、腰を打撲するけがを負った。
土浦市では22日に3件の事故があり3人がけが、23日は1件の転倒事故があり1人が救急搬送された。土浦市消防本部によると、22日夕方、同市田中で乗用車の事故があり男性(48)がけがを負った。同市板谷と中村南ではそれぞれ歩行者の転倒事故があり、50歳と62歳の男性2人がけがを負った。23日は80歳男性が自宅庭で足を滑らせて転倒しけがを負う事故があった。

