【伊藤 悦子】 27日放映された土浦市のインターネットテレビ、VチャンネルいばらきNEWSつくばチャンネルは、フリーアナウンサーの小村悦子さんをゲストに招いた。小村さんは、自身がMCを務めるつくば市のコミュニティラジオ、ラヂオつくばの番組で、小学生にアシスタントパーソナリテーを務めてもらう企画に取り組んだ。小村さんに話を聞いた。
小村さんがキャスターを務めるラジオ番組「つくば You’ve got 84.2(発信chu)!(つくば ゆうがたはっしんちゅう)」に、23日つくば市内の小学生2人がアシスタントパーソナリティーとして生出演した。これは新型コロナウイルス感染予防のため臨時休校中の小学生に思い出を、と小村さんが企画・募集した。
小村さんは2月ごろからイベントが次々と中止になっていることや、新型コロナウイルスに対する得体のしれない怖さを感じていたが、必要以上に暗くならないよう心掛け、何かできることはないかと考えていた。
そこで、以前、小村さんに憧れているという小学生の女の子をアシスタントパーソナリティーとしてラジオに招き、大変喜んでもらったこと思い出した。また突然の休校に卒業式も卒業制作もできなくなって、がっかりしている小学6年生の記事を新聞で読み、臨時休校中の小学生にラジオに出てもらうことで「いい春だった、楽しかった」と思ってもらえたらいいなと思い付いたと話す。
「途中で投げ出さない」など約束事を記載してSNSなどで募集、応募してきたつくば市内の小学4年生の女の子、5年生の男の子の出演が実現した。
最初は少し心配したが、2人ともしっかり取り組んでくれたという。途中で話す内容を増やしたが、きちんと対応でき、最後は深々と頭を下げて、お礼を言ってくれたことがうれしかったと振り返った。
今後も長期休暇の際に募集する可能性があることや、新学期も学校の状況によっては、放課後の時間に出演してもらうかも、と笑顔で語った。今後、小学生のアシスタントパーソナリティーを募集する際は、小村さんのツイッターやフェイスブック、番組放送中で告知する。