木曜日, 5月 2, 2024
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広域レンタサイクル割引中 茨城国体に合わせ 9-10月

【山崎実】9月28日からの茨城国体と、10月12日からの障害者スポーツ大会開催に合わせて、「つくば霞ケ浦りんりんロード利用促進協議会」(会長・大井川和彦知事)は、9、10月の平日限定で、広域レンタサイクルの利用料金割引を行っている。 県外からたくさんの来場者が見込まれることから、国体開催に合わせて茨城県の魅力を多くの人に体感してもらおうと実施する。県内・県外を問わず割引を利用できる。 実施期間は、9月2日から10月31日までの平日で、利用時間は午前9時~午後4時。車種別の通常料金と割引後の料金は次の通り。 クロスバイク1500円→1000円▽ミニベロ1500円→1000円▽ロードバイク2000円→1500円▽Eバイク(電動アシスト付きクロスバイク)3000円→2500円▽タンデム自転車4000円→3500円。 10月からは広域レンタサイクルの貸出拠点施設として新たに鹿島セントラルホテル(神栖市大野原、電話0299-95-5511)が追加され、合計11カ所での貸出・返却が可能になる。 レンタサイクルの予約は、利用日の3日前までにラクスマリーナに電話(029-822-2437)またはファックス(029-826-2839)またはメール(rental-bicycle@ibaraki-cycletourism.com)で予約する。問い合わせはラクスマリーナ(電話029-822-2437)。 ➡つくば霞ケ浦りんりんロードに関する過去記事はこちら

霞ケ浦でボートサーフィン 県外から人気上昇

【田中めぐみ】サーフショップ「茨城ボートサーフィン」(龍ケ崎市、遠藤知之代表)が、霞ケ浦で開催しているボートサーフィンが人気だ。ボートを走らせ、ボートの後ろに発生する波に乗って楽しむスポーツで、ボートで作る「永遠の波」を求めて、東京や埼玉、千葉からサーファーたちがやってくるという。 毎年4月末から11月中旬ごろまで開催しており、今年で4年目となる。梅雨明けにはシーズンを迎え、例年繁忙期には1カ月に20日間以上の予約があるという。ボードの上に立って波に乗るサーフィンだけでなく、ボディボードの練習もでき、女性にも好評だ。 代表の遠藤さんによると、ボートサーフィンは、海でのサーフィンとは異なり、波を待つ必要がなく、連続して波に乗ることができるため、海で練習するよりも早く上達できるという。また、風が強くて波の状態が悪く、海に出られない時でも、霞ケ浦ならサーフィンができる場合があるそうだ。練習を充実させ、技を磨きたいとプロサーファーが訪れることも多いという。 やり方は、まずボートで沖まで行き、その後ボートの後ろでロープを持ち、サーフボードの上に腹ばいに寝そべった状態で引っ張ってもらう。サーフボードが波に乗ったら手からロープを離し、サーフボードの上に立ち上がる。 波の大きさ、速さは好みに応じて調整できるが、基本的には海の波と同じスピードでボートを操縦して、海と同じ大きさ、高さの波を作ってくれるという。何度も同じ波に乗ることで、苦手な技を繰り返し練習し、習得することができるそうで、船尾とサーファーの距離が近いため、友達同士で参加して声を掛け合い、フォームをチェックし合ったり、動画・写真を撮影したりするのも簡単だ。 自身も35年サーフィンを続けているという遠藤さんは「ボートサーフィンは県内の方だけではなく県外からもたくさんのサーファーが来てくれている。ボートサーフィン1回は海での練習の10倍以上と言われるほど濃い内容の練習ができ、1年前にサーフィンを始めた方が信じられないくらい上達している。初心者からプロまで幅広く、自分の目標に沿った練習が出来るのがボートサーフィンの特徴。地域のみなさんも是非、挑戦してみてください。」と魅力を語る。 ボートは土浦市川口、土浦港のヨットハーバー、ラクスマリーナから出航している。料金は1時間1万3000円で、最低2人、2時間以上から運行。団体貸し切りも可能。天候によっては中止する場合もある。ボードなどのレンタルもある。 ◆「茨城ボートサーフィン」龍ケ崎市貝原塚町3717-1 オーシャンプレイス1F 予約・問い合わせは、電話090-1602-7312 (茨城ボートサーフィン・遠藤さん)。 フェイスブックメッセンジャー・インスタグラムでの予約・質問も可能。 インスタグラム https://deskgram.net/boat_step フェイスブック  https://www.facebook.com/茨城ボートサーフィン-1128319013922247/ https://youtu.be/Xush3yATlLk

【夏休み特報】㊦ 最新のアウトドアグルメも つくば・土浦BBQ

きょうから夏休み。「夏休み特報」第2弾は、家族や友人で楽しめるつくば、土浦のバーベキュー(BBQ)施設5カ所を紹介する。最新のバーベキュースタイルで多様なアウトドアグルメを楽しめる民間施設や、お手頃価格の市営施設など様々な楽しみ方ができる。食材の配達から器材のレンタル、準備から片付けまですべてお任せできる業者もあり、今や手ぶらもOKだ。お盆のころには、帰省した子供や孫たちと、実家近くで楽しむ3世代バーベキューも定着しつつあるという。いずれの施設も早めの予約が必要だ。【構成・鈴木宏子】 最新スタイルで味わう野趣 フォンテーヌの森 つくば市吉瀬の里山に作られた老舗のオートキャンプ場「フォンテーヌの森」内にあるバーベキュー場、ダイニングガーデンは、ウッドデッキに150席が設けられている。アメリカンスタイルのいかついコンロで焼く野性味あふれた極厚の肉など、新しいアウトドアグルメが味わえる。 夏休み期間中、無休。午前10時~午後3時のデータイムと、午後4時~9時のサンセットタイムの2つ時間帯があり、食材の持ち込みの有無で「持ち込み」か「手ぶら」かを選べる。ともにコンロや燃料など道具類はレンタルOK。持ち帰りのごみ以外の後片付けはほとんどお任せできる。 参考価格(税別、かっこ内の子供は3歳がら小学生)は、持ち込みの場合で大人1000円~(子供650円~)、手ぶらは大人2400円~(子供1000円~)=2日前までに要予約。飲み物類は併設の売店で購入できる。 ▽つくば市吉瀬1247-1 電話:029-857-2468 URL:www.rural.gr.jp 霞ケ浦を満喫 ラクスマリーナ 霞ケ浦に面した土浦駅から徒歩10分の場所にあるラクスマリーナ(土浦市川口)のバーベキュー場は、併せて、カヌーやヨット、サイクリングなどが体験でき霞ケ浦を満喫できるのが特徴だ。温泉が湧き出るため足湯につかることもできる。 オートキャンプ場やテントで宿泊したり、クルーザーでぜいたくな宿泊体験ができるグランピングボートなどもあり、宿泊しながらバーベキューとマリンスポーツを体験することもできる。 バーベキュー施設は計100人ほどが利用でき、食材「持ち込み」と「手ぶら」いずれも可。利用時間は午前10時~午後5時。入場料は1人300円、駐車料金は普通車が日帰り500円。バーベキュー器材レンタル料は2~4人用が3時間1000円など(いずれも税込み)。 ▽土浦市川口2-13-6 電話:029-822-2437 URL:http://www.lacusmarina.com/introduce/campbbql.html おススメ№.1 豊里ゆかりの森 県内どこにでもバーベキューの食材や機材を配達し、準備から後片付けまですべてやってくれるバーベキュー宅配出張サービス会社「出張BBQ満福茨城」がランク付けする県内の薦めバーベキュースポットのナンバー1が、つくば市遠東、市営の豊里ゆかりの森のバーベキュー施設だ。 約12ヘクタールのアカマツとクヌギの平地林の一角にある。木立の中に26基の野外炉があり、最大260人が利用できる。平地林にはカブトムシやクワガタもいて採取し持ち帰ることもできる。 出張-の澤村圭太事業部長によると、ナンバー1の理由は、①研究学園駅から車で10分の立地にあり街中で楽しめる②屋根付きサイトがあるため雨天でも可③駐車場からすぐのため荷物の持ち運びが楽④最大260人収容でき団体にもお薦め⑤近くに大型商業施設があり食材調達が安心⑥料金が安い⑦アスレチックが充実⑧受け付け対応が親切でフレンドリー―と、8つの理由を挙げる。 利用時間は午前10時~午後3時と、午後4時~9時の時間帯がある。バーベキュー場の使用料は1人210円(税込み、小学生以上)。鉄板、網、調理器具などのレンタルも可。木炭なども販売している。 ▽つくば市遠東676 電話:029-847-5061 URL:http://www.tsukubaykr.jp/index.html 自然体験施設に併設 筑波ふれあいの里 筑波山麓にある市営の自然体験施設。実習館やコテージ、キャンプ場で宿泊もでき、そば打ちや染色体験などもできる。長さ100メートルのローラースライダーもある。 バーベキュー施設は11卓ある。利用時間は午前9時~午後4時30分。夜間は宿泊者のみ利用可。110人が利用可能。使用料は1人210円(税込み)。利用時間は午前9時~午後4時30分。夜間は宿泊者のみ利用可。 ▽つくば市臼井2090-20 電話:029-866-1519 URL:http://www.tsukubafri.jp/ 近くには大型プール 霞ケ浦総合公園レストハウス水郷 霞ケ浦に面した土浦市霞ケ浦総合公園内のレストラン「レストハウス水郷」脇にバーベキュー施設がある。園内には自然観察施設、水生植物園、プール、体育館、テニスコート、日帰り入浴施設があり、一日中楽しめる。80メートルの直線スライダーやチューブスライダー、流れるプールがある「ヒューナックアクアパーク水郷(水郷プール)」は子どもたちに人気だ。 バーベキュー台は6台すべてが東屋付きの全天候型。最大70人まで利用できる。利用時間は午前11時~午後4時。月曜定休。利用料金は「手ぶらでバーベキュープラン(2時間12人まで)」が食材1人1000円、炉貸し出し1台3000円。「食材持ち込みプラン(2時間12人まで)」が炉貸し出し1台6000円。料金はいずれも税込み。 ▽土浦市大岩田622-1 電話:029-824-9403 URL:http://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page001059.html ➡【夏休み特報】㊤はこちら

霞ケ浦から2020年東京パラリンピックへ カヌー代表を目指す2選手

【田中めぐみ】パラリンピックのカヌー競技(パラカヌー)の普及や選手発掘、育成のための拠点となっている土浦市川口のヨットハーバー、ラクスマリーナで6日、「パラマウントチャレンジカヌー」イベントが開催され、2020年東京パラリンピックへの出場を目指す強化育成選手の小山真さん(38)と我妻進之さん(48)が参加した。 イベントは、水上のバリアフリーを体験して欲しいと日本障害者カヌー協会(東京都港区、吉田義朗会長)が一般向けに開いた。パラカヌーは2016年リオデジャネイロ大会からパラリンピックの正式競技に採用されている。 パラカヌーは、パドル(櫂)を使ってカヌーを漕ぎ、200メートルのタイムを競う短距離競争。公平に競うため、障がいの程度や運動機能によりL1からL3の3つのクラスに分けられている。小山さんと我妻さんは同じL3クラスの選手だ。 小山さんは10歳からカヌーを始め、昨年のパラカヌー海外派遣選手選考会で優勝。今年3月の同選考会2位入賞。昨年ラクスマリーナにパラカヌーの拠点ができてから、主に霞ケ浦で練習をしているという。 我妻さんは、元々はパラバドミントンの選手で、カヌーを始めて1年。東京パラリンピックへはカヌーとバドミントン2種目での出場を目指す。主に宮城県の鳴瀬川で練習しており、この日は同イベントのためにラクスマリーナを訪れた。「国内は天候が安定せず、風と波が立ってしまうと練習が難しい。天候が悪いと記録にも結び付かない」とカヌー競技の苦労を話す。 同種目の東京大会での出場枠等は未定だが、「クラスの同じライバル同士、お互いを沈めてしまいたい」と笑いながら冗談を言い合う2人。小山さんは「今年3月の大会で準優勝だったので、9月の日本パラカヌー選手権大会では必ず優勝してパラリンピック出場の枠を勝ち取りたい」と意気込みを語った。

国内外ランナー2万252人集結 かすみがうらマラソン14日号砲

【谷島英里子】14日開催のかすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン2019(土浦市、かすみがうら市など主催)は11日までに、大会事務局まとめで世界17の国・地域と47都道府県から合わせて2万252人のエントリーに達した。 内訳は、かすみがうらマラソン▽フル男子11577人、女子1652人▽10マイル男子3773人、女子1596人▽5キロ男子643人、女子576人。国際盲人マラソン149人。かすみがうらウオーキング286人。 土浦市川口運動公園周辺をスタート、かすみがうら市歴史博物館先を中間点とし、川口運動公園のJ:COMフィールド土浦をゴールとする湖岸周回コースで競われる。マラソンの最初のスタートは10マイルの部で午前9時20分から。その後順次スタートする。ゲストランナーはミュージシャンのパッパラー河合さん、女優・ヨガインストラクターの松本莉緒さん。 開催当日は午前10時から午後5時まで、土浦市川口のモール505にランナーズビレッジが開設され、地元飲食店のブースが並ぶ。毎年好評のカレースープ鍋もあり、ゼッケンを持参したランナーは無料で味わえる。ほかにレンコンの粉末を使った「れんこんめん」の無料配布(午前10時30分~午後1時30分~、各先着100人)、お笑いや音楽のステージイベントが繰り広げられる。 マラソン会場すぐのラクスマリーナでは、およそ4キロを競うカヌーレースを開催、参加者を募集している。午前8時に集合し、10時30分ごろにスタートする。参加費は500円(保険代込み)で、中学生以下の参加は保護者同伴。昼食と参加証が発行される。

手こぎボートで桜のトンネル楽しんで 満開の土浦・新川

【谷島英里子】川面に覆いかぶさる桜のトンネルで知られる、土浦の桜の名所、新川で、手こぎボートを体験しながら満開の桜を楽しむイベントが6、7日に開催される。水面から見上げる桜の美しさを知ってもらおうと、霞ケ浦で遊覧船を運行するラクスマリーナが実施する。 新川は両岸に約200本のソメイヨシノの並木があり、花見客やカメラマンでにぎわう。手こぎボートを楽しめるのは土浦税務署近くの神天橋(同市真鍋)付近。2人乗り用と4人乗り用が計4隻あり、料金は1隻30分間500円。乗り込む前にこぎ方のレクチャーがあるため、初心者でも気軽にチャレンジできる。 3月30、31日にも行われた。5日の試乗会では「手こぎのボートだから岸沿いの桜に近づきやすい」「川の流れはゆったりしていてのんびりできる」などと好評だった。 ラクスマリーナの秋元昭臣専務は「桜のトンネルも、散って水面に浮かぶ桜も美しく見応えがある。この時期しか楽しめないのでぜひ体験してほしい」と話している。 出港時間は両日とも午前10時、11時、正午、午後1時、2時、3時。問い合わせはラクスマリーナ(電話029-822-2437)まで。 https://youtu.be/oDWwdNK4iV4

日本初 クルーザーでグランピング体験を 霞ケ浦

【鈴木宏子】霞ケ浦に開けた土浦港のラクスマリーナ(土浦市川口、社長・五頭英明副市長)に1日、クルーザーでぜいたくな宿泊体験ができる日本初の「グランピングボート」がお目見えした。4月から宿泊できる。 桟橋に係留された大型モーターボートに宿泊したり、船上パーティーを開いたりできる。航行しない状態のためボートやヨットの所有者でなくても、船舶操縦免許がなくても利用可能だ。 グランピングはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テントを張ったりしないで済む快適空間でのキャンプスタイル。秋元昭臣専務は「波の音を聞きながら、夜には湖面を流れる月の光やきらめく土浦の街を楽しみ、翌朝は日の出と静かに羽を休める水鳥を見るなど、非日常的な空間を楽しんでいただければ」と話し、「水辺に来て霞ケ浦を知ってもらうきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。 同マリーナは2016年にキャンプ場やバーベキュー施設を開設。利用者から「雨の日や風が強い日に宿泊できるところがほしい」と要望があった。同マリーナには、ベッドやシャワー、調理器、冷蔵庫などが装備されているボートやヨットがあることから、宿泊施設として活用する。 5~6人が宿泊できる全長約8.8メートルの大型艇1隻(面積17平方メートル)と、4~5人用の全長約8.2メートルの2隻(面積各16平方メートル)の計3隻が利用できる。将来はヨットでも宿泊できるようにする。 食事は、料理を持ち込んだり、キャンプ場でバーベキューをしたり、ビザなどの宅配を注文したりできる。食材を持ち込んで簡単な調理をすることもできる。クラブハウスのシャワーや風呂も利用できる。 1日は開所式が催され、関係者にグランピングボートがお披露目された。日本海洋レジャー安全・振興協会関東事務所の杉山裕子さんは「キャンピングを水上に持ち込んでの企画は、国内で未開発なので期待している」と語っていた。 ほかに1棟3人が宿泊できる移動可能なトレーラーハウス(面積10平方メートル)も新たにお披露目された。 ◆利用料金(税別)は▽グランピングボート1隻1泊1万5000円(7~9月は2万円)=飲食や寝具などの持ち込みが必要=▽夕食(バーベキュー)と寝具付きの場合、5~6人用ボートが1人8000円(7~9月は1万円)、4~5人用が同6000円(同8000円)▽トレーラーハウス(3人用)は1棟1泊8000円(7~9月は1万円)、夕食と寝具付は1人6500円。申し込み・問い合わせは電話029-822-2437(ラクスマリーナ)

40年ぶりの2人展 土浦市民ギャラリー

【鈴木萬里子】「安東克典×西丸式人(さいまる・のりと)二人展」がアルカス土浦(同市大和町)1階の土浦市民ギャラリーで開かれている。共に土浦一高、東京芸術大学で学んだ先輩西丸さんと後輩安東さんが、学生時代に1度だけ開催した二人展を40年後の今、再び開いた。現在2人は都内在住だが、故郷土浦に市民ギャラリーが誕生したことがきっかけで再び組むことになったという。 安東さんは人生の深みを描いた肖像画と心象風景を描いた色鉛筆画34点を、西丸さんは最新作を含む水彩画36点の計70点を展示している。 安東さんは資生堂宣伝部に所属し、デザイナー、アートディレクターとして「君のひとみは10000ボルト」など数々のキャンペーンに携わった経歴を持つ。2004年頃から水性色鉛筆で描く「心象画」を発表し、現在「生きる」をテーマに作品を描いているという。「一般に想像されるのとは違った、色鉛筆で重厚な作品作りをしていきたい」とも話していた。 西丸さんは水彩アーティストとして毎年、都内を始め各地で個展やグループ展を開いている。現在彩画会アスールを主宰し、多数の書籍出版がある。毎年国内外を問わず写生ツアーを主催している。開催初日の17日には東京教室の生徒を多数連れ、絵画鑑賞後に同市川口のラクスマリーナで写生会を実施したという。 土浦駅前にオープンしたばかりの同ギャラリーを見に来て同展に立ち寄ったという千葉県柏市と松戸市の70代の女性2人は「人物を描くのは難しいのに、やっぱりプロは違うと実感した。素晴らしい」「色彩がとてもきれい。作者の目線が面白い」と述べ「これからもプロの作品展があれば常磐線1本なので訪れたい」「駅もきれいだし1日楽しみたい」と話していた。土浦市の60代の男性は「絵の新鮮さ、いきの良さが感じられる」と話した。 ◆会期は22日(日)まで。開館時間は午前10時~午後6時(最終日は4時まで)。入場無料。作品は全て購入可能。原画だけでなく、デジタル印刷のジグレー版画も購入できる。問い合わせは安東さん(電話090・2331・1473)、西丸さん(電話03・3451・0345)

霞ケ浦に海洋少年団設立 舟艇体験通し青少年育成

【谷島英里子】霞ケ浦に親しむことを通じて青少年育成を図ろうと、霞ケ浦海洋少年団の結団式が15日、土浦港のマリーナを運営する土浦市川口2丁目、ラクスマリーナで開かれた。 幼稚園児から小学生まで17人が入団した。結団式で五頭英明団長(土浦市副市長、ラクスマリーナ社長)が「少年少女たちが霞ケ浦に親しみ、学び、海洋国日本の時代の担い手として心身ともに健康でたくましい人間に成長するよう育成に努めたい」とあいさつ。 団員を代表して龍ケ崎市立城ノ内小6年の市原遼人さん(11)が「僕たちは地域と社会への感謝を忘れず、海洋少年団の伝統を受け継ぎ伝えることを誓います」宣誓した。 海洋少年団は、幼稚園児から高校生までの男女が海などでの団体活動を通して、社会生活に必要な道徳心や心身共に健康でたくましい人間育成を行う。 団員らは今後、ラクスマリーナが主催する、子どもも高齢者も障害者も誰もが楽しめるマリンスポーツイベント「誰でも楽しもう霞ケ浦」での活動や、カッターやカヌーなどの舟艇体験、航海訓練などを行う。

《泳げる霞ケ浦へ》6 北海道の支笏湖と首都圏の霞ケ浦

【コラム・霞ケ浦市民協会】北海道に旅をして、支笏湖という湖に出合いました。支笏洞爺国定公園内にある最大水深360m、平均水深265.5mのカルデラ湖。田沢湖(秋田県)に次いで日本で2番目に深い、日本最北の不凍湖です。面積が琵琶湖(滋賀県)に次いで2番目の霞ケ浦は、最大水深7m、平均水深4mと支笏湖と比べれば浅く、湖の成り立ち、流域の人口、気候、風土、特性など全く違う条件で存在しています。 今回は先ず、支笏湖河畔にある「丸駒温泉旅館」の露天風呂を紹介します。大浴場から続く渡り廊下の先にあるのが、全国に20カ所しかないといわれる「足元湧出湯の天然露天風呂」です。浴場と湖を岩場で隔てただけの野趣あふれる造りは、創業当時から変わらぬ姿を守り続けています。 お湯は、支笏湖の湖水と同じ無色透明で、約50度の源泉は玉砂利の敷かれた足元から湧き出ています。熱い時、ぬるい時、天候や季節に合わせ、湖に繫がる水門に敷いた砂利の高さで温度調整しています。支笏湖の水が行き来していることを感じながら湯に浸かっていると、趣を感じ、ぜいたく感が増します。 湯面は、支笏湖の水位と同じで、雨の多い時期は水位が上がり、冬は逆に下がります。雨の多かった2000年6月は、80年ぶりに150cmも上がり、露天風呂の深さが160cmにも達したそうです。今、立ち飲みや立ち食いが流行ですが、流木でカウンターを造れば「立ち湯で立ち飲み」もできそうです。 話を霞ケ浦に戻します。その湖畔には、葉山や逗子のようなイメージの「ラクスマリーナ」というヨットハーバーがあります。10年前、近くに、ツインタワーマンションとマリンリゾート・温泉施設が出来る予定でしたが、開発は頓挫してしまいました。 今は、足湯と遊覧船乗り場があり、遊覧船で沖まで行くと、ユリカモメが何処からともなく追いかけて来て、餌やりが楽しめます。指の先から直接パンの耳を加えていくユリカモメもいます。船乗り場から車で約10分の霞ケ浦総合公園内には、「霞浦の湯」という温泉施設もあります。湖を一周するサイクリングロードも整備され、霞ケ浦の楽しみ方も増えて来ました。 大自然の中の支笏湖と首都圏にある霞ケ浦の環境の違いには驚かされ、どうにもならないもどかしさの中で、大自然への憧れを抱きながら生活している今日このごろです。(羽方昇 霞ケ浦市民協会副理事長)

【GW】まだ間に合う! お出掛け情報㊤ 手ぶらでサイクリング

【鈴木宏子】最大で9連休のゴールデンウイーク(GW)がスタートした。県内の行楽地では家族や友人、一人でも楽しめる多彩な催しが用意されている。GW後半に向け、日帰りで楽しめる「GWまだ間に合う! 県内お出掛け情報」を2回に分けお届けする。第1回は手ぶらで楽しめるサイクリングを紹介する。 筑波山や霞ケ浦をめぐる全長約180㎞の自転車道「つくば霞ケ浦りんりんロード」は、玄関口の土浦駅ビルに3月末、サイクリングを楽しむ拠点施設「りんりんスクエア土浦」がオープンするなど、自転車を楽しむ環境が充実してきた。 GW中は、手ぶらで土浦駅に来てレンタサイクルを借り、同駅東口そばの土浦港から遊覧船に自転車を載せて、クルーズとサイクリングを楽しむ「霞ケ浦広域サイクルーズ」や、土浦の街なかを自転車で楽しむ散策ツアーなどが用意されている。 5月は自転車月間。昨年5月に「自転車活用推進法」が施行され定められた。同月間に合わせて5月1~31日まで、つくば霞ケ浦りんりんロード沿線の10カ所どこでも自転車を乗り降りできる「広域レンタサイクル」(県と土浦、つくば市など8市町が実施)の利用料金が1000円になる特別割引が実施される。通常利用料1日1500~2000円のロードバイク、ミニベロ、クロスバイクが3~5割引で利用できる。 県地域計画課によると同コースを走る自転車愛好者は、県が環境整備をスタートさせたころの2015年度は約3万9000人だったが、昨年の17年度は2倍近い5、6万人に増えたと推計されている。東京五輪が開かれる20年には琵琶湖と並ぶ10万人を目標にしている。各市の沿道には、まんじゅう店、かりんとう店、大盛りカレーの店など、自転車愛好者の間で話題を集める立ち寄り店も出てきているという。 玉造港にも寄港 霞ケ浦サイクルーズ 「霞ケ浦サイクルーズ」は土浦港のヨットハーバー、ラクスマリーナを出航し自転車を載せて潮来までを結ぶ。霞ケ浦クルーズと湖岸のサイクリングを一緒に楽しんでほしいと県と土浦市が、遊覧船を運航するラクスマリーナと実施している。潮来港のほか、今年から対岸の霞ケ浦ふれあいランド(行方市)そばの玉造港に立ち寄るコースが新たにできた。出発地の土浦港ラクスマリーナで広域レンタサイクルを借りることができる。GW後半の運航日は5月3日と5日、いずれも午前9時30分に土浦港を出発、玉造港と潮来港に立ち寄り土浦港に戻る。遊覧船の乗船料は玉造港、潮来港までが500円。事前予約が必要。申し込みは電話029・822・2437(ラクスマリーナ)。 見て食べて探索 つちうら散走ツアー 自転車に乗って土浦市内を散策し、見たり、食べたり、探索したりするツアー。ジオパークをテーマに上高津貝塚や霞ケ浦を巡り土浦市内を散策しながら、昼食や軽食をとる。同市がル・サイクと実施する。5月4日午前10時、土浦駅プレイアトレ1階りんりんスクエア土浦内ル・サイク土浦店に集合。参加費3000円(レンタサイクル、保険、昼食・軽食代、ガイド料込み)。募集対象は中学生以上、定員20人。申し込みは電話029-846-3192(ル・サイク土浦店) 【レンタサイクル】自転車月間の5月中、1日1000円で利用できる広域レンタサイクルの乗り降り場所は、土浦市内は駅ビルのりんりんスクエア土浦、土浦まちかど蔵大徳、土浦港ラクスマリーナの3カ所、つくば市はつくば駅前のつくば総合インフォメーションセンターで利用できる。3日前までに予約が必要。予約は電話029・822・2437(ラクスマリーナ)。ほかに土浦駅ビル、プレイアトレ1階ル・サイク土浦店(1日1500~3500円、電話029・846・3192)▽同地下1階(「ハローサイクリング-どこでも借りれる自転車シェア」の専用アプリに会員登録が必要、24時間2500円)▽土浦市中央、まちかど蔵大徳(1日1000円、電話029・824・2810同市観光協会、予約受付なし)などでも利用できる。

ドラゴンボートでお花見

桜川お花見はドラゴンボートに乗って川から楽しみましょう 土浦市桜まつり期間に20人でドラゴンボートを漕ぎながら両岸470本の桜を愛でる。今年で6回目、初心者でもOK。陸上での事前練習しライフジャケットを着用して乗船する。 実施日  4月1日(日)、予備日4月2日(月)、荒天中止 実施場所 桜川 学園大橋下流河川敷 (花火桟敷席) 集合時間 ①9:30 ②10:30(30分漕ぎ方を練習) 乗艇時間 ①10:00~10:45 ②11:00~11:45 コース  花火桟敷席河川敷⇔銭亀橋 約500m 銭亀橋でUターン 駐車場  学園大橋北側より下りた河川敷(100台) アクセス キララバス 生田西から徒歩5分 費用   大人1,000円 子供500円(保険料など) 募集人員 先着76人(小学生以上、保護者同伴 子供だけの参加は不可) 主催   ラクスマリーナ 共催   土浦B&G海洋クラブ、セイラビリティー土浦 後援   土浦市、土浦市教育委員会、土浦市観光協会(予定) 協力   筑波大学、筑波学院大、つくば国際大学、他 (予定) 連絡先  〒300-0033 土浦市川口2-13-6 ラクスマリーナ TEL029-822-2437 FAX029-826-2839 担当 大里恭子

「霞ケ浦に外国人観光客呼び込みたい」留学生が真剣に考えた その答えは―

【橋立多美】インド洋に浮かぶ島、スリランカ生まれのリヤナアラッチゲ ハシタ ガラシャーン サマラヴィクラマさん(26)は、筑波学院大学(つくば市吾妻)に在籍する留学生。名前が長いのはスリランカでは常識で自称「ハシータ」。ほりの深い顔だちで笑顔が優しい。来春卒業後は、日本製の車や母国の紅茶などを交易する会社を設立したいと学業に励んでいる。 同大学は、学外活動を通して社会に貢献する意欲を育むOCP(オフ・キャンパス・プログラム)を実践している。2年生のハシータさんは霞ケ浦の玄関口にあるヨットハーバー、ラクスマリーナ(土浦市川口)で、年4回開催されている「誰でも楽しもう霞ケ浦」の運営に関わった。年齢や経験、障害の有無を問わず水上体験ができる催しで、セイラビリティー土浦(代表・秋元昭臣ラクスマリーナ専務)が主催している。 カヌーやヨット、ゴムボートなどのマリンスポーツの操船を覚えてから会場の設営、乗船の介添えなどを行った。乗船客とはゼスチャーを交えて交流し、出会った人からの「ありがとう」は今も忘れられないという。 OCP活動は、3年生になると地域への貢献を意識した企画立案と実現に取り組む。翌年ハシータさんは霞ケ浦のマリンスポーツに外国人参加者を増やすため、「誰でも楽しもう霞ケ浦」の一環として「外国人を対象としたバリアフリーヨット活動」を企画。年4回(5月の子どもの日、7月の海の日、8月の土浦キララ祭り、10月の体育の日)のイベントに毎回外国人20人の参加を目標にした。 いつもイベントの1週間前にSNSで友人ら1600人に参加を呼びかけた。このうち土浦近辺に住んでいる外国人は約80人で閲覧者160人が「いいね!」ボタンを押してくれた。しかし8月のイベントまで参加者はいなかった。最後の10月は目標に到達したいと、アルバイト先のコンビニにポスターを貼ったり声掛けをして手応えがあったが、悪天候でこの日も外国人参加者はゼロ。「ショックだった」と振り返る。 ハシータさんは外国人ゼロの理由を考えてみた。忙しい、興味がないといった返答もあったが、多かったのが「安全じゃない」と「アクセスが悪い」だった。 ラクスマリーナでは、乗船者はライフジャケットの着用と保険加入が必須で、複数のスタッフが常時監視している。「安全面の情報をきちんと伝えるべきだった。広報の難しさを実感しました」と話す。「アクセスが悪い」については「歩いて案内できる良い場所」と捉える。JR土浦駅から徒歩15分の道すがら土浦のまちを案内できると柔軟な考えだ。 ハシータさんが意外に感じたのは日本の友人の「霞ケ浦の水は汚いから近づきたくない」だった。1970年代のひどい悪臭を伴うアオコ発生が、地元に霞ケ浦イコール汚いのイメージを根付かせた。現在は水質が改善している。ハシータさんは「霞ケ浦はマリンスポーツを身近に楽しめる好適地。(水質は)気にならない」と話した。 昨年の痛い経験にめげず、ハシータさんは5月5日の子どもの日に「外国人を対象としたバリアフリーヨット活動」を開催する。目標は30人。外国人の視点に立ち、地域のアミューズメント施設の広報に知恵を絞っている。 ※来日後の暮らしをつづったハシータさんのエッセーが、17日付けで筑波学院大学の留学生エッセー9に掲載されています。

《留学生エッセー》9 スキル磨いて起業家に

経営情報学部経営情報学科3年 リヤナアラッチゲ ハシタ ガラシャーン サマラヴィクラマ 5年前、最愛の母を亡くして無気力になっていた私を心配した叔父に旅行に誘われて、スリランカから日本に来ました。叔父は母の弟で、筑波大学留学生センターで日本語の指導を受けた後、筑波大学で民俗学を学んで通訳になりました。叔父にキャンパスを案内されながら、中学生の頃から考えていた日本とスリランカを結ぶ貿易会社設立を思い出しました。自分も叔父のように日本語を習得して大学に進み、貿易会社を起業したいと強く思い、帰国せずに筑波学院大学国際別科に入学しました。 ゴルフ場の草刈りやレストランの洗い場などでアルバイトをしましたが、話す人のいない辛さと寂しさから何度も「帰りたい」と思いました。気弱だった私を成長させてくれたのは、国際別科担当で経営情報学科准教授の金久保紀子先生でした。亡き母は幼稚園の先生で「子どもはみんな自分の子」と等しく園児を可愛がりました。その母に似た金久保先生に出会ったことで落ち着きを取り戻し、日本に馴れることができました。 ■地域や弱者のために活動 2015年春、筑波学院大学に入学。ITを活用するプロを目指す「情報デザイン」コースをメーンに、経営学や流通など起業に必要な知識を取得できる科目を履修しています。勉強とアルバイトで忙しい毎日ですが充実しています。17年に結婚したスリランカ人の妻は、私の夢が実現するよう応援してくれます。 筑波学院大学には学生が地域社会に貢献する科目があり、霞ケ浦にあるヨットハーバー・ラクスマリーナで高齢者や障害を持った人もマリンスポーツを楽しむイベントを体験しました。「できるだけ手助けを」と、高齢者施設に通う母を見ていたことでボランティアに興味があり、乗船の介助をしたりして心を通わせることができました。スリランカは17年5月に発生した豪雨による水害で多くの人が財産や家を失いました。日本で不要になった物を船便で送る「桜スリランカ支援団体」のボランティア活動にも参加しました。 ■両国に有益な貿易を 卒業後は日本の貿易会社に2年程勤めて、経営現場の知識を得るつもりです。そして日本とスリランカ両国に役立つ貿易会社を日本で設立する計画です。輸出するのはスリランカで最も人気のある日本車と電気製品、農業や建設機械。輸入するのは食品や紅茶、薬用ハーブ、宝石や美術品などを考えています。

マリンウイーク優秀活動に 「誰でも楽しもう霞ケ浦」

【鈴木宏子】土浦港のヨットハーバー、ラクスマリーナ(土浦市川口)で年4回程度開催されているカヌーやヨットなどを体験するイベント「誰でも楽しもう霞ケ浦」が、日本マリーナ・ビーチ協会(東京都千代田区)の2017年度マリンウイーク優秀実施団体に選ばれた。8日、パシフィコ横浜で開かれる「ジャパンインターナショナルボートショー」で表彰される。 障害者も、健常者も、初心者も、だれでも水上スポーツを楽しめるイベントとして2005年にスタートした。地元高校のヨット部OBや、ヨット愛好者ら約60人のボランティアが、自分のヨットやカヌーなどを無料で貸し出し、漕ぎ方を教えたり、参加者の安全を見守るなどしてイベントを支えているのが特徴だ。県内のほか東京、千葉、埼玉など首都圏から毎回50~300人近くが参加している。 セイラビリティー土浦(代表・秋元昭臣ラクスマリーナ専務)が主催する。ヨットハーバーのバリアフリー化に取り組んでいた同マリーナが、初心者でも操縦できる転覆しないヨット、アクセスディンギーの存在を知り、障害者にも水上スポーツを楽しんでもらおうと導入したのがきっかけ。イベントを通して、水上スポーツのバリアフリー化のノウハウを一つひとつ蓄積している。 これまで10年以上継続して開催されてきた活動が「多くのボランティアの支えで、国籍、年齢、性別、障害の有無にかかわらず、幅広い市民や子どもたちにマリンスポーツの楽しさを伝えている」として評価された。17年度の表彰団体5団体のうちの一つ。 秋元代表は「毎回60~65人のボランティアが来てくれる。そういう人たちに支えられてやってこられた。その人たちに感謝すると同時に、今後もだれでも水に親しめるイベントとして続けていきたい」と話している。

コラムニスト紹介

坂本栄 《吾妻カガミ》 【さかもと・さかえ】土浦一高卒。1970年、一橋大社会学部卒、時事通信入社。ワシントン特派員、経済部長、解説委員などを経て、2003年退社。同年から10年間、旧常陽新聞新社社長-会長。現在、内外情勢調査会-茨城県南副支部長、茨城キリスト教大学経営学部講師、NPO法人NEWSつくば理事長。1946年生まれ、土浦市出身、同市在住。 先崎千尋 《邑から日本を見る》 【まっさき・ちひろ】慶應大経済学部卒。茨城大学人文学部市民共創教育研究センター客員研究員、一般財団法人総合科学研究機構特任研究員、環境自治体会議監査役、NPO法人有機農業推進協会顧問。現在、農業。主な著書は『農協のあり方を考える』(日本経済評論社、1982)、『よみがえれ農協』(全国協同出版、1991)など。元瓜連(うりずら)町長。1942年、瓜連町(現那珂市)生まれ。那珂市在住。 及川ひろみ 《宍塚の里山》 【おいかわ・ひろみ】東京都出身。神奈川県内の小学校教員を務める。1970年代につくば市転居後、「学園都市の自然と親しむ会」などのメンバーとして子連れで近隣の自然を散策。1987年に宍塚地区の開発計画を知り、里山を未来に伝える活動に取り組む。現在、認定NPO法人宍塚の自然と歴史の会理事長。 浅井和幸 《続・気軽にSOS》 【あさい・かずゆき】石岡一高卒。1991年科学技術庁無機材質研究所(総理府事務官)入庁。精神障害者福祉施設勤務を経て、2002年浅井心理相談室開業。NPO法人若年者社会参加支援普及協会アストリンク理事長。NPO法人青少年の自立を支える会シオン副理事長。NPO法人とらい理事。ボランティア活動「浅色の雲の会」主宰。 奥井登美子 《くずかごの唄》 【おくい・とみこ】東京薬科大卒。1958年、奥井薬局(土浦市)の奥井清氏(中外製薬勤務)と結婚、土浦に。薬剤師。1895年創業の老舗薬局を経営する傍ら、霞ケ浦の自然を守る活動などに参加。「水の時代をひらく」(KGP総合研究所)、「柳川堀割りから水を考える」(藤原書店)、「くずかごの唄」Ⅰ~Ⅷ(筑波書林)など、著書多数。加藤尚武京大名誉教授は実弟。1933年生まれ、杉並区出身。土浦市在住。 玉置晋 《食う寝る宇宙》 【たまおき・すすむ】東京理科大理工学部物理学科卒。茨城大学大学院理工学研究科地球生命環境科学専攻修了。現在、つくば市で宇宙開発の仕事に従事する傍ら、放送大学大学院生として二足のわらじを楽しむ。茨大理学部でも「宇宙天気防災」のテーマで研究中。1978年生まれ、水戸市双葉台出身、土浦市宍塚在住。 斉藤裕之 《続・平熱日記》 【さいとう・ひろゆき】東京芸術大学大学院後期博士課程満期退学、フランス政府給費制として滞仏。同大助手のあと、東京芸大講師などを勤めながら作家活動を続ける。1961年、山口県生まれ。牛久市在住。 堀越智也 《つくば法律日記》 【ほりこし・ともや】土浦一高校卒。法政大法学部卒。茨城県弁護士会所属「つくば中央法律事務所」代表弁護士。つくばコミュニティ放送株式会社代表取締役。離婚、相続、中小企業・ベンチャー企業、借金の問題、交通事故など民事全般、著作権、刑事事件を主な業務とする。筑波大アソシエイトプロフェッサー、スピードリーディングインストラクター。  1975年、東京都生まれ。つくば市在住。 オダギ秀 《写真だいすき》 【おだぎ・しゅう】本名は小田木秀一。早稲田大学政経学部卒。写真家。高度な技術に裏付けられたハートフルな写真に定評があり、県内写真界の指導的立場にある。専門はコマーシャルフォト全般およびエディトリアル。㈳日本写真家協会(JPS)会員、㈳日本広告写真家協会(APA)会員、土浦写真家協会会長。1944年、水戸市生まれ、土浦市在住。 高橋恵一 《ひょうたんの眼》 【たかはし・けいいち】土浦一高卒、中央大経済卒。茨城県庁に入り、知事公室長、生活環境部長などを歴任。この間、明野町(現筑西市)、土浦市に助役で出向。県庁退職後、オークラフロンティアホテルつくば社長(2006~11年)、JA茨城県厚生連理事長(11~16年)。現在NPO法人NEWSつくば理事。1946年、土浦市生まれ、同市在住。 冠木新市 《映画探偵団》 【かぶき・しんいち】脚本家、アートプロデューサー。TVや映画の編集助手を経て、映画監督市川崑に師事。角川映画「天河伝説殺人事件」で脚本家デビュー。映画『マヌケ先生』(大林宣彦総監督)、舞台『奥様は化け猫』(瀬川昌治演出)など。2008年、つくば市に移り、宴劇『桜川芸者学校』などを制作。著書に『ゴジラ・デイズ』(集英社)、『映画「極道の妻たち」ノ美学』(近代映画社)など。1951年、福島県生まれ、つくば市在住。 入沢弘子 《ポタリング日記》 【いりさわ・ひろこ】1969~76年、新聞記者だった父の転勤で土浦市に住まう。約30年の博報堂勤務のあと、つくば市任期付職員として広報を統括。その後、アルカス土浦の土浦市立図書館初代館長。国立研究開発法人・防災科学技術研究所調査役として勤務後、広報コンサルタントとして自治体などの広報アドバイスやセミナーを担当。1962年、福島県喜多方市生まれ。つくば市在住。 室生勝 《地域包括ケア》 掲載終了 【むろう・まさる】東京医大卒。1970年、東京医大霞ケ浦病院内科医長。76、年つくば市で室生内科医院開業(2006年閉院)。第2回Ciba地域医療賞(現ノルバティス地域医療賞)受賞。つくば市高齢者保健福祉推進会議委員。現在、高齢者サロン「ゆうゆう」を主宰。著書に「地域の中の在宅ケア」(医歯薬出版)、「僕はあきらめない-町医者の往診30年-」(那珂書房)など。1936年、京都府生まれ、つくば市在住。 中尾隆友 《茨城の創生を考える》 【なかお・たかとも】土浦一高卒、慶応大学文学部史学科卒。外資系金融機関、官公庁勤務を経て、現在、㈱アセットベストパートナーズ代表取締役。経営アドバイザーとして大企業・金融機関に助言・提案を行う。総合科学研究機構特任研究員。1970年、土浦市生まれ、つくば市在住。 川浪せつ子 《ご飯は世界を救う》 【かわなみ・せつこ】武蔵野美術短期大学デザイン科卒(テキスタイルデザイン専攻)。住宅部品会社デザイン室、(建物の外観や室内を立体的な絵にする)建築パース事務所を経て、現在、フリーの「建築パース」イラストレーター。イーアスつくば内「アイカルチャー」の「かんたん水彩イラスト」講師。つくばショートムービーコンペティション市民審査員。東京都練馬区出身。1982年、結婚によりつくば市に移り在住。 山口絹記 《ことばのおはなし》 【やまぐち・まさのり】脳動静脈奇形(AVM)による脳出血、失語、失行を経験する。リハビリと育児と仕事の傍ら、放送大学にて言語学と心理学を中心に学ぶ日々をおくる。1988年、神奈川県生まれ、東京都育ち。つくば市在住。 沼尻正芳 《制作ノート》 掲載終了 【ぬまじり・まさよし】水海道一高卒、武蔵野美術大学卒。千葉県公立中学校で教職に就き、茨城県公立小中学校長を退職後、つくばみらい市公民館長などを歴任。現在、一般社団法人・新極美術協会副理事長。1951年、茨城県生まれ、つくばみらい市在住。 浦本弘海 《法律かけこみ寺》 掲載終了 【うらもと・ひろみ】ペンネーム。会社勤務を経て弁護士に。会社在職中に法科大学院への進学を決意。苦節〇年、司法試験を突破(暗黒時代でした…)。企業経験を活かし、現在、企業や自治体の法務コンサルタント。両親が土浦市出身の縁で、土浦・つくばを中心に活動中。東京都出身。 沼澤篤 《霞ケ浦 折々の眺望》 掲載終了 【ぬまざわ・あつし】山形大理学部生物学科卒。東京大大学院修了、理学博士。医薬品会社研究員、自然公園職員などを経て、1989年より霞ケ浦の市民活動に参加。霞ケ浦情報センター主任研究員、茨城大学農学部非常勤講師、霞ケ浦環境科学センター嘱託職員などを歴任。現在、霞ヶ浦市民協会・研究顧問。1952年、山形県出身。土浦市在住。 広田文世 《沃野一望》 掲載終了 【ひろた・ふみよ】土浦一高、山梨大学工学部卒。1984年、㈱トータルシステムデザインを設立、社長に就任。2017年から会長。旧常陽新聞に『いばらき・里・山・みち』を掲載。『桜田門外雪解せず』で「茨城文学賞」受賞。『縁故節現世考』で「やまなし文学賞」受賞。『天狗壊滅』で「日本自費出版文化賞」特別賞受賞。1946年、土浦市生まれ、同市在住。 石井康之 《ON THE ROAD》 掲載終了 【いしい やすゆき】ファッションデザイナー、オブジェアーティスト。桑沢デザイン研究所卒。1987年、パルコオブジェ展で「やまもと寛斎賞」受賞。97年より、東京コレクションのほか、パリ、ミラノ、ニューヨークで作品を発表。東京デザイナーズウイークでオブジェ製作。建築雑誌で特集が組まれる。東京在住。 古家晴美 《県南の食生活》 【ふるいえ・はるみ】筑波大学第2学群比較文化学類卒、同大学院博士課程歴史人類学研究科単位取得満期退学。筑波学院大学経営情報学部教授。専門は民俗学・生活文化。神奈川県生まれ。 川上美智子 《令和楽学ラボ》 【かわかみ・みちこ】お茶の水女子大学大学院家政学研究科食物学専攻修了。1971~2016年、茨城キリスト教大学勤務(1982年から教授)。19年4月から、関彰商事㈱ライフサイエンス事業部・保育園開設準備室(つくば市)勤務。現在、保育園長。茨キリ大名誉教授、茨城県教育委員。著書に『茶の香り研究ノート-製造にみる多様性の視点から-』(光生館、 2000)、『茶の事典』(朝倉書店、2017)など。兵庫県出身、水戸市在住。 瀧田薫  《雑記録》 【たきた・かおる】土浦一高卒。慶応大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。茨城キリスト教学園に入り、短期大学長、茨キリ大教授、常務理事を歴任。2016年、定年退職。現在、同大兼任講師、名誉教授。中学2年のとき、V.フランクル著「夜と霧」に衝撃を受ける。当時の安保闘争・学生運動になじめず、その反動で「政治学」を志す。1947年、土浦市生まれ。同市在住。 小野村哲 《ライズ学園日記》 掲載終了 【おのむら・さとし】39歳で公立中学校を退職した後、つくば市内で不登校や学習につまずきがちな子どもたちのための「ライズ学園」を立ち上げる。県内外で、子育て・英語教育・LD(学習障害)などについて講演活動も行う。NPO法人「リヴォルヴ学校教育研究所」元理事長、つくば市教育委員。1960年、東京都板橋区生まれ。つくば市在住。 川端舞 《電動車いすから見た景色》 【かわばた・まい】生まれつき脳性麻痺という障害があり、電動車いすで生活している。2010年、筑波大学障害科学類への入学を機に、つくば市に引っ越し、介助者にサポートしてもらいながら、1人暮らしをしている。障害者団体「つくば自立生活センターほにゃら」で活動中。群馬県出身。つくば市在住。 霞ケ浦市民協会 《泳げる霞ケ浦へ》 掲載終了 【かすみがうら・しみんきょうかい】1995年の世界湖沼会議で採択された「霞ケ浦宣言」の理念を継承し、「霞ケ浦及び流域環境の浄化・保全及び創造をめざす市民活動を推進し、人と自然が共生できる快適で文化的な地域社会を構築する」ため、翌96年「社団法人霞ケ浦市民協会」として発足。2013年一般社団法人に。 相沢冬樹 《土着通信部》 【あいざわ・ふゆき】1953年土浦市生まれ。常陽新聞(旧社)に在籍もキャリアは1999年まで。辞めて18年も経つのに周囲も自分も記者扱い・記者気分が抜けない。この間地域政策コンサルタントを経て、現在は地元財団の発行する機関誌でパートタイム編集長を務める。記事はもっぱらブログ「重箱の隅に置けない」に書いている。http://fykai.blog.fc2.com/ 栗原亮 《郷土史あれこれ》 掲載終了 【くりはら・りょう】土浦一高卒、中央大経済卒。1976~2010年、霞ケ浦高で世界史と日本史を担当。「新治村史」「図説 土浦の歴史」「牛久市史」「八郷町史」の編纂に参画。旧常陽新聞で「江戸時代とは何か」を連載。著書に「忠臣蔵の真実」(常陽新聞新社、2012年)、「近世村落の成立と検地・入会地」(岩田書院、2013年)。土浦市出身・在住。71歳。 橋立多美 《猫と暮らせば》 掲載終了 【はしだて・たみ】1949年、長野県天龍村生まれ。84~96年、常陽リビング社勤務。退社後フリーライターとして活動しつつ、『茨城のホームヘルパー最前線』『ルポ消防団』など4冊を出版。2013年から常陽新聞記者。17年の休刊後はNPO法人NEWSつくばのデスク兼ライター。つくば市在住。69歳。 大島愼子 《世界に生きる》 掲載終了 【おおしま・ちかこ】米DePauw Univ.を経て、早稲田大学第一文学部卒。同大学院経営学修士。ルフトハンザドイツ航空客室乗務員、人事担当、広報室長を経て、2006年に筑波学院大学教授。12年から学長。筑波技術大学監事、日本広報学会理事、日本インターンシップ学会理事、日本国際観光学会前副会長、NPO法人Japan Now観光情報協会理事長。専門は航空政策・観光政策。著書に「ドイツおいしい物語」「飛翔へのロマン」(東京書籍)など。 吉田礼子 《食のエトセトラ》 【よしだ・れいこ】東北学院大文学部史学科卒。子どものころから母が料理する姿に触れ、料理の先生に憧れる。「台所は実験室」をモットーに独学。50歳を前に、全国料理学校協会所属の児玉久美子先生に師事。2008年、土浦市に吉田料理教室を開校。1953年、宮城県生まれ。土浦市在住。 塚本一也 《茨城鉄道物語》 【つかもと・かずや】土浦一高卒、東北大学工学部卒、筑波大学大学院修了。一級建築士。大曽根タクシー(株)取締役社長。元JR東日本グループリーダー。茨城県ハイヤー・タクシー協会経営研究会会長、つくば市花畑自治会長。県議。著書に「つくばエクスプレス最強のまちづくり」(創英社 三省堂書店)。1965年、つくば市生まれ。同市在住。 田口哲郎 《遊民通信》 【たぐち・てつろう】慶應大学大学院文学研究科仏文学専攻修士課程修了。専門は19世紀パリの遊歩者について。その後、家庭教師、派遣社員などを経て、四十路過ぎで2度目の大学生として東京大学文学部在学中。興味・関心は、神秘主義、スピリチュアル、宗教、高等遊民、鉄道模型。大阪・仙台育ち。牛久市在住。 岩松珠美 《介護教育の現場から》 掲載終了 【いわまつ・たまみ】同志社女子大学(栄養生化学)卒。女子栄養大学大学院修士課程修了。老年看護学、地域看護学に研究分野を拡げ、大学や専門学校で教育に携わる。精神保健福祉士、介護福祉士、看護師など。著書に「六訂栄養士・管理栄養士をめざす人の社会福祉」(みらい出版)。現在、つくばアジア福祉専門学校(土浦市)校長。1961年、長野県生まれ。土浦市在住。 鶴田真子美 《晴狗雨dog せいこううどく》 【つるた・まこみ】1990年、東京外語大イタリア語学科卒。同大学院博士前期課程修了後、後期課程単位を取得。日伊協会講師、東邦音楽大、慶応義塾大などの非常勤講師を歴任。2008年からNPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク」理事長。茨城県の犬殺処分ゼロを目指し活動中。2021年、土浦市に「パルTNR動物福祉病院」を開設。神戸市生まれ。 山口京子 《ハチドリ暮らし》 【やまぐち きょうこ】2020年まで、いばらきコープ生活協同組合の「くらしの電話相談ダイヤル」相談員を15年務める。また組合員を対象にした「くらしの講座」講師として、生活設計、家計管理、年金、相続、遺言、終活、保険見直しなどのセミナーを企画。現在「社会保険労務士 やまと事務所」所属。ファイナンシャルプランナー、社会保険労務士、消費生活アドバイザー。1958年、栃木県生まれ。龍ケ崎市在住。 三浦一憲 《塞翁が馬》 掲載終了 【みうら・かずのり】高校生の時に8ミリ映画を自主制作。以来、フリーのフォトグラファー。 電鉄・建築などの撮影のほか、写真館も経営。2004年「まちかど音楽市場」を立ち上げ、代表に就任。現在住む団地内でボランティア環境美化活動(ローズマリーの会)。1952年、東京都江東区生まれ。1991年、つくば市に移住。 秋元昭臣 《夢実行人》 【あきもと・あきおみ】土浦一高卒。明治大工学部卒、京成電鉄系列のホテル会社に入社。奥那須、千葉、水戸、犬吠埼、白浜、土浦などのホテルに勤務。土浦京成ホテル閉鎖にともない、2008年からラクスマリーナ(株主は土浦市)専務。遊覧船運航、霞ケ浦湖上体験スクール、小型ヨット体験、ボート教室、足湯浴場、サイクリング事業などを展開。 2021年4月退職。1942年生まれ、土浦市在住。 原田博夫 《文京町便り》 【はらだ・ひろお】土浦一高卒、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。専修大学経済学部教授を経て、2019年4月から名誉教授。米スタンフォード大などに留学。公共選択学会会長、政治社会学会理事長などを歴任。著作(編著)に『人と時代と経済学-現代を根源的に考える-』(専修大学出版局、2005年)、『身近な経済学-小田急沿線の生活風景-』(同、2009年)など。現在、土浦ロータリークラブ会員。1948年土浦市出身、土浦市文京町在住。 伊東葎花 《短いおはなし》 【いとう・りつか】小説ブログを始めて12年。童話、児童文学、エンタメ、SFなど、ジャンルを問わずに書いている。文学賞にも挑戦中するもやや苦戦気味。第19回グリム童話賞大賞、第33回日本動物児童文学優秀賞を受賞。妄想好き。猫好き。趣味は読書と太極拳。東京生まれ、美浦村在住。伊東葎花はペンネーム。 小泉裕司 《見上げてごらん!》 【こいずみ・ひろし】1954年、土浦市生まれ、県立土浦一高卒。工学院大学工学部卒。民間企業を経て土浦市役所に入庁。政策企画課長、市長公室長を歴任。2017年まで副市長1期。在職中、花火審査員係業務に13年従事。現在、日本花火鑑賞士会会員。ラジオやネットTVにも出演。茨城新聞に寄稿(19~22年)。花火セミナー開催や「花火通信」(Facebook)などで花火の魅力を発信中。「花火と土浦」(土浦市、2018年)も一部執筆。同市在住。 若田部哲 《日本一の湖のほとりにある街の話》 【わかたべ・てつ】筑波大学大学院修士課程芸術研究科デザイン専攻修了後、建築設計事務所など経て、2009年、土浦市役所入庁。地元出身が多い職場にあって、県外出身として地域への理解を深めるため、霞ケ浦周辺を歩き回り、様々な対象をイラスト化。WEBサイト「日本一の湖のほとりにある街の話」などで地域の魅力を配信。1976年生まれ。「日本一の湖のほとりにある街の話」の公式ホームページはこちら。 片岡英明 《竹林亭日乗》 【かたおか・ひであき】福島高校卒。茨城大学農学部卒業後、太陽コンサルタンツ勤務。茨城大大学院修了。39年間、霞ケ浦高校勤務。主な著書は、英語Ⅰ教科書「WORLDⅠ」(三友社、1990年)、「たのしくわかる英語Ⅰ 100時間」(あゆみ出版、同)、「若い教師のための授業・HRづくり」(三友社、2016年)。現在、「つくば市の小中学生の高校進学を考える会」世話人。1950年福島市生まれ、つくば市在住。 平野国美 《訪問医は見た!》 【ひらの・くによし】土浦一高卒。1992年、筑波大学医学専門学群卒後、地域医療に携わる。2002年、同大博士課程を修了、訪問診療専門クリニック「ホームオン・クリニックつくば」を開業。著書「看取りの医者」(2009年、小学館)は大竹しのぶ主演でドラマ化。新刊は『70歳からの正しいわがまま』(2023年4月、サンマーク出版)。医療関係業界誌などでもコラム執筆。1964年、龍ケ崎市生まれ。つくば市在住。 松永悠 《医療通訳のつぶやき》 【まつなが・ゆう】北京で生まれ育ち、大学で日本語を専攻した後、日系企業に就職。24歳のとき、日本人夫と結婚して来日し、気がつけば日本にいる時間が長くなっています。3人の子供を育てながら、保護犬1匹、保護猫5匹も大切な家族。子育てが一段落した今、社会のために、環境のために、何ができるか、日々模索しています。 三橋俊雄 《デザインについて考える》 【みつはし・としお】1973:千葉大学工業意匠学科卒業/1973〜6年間:GKインダストリアルデザイン研究所/1979〜6年間:二番目のデザイン事務所/1985〜6年間:筑波大学(デザイン専攻)・千葉大学(環境科学専攻)にて学生/1991〜6年間:筑波技術短期大学・千葉大学にて教官/1997〜18年間:京都府立大学にて教員。6年単位で「居場所」を替えながら、さまざまな人と出会い、さまざまなデザインを行ってきました。退職後つくばに戻り、「竹園ぷらっと」「ふれあいサロン」「おやじのキッチン」など、地域の「居場所づくり」「まちづくり」のデザインを行っています。 島田由美子 《けんがくひろば》 【しまだ・ゆみこ】けんがくまちづくり実行委員会代表、研究学園グリーンネックレス タウンの会代表。本業は海外映画・ドラマの字幕翻訳。TX研究学園駅地区に移り住んだことをきっかけに、まちづくりに興味を持つ。まちづくり活動を行いながら、現在、筑波大学大学院システム情報系非常勤研究員として、都市計画の研究に携わっている。

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