日本、〒300-1273 茨城県つくば市下岩崎2164−1
上映会「わたしのかあさんー天使の詩ー」
寺島しのぶ・常盤貴子の共演で、知的障がいを持つ母と健常者の娘の家族愛を描いた映画。日本で最高齢となる92歳の女性映画監督、山田火砂子が、菊地澄子の児童福祉文化賞受賞作『わたしの母さん』を豪華キャストで映画化。知的障がいのわが子を育ててきた監督自身の経験を交えて、障がい者と健常者が支え合い・与え合う〝共生社会〟のあるべき姿を、知的障がい者の母を持つ少女の葛藤を通して描く。
70歳で実写映画デビューを果たし、社会福祉や女性の社会運動をテーマにした作品を手がけてきた山田火砂子の10作目で、2025年1月に逝去した彼女の遺作となった。
主演の知的障がいの母親役を寺島しのぶ、娘役を常盤貴子、その子ども時代を落井実結子が演じる。吃音症を患っている父親役を渡辺いっけい、祖母役を高島礼子が務め、親子三世代の愛情物語が紡がれる。ほかにも、安達祐実、船越英一郎、東ちづる、窪塚俊介、山田邦子、春風亭昇太、辰巳琢朗、宅麻伸、渡辺梓、磯村みどり、小倉蒼蛙(一郎)、堀内正美、松木路子といった豪華キャストが脇を固める。
【上映日程】
▽9月14日(日)1回目午前10時30分~/2回目午後2時~(1日2回上映)
つくば市ふれあいプラザ(つくば市下岩崎2164-1)
▽9月21日(日)1回目午前10時30分~/2回目午後2時~(1日2回上映)
取手市福祉交流センター(取手市寺田5144-3)
【あらすじ】障がい者特別支援施設の園長である山川高子(常盤貴子)はある日、親友から母親・清子(寺島しのぶ)のことを本にしないかと声をかけられた。今でこそ福祉に従事する高子だが、かつては障がい者をうとみ憎んですらいた。高子は聡明な子だったが、両親は知的障がい者でありそれを恥じた時期があったからである。親友の言葉に高子は小学三年生の頃を思い出す。同級生に母親を見られたくなくて、授業参観のお知らせを隠していた高子だったが、それを見つけた清子は授業参観にやってきてしまう。騒がしくおどけ、同級生から失笑を買ってしまう清子。その後、両親が知的障がい者であることを知らされ、高子は動揺する。それでもそんな高子の心を癒したのは、清子の裏表のない、何より高子を愛する気持ちであった。
【スタッフ・キャスト】監督:山田火砂子
出演:寺島しのぶ、常盤貴子、安達祐実、落井実結子、渡辺いっけい、東ちづる、宅麻伸、春風亭昇太、辰巳琢郎、渡辺梓、窪塚俊介、山田邦子、小倉蒼蛙、堀内正美、松木路子、磯村みどり、高島礼子、船越英一郎 ほか
配給:現代ぷろだくしょん 2024年/日本/ 114分/ カラー
【チケット】前売券:1300円 当日券:一般1800円 大学生:1500円 小中高生:1000円 障がい者手帳をお持ちの方:1000円 未就学児:無料 チラシ持参者:一般1500円 小学生800円