金曜日, 7月 1, 2022
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川浪せつ子

「イースト ベース」のお弁当で忘年会 《ご飯は世界を救う》43

【コラム・川浪せつ子】昨年12月、茨城県内も新型コロナ「ゼロ」の状態が続きました。そんなとき、県建築士会・女性部会の「手作り・忘年会」を、2年ぶりに土浦の市営施設で開きました。 今回は、最近人気の「アルコールインクアート」をやりました。紙の上にアルコールインク液を垂らし、にじんで混ざり合った部分を生かして描く、アートです。思いがけない色の広がりや混ざり具合で、鮮やかな模様が出来上がります。帰宅後、早々に壁に展示。 筆者のアルコールインクアート作品 久々に仲間たちと近況報告 短時間で小さい作品を2枚製作したあと、ランチは「イースト ベース(EAST BASE)」(牛久市刈谷町)のお弁当。1級建築士でありながら、お総菜も作っている、通称「たまちゃん」の店のお弁当です。イラストでご覧のように、食材、素材、調理方法にはこだわりが!

アリーズ フレンド カフェ&レストラン《ご飯は地球を救う》42

【コラム・川浪せつ子】水彩画を描くのに必要な画材を、JR常磐線荒川沖駅近くのホームセンター「ジョイフル本田」(土浦市中村南)によく買いに行きます。ネットでも買える時代ですが、見てから買いたい、新しい画材などの情報を得たい、と。 ホームセンターは、植物販売や併設スーパーも魅力的です。そして、気になっていたのはケバブ(中東料理)のお店「アリーズ フレンド カフェ&レストラン」。TXつくば駅上の広場で見るあの黄色い車のお店。そこで1回買っておいしかったのが、忘れられなくて。 そこで、入るチャンスを狙っていました。ラミネート加工をしなくては…の時、出来上がるまでの待ち時間でまずはお茶を。チョコレートのお菓子、美味でした。 1年ぶりの友人とお互い近況報告 次回こそケバブと、荒川沖駅近くに事務所がある建築士の友人を誘ってランチ。彼女と会うのは1年ぶりでした。建築士会の活動で以前はたびたび会っていたのですが、コロナ禍で、勉強会のほか見学会までリモート。なんか寂しい、悲しい。

筑波山の「つつじヶ丘レストハウス」 《ご飯は世界を救う》41

【コラム・川浪せつ子】久しぶりに、筑波山のつつじヶ丘から女体山に登りました。10月半ば過ぎのよいお天気の日。ロープウエーはコロナ禍だというのに満員電車並み。ちょっとだけですが、山頂まで山登り。山頂も混雑していて、押し合いへし合い状態。ですが、山頂も、中腹からの展望も、ロープウエー行き帰りの風景も、素晴らしいものでした。 ちょうどお昼だったので、ロープウエーの乗り場横の「レストハウス」でランチ。お昼より少し早かったので、お店はあまりお客さんがいません。おいしいかしら?私の好きなメニュー「親子丼」。外食で親子丼を食べたことがないので、チャレンジ。それが!おいしかった~。 11月半ば。今度は男体山の紅葉を見ようと出かけたら、筑波山の入口のかなり手前から車の大渋滞。諦めてUターン。そのあと、市内の「松見公園」「かつらぎ公園」「松代公園」と、紅葉真っ盛りの公園巡り。すべて池があり、紅葉が映り込む姿がステキです。 見晴らしのよい男体山の上で、親子丼を食べる夢はおあずけでしたが、3つの公園の紅葉観賞というプレゼントをもらえました。(イラストレーター)

お友だちと「高倉町珈琲」《ご飯は世界を救う》40

【コラム・川浪せつ子】コロナが少しずつ減少してきたこともあり、ウイットネスクラブの友人からお茶のお誘いを受けました。一緒に住んでいない家族や友人などとは、ずいぶん長い間、一緒に外食をしていません。ちょっと迷いましたが、前々から行ってみたかったお店「高倉町珈琲」(つくば市小野崎)でもあり、ご一緒させてもらいました。 このお店が開店して間もなくに訪問したときは、入口で名前を書いて順番を待ちました。ですが、その際はなかなか順番が来ないような感じなので、諦めて帰りました。 今回は、コロナ禍ということもあったのでしょう、待っている方はなく、スムーズに入れました。スイーツとコーヒーのセレクション。どれもおいしそうで、迷う、迷う。1品のボリュームも食べごたえ満点。以前だったら、2人で1個ずつ頼んで、シェアするんだけどなぁ~。それはコロナ禍の下、できないので、大き目サイズを注文した、食いしん坊の私です。 ステキなカフェがいろいろ開店 友人とは、なんと! 2時間も粘ってしまいました。まぁ、話の内容は井戸端会議的なたわいもない話。でもそれが、楽しいのね。そして、すごく癒されちゃうのです。普通に、おいしいものを食べながら、気の合った友人とおしゃべりする。そんな何でもない時間が、宝物のようでした。

エキスポセンター「ほしまるカフェ」 《ご飯は地球を救う》39

【コラム・川浪せつ子】つくばエキスポセンター(つくば市吾妻)は、科学万博つくば'85のとき、万博の第2会場として建設されました。その後も科学館として運営されています。H-Ⅱロケットの模型は、つくば市の象徴の一つでもありますね。 だいぶ前、レストランがあったのですが、閉鎖。とても残念でした。それが、今年夏、1カ月ちょっと、カフェがオープンしているとのこと。施設に入らずとも食事ができるというので、早々に行ってみました。 さすが科学館のカフェ。料理を注文するのはQRコード。配膳してくれるのは「SERVI」(サービー)というロボットです。QRコードでの注文は、スマホで時々使っていたので、どうにかアクセスできましたが、サイトに飛んでからがうまくいきません。仕方がなく店員さんを呼んで、教えてもらいながら入力。無事に配膳され、食べることができました。 「IT時代、ついて行けないわ」 最近のネットの進化は、私などがついて行けないぐらいのスピード。茨城県のコロナ対策のお店に行ったら、QRコードで登録ぐらいはできますが…。 3月からスマホで「P」という支払い方法を使っています。半年でポイントが2000円たまりました。また、店独自のポイントがたまるカード(現金支払いOK)で、ポイントを使い、おセンベイを2袋買いました。「買う」というよりも「もらった!」という感じですね。

ファミレス「ココス」つくば小野崎店《ご飯は世界を救う》38

【コラム・川浪せつ子】暑い日が続いていると思いきや、大雨。被害が出ている場所の方々、お見舞い申し上げます。 新聞の折り込み広告を見るのが好きです。スーパーの特売品、ホームセンターの季節商品など。そして特にお気に入りなのは、折り込み広告の隅っこについている「△%引き」とかいうもの。ここを持っていくと、普通のお値段からお安くなりますよね。 暑さが増してきた7月。その折り込み広告の端っこを切り抜いて、ファミリーレストラン「ココス」さんに。今回の目的は新作のかき氷。ステキなそそられる写真! 定番のイチゴやマンゴーのかき氷、「すいかのふわふわかき氷」。オシャレな感じの「ピスタチオ&チョコクリスピー」は、まるでスイカに見えてしまいます。種の部分はチョコレートです。 そして「氷宇治金時のふわふわかき氷」は、日本の誇るスィーツ・あんこ+宇治茶+生クリーム+白玉という豪華さです。たまりませんねぇ~、選ぶのに困る、困る。でも、ちょっとだけ残念! 一つで750キロカロリー以上です。1回分の食事より高カロリーではありませんか! ムムム…。でも、食べたい。イヤイヤ、食べちゃうぞぉ~!

湖畔の「かすみキッチン」《ご飯は世界を救う》37

【コラム・川浪せつ子】7月から、霞ケ浦では帆引き船の操業があります。出航場所の一つは、かすみがうら市の歩崎公園横の志戸崎(しとざき)漁港です。今回は、そこを見たいと思いお出かけ。 歩崎公園の周辺は、ナショナルサイクルロード指定の「つくば霞ケ浦りんりんロード」が整備されています。貸自転車なども設置された休憩場所もあります。その2階が「かすみキッチン」。 数年前、この建物のリメイクの絵(建築パース)の仕事を受けました。その数年後、そこの駐車場トイレの全面改修完成予想図も描かせていただきました。2件とも別の設計事務所でした。 どちらもとてもキレイに仕上がっており、以前行ったときより、コロナ禍中にもかかわらず、多くの人が訪れていました。建物の美しさは重要ですね。まさしく「アートは世界を救う」。 霞ケ浦と筑波山

老舗「サイトウコーヒー」《ご飯は世界を救う》36

【コラム・川浪せつ子】今回は牛久市の老舗「サイトウコーヒー」さん。画家の斉藤裕之氏のコラム「コーヒーのこと」(5月9日掲載)を拝読し、居ても立ってもいられず、訪問しました。オシャレなお店! リスペクトしている斉藤氏のお墨付き!おまけに20周年! 期待を裏切らない、ステキな空間でした。ランチはテーブル席で。ふと横を見ると、グレーヘアーを軽く束ね、黒い服、げた履きの女性が、1人で本を読んでいらっしゃいました。たまらんなぁ~。このオシャレ空間に、絵のようにマッチしていて。ハートにドキュン! 食事に行くときは、ネットで下調べをします。こちらでは、ランチタイムのあとの午後3時から、「カッパフェ」という、カッパをデザインしたパフェがあるそうで。では、1回目はランチ、2回目はパフェに挑戦だわ。まずは、ランチのスパゲティーを現場スケッチ。次は、開花時期の「あやめ園」で、スケッチや写真を撮ってから。 もうワクワク感が満杯。1回目も2回目も、ちゃんと予約を入れて。2回目、3時におうかがいすると、満席でした。6月に行ったのは、「カッパフェ」は隔月で、いつものカッパの緑色だけではなく、別バージョンもあるからです。今回は、マンゴーでオレンジ色。2つ並んだら、こんな感じ。写メして、最近会うことのできない家族や友人に、送りまくりました。

「ペニーレインつくば店」 《ご飯は世界を救う》35

【コラム・川浪せつ子】コロナウイルスがちょっと落ち着いたころ、イオンモールつくば(つくば市稲岡)内の「ペニーレインつくば店」のレストランに。このお店が10年ほど前にできたとき、友人と行ったのを思い出し、行ってみました。 「ペニーレイン」という名前が不思議だったのですが、今回判明。レストランの中は、ビートルズがいっぱい。「ペニーレイン」とは、イギリスのリバプールにある道路の名前。ビートルズは、その道路名の曲を作ったのだそうです。 そして建物正面左には、ビートルズゆかりの地「アビイ・ロード」をレコードジャケットにしたもののリメイク壁。そこには、フォルクスワーゲンが半分壁に突っ込んでいました。どこまでビートルズがお好きな経営者なんなのでしょうね! おいしいって幸せな時間 でも建物はとてもスタイリッシュ。前庭から正面入り口の導入までお花が一杯です。ちょっとしたミニ公園風。そして、建物右側には、ワンちゃんと一緒に食事ができるコーナー、ドッグランもあります。 新しいお店に行く場合、ネットで事前にいろいろ調べます。場所はもちろん、「何を食べようか」「何が人気あるか」。そして、注文。今回は連れ合いと一緒で、チーズフォンデュとハンバーグ。この注文だと、パンが食べ放題。

猫ワールド「cafe deしっぽな」《ご飯は世界を救う》34

【コラム・川浪せつ子】赤塚不二夫さんの「ひみつのアッコちゃん」というマンガをご存知でしょうか? アッコちゃんがかわいがるペットの猫の名前が「しっぽな」。「cafe deしっぽな」さん(つくば市北中島)の店名は、どうやらそこから取ったようです。 ピンク色のロマンチィックな建物で、壁には猫が横たわったイラスト。店内は猫グッズであふれ、出てくるお皿、カップ、スプーン、ミルク入れまで、猫をモチーフに作ってあります。まさしく「猫ワールド」。猫好きの私は、なんとも心がニカニカ、ウフフ。でも、そんな独特の世界観の店舗はいつも満員で、万一入れても時間がかかります。 コロナもあるし、人のまだいない時間にと思い、11時の開店と同時に入りました。注文したのは、気になっていた「クロックマダム」。「クロックムッシュ」は、食パンにハムとチーズをはさんで焼いたもの。そして「クロックマダム」は、そこに目玉焼きを乗せたものらしいです。目玉焼きが、貴婦人の帽子のように見えるからだとか。 「ビックシュークリーム」 でも、今回私は、ウッカリ「温泉卵」をオーダーしてしまいました。調べていったらよかった~! でも、トロリとしたチーズ入りのホワイトソースと温泉卵が絡まって、病み付きになるおいしさ。プレートには、サラダとツナマヨネーズのクロワッサンも付いています。

コーヒー専門店「とむとむ」《ご飯は世界を救う》33

【コラム・川浪せつ子】県独自の新型コロナ緊急事態宣言も解除されてヤレヤレです。ですが、期間中いろいろな行動が制限され、閉塞(へいそく)状態から、私はかなりウツウツになりました。 2月は私の誕生日。この歳まで生きた自分にご褒美をあげたくて、お誕生日に閉塞感を少しでも取っ払いたくて、1人で「COFFEE HOUSE とむとむ」つくば店さん(つくば市高野台)に行き、ささやかにハッピバースデー。これって、今はやりの「ソロ活」かな。 おいしいものを選ぶときほど、幸せなことはないですね。私は、特にメニュー表が大好きです。注文し終わっても「メニュー、見たいので置いておいて下さいますか」。じっくり眺めて「次はどうしようかなぁ」「コレって家でも作れるかしら?」「〇〇さんと来たら一緒に食べたいな」。メニュー表で、空想、妄想のてんこ盛り。 ここは、朝早くからモーニングもやっています。行ったことはないのですが、かなり好評のようです。午前11時半までやっているので! そして、お値段がお手軽の割にはリッチ。あ、あ、行きたい~。 ランチもオシャレで、セットにするとコーヒーはサイホンで入れたもので、カップ2杯分になります。スイーツセット(この絵のほかいろいろ)でも、2杯飲めるので、ユックリ、マッタリ、天井の高いログハウスの空間で、時間を過ごせます。命の洗濯~!! コロナ禍で「ソロ活」を楽しむ

《ご飯は世界を救う》32 手作りお惣菜「まる環」

【コラム・川浪せつ子】県独自の緊急自粛宣言が続いています。先月も書きましたが「(コラムで取り上げるお店を)来月はどうしよう?」が、解決しました。テイクアウトです。 今回、どうして「まる環(わ)」さん(つくば市下平塚)になったのか? 私は県建築士会に準会員として入会しています。コロナが猛威を振るい、今年度の女性部の企画会と新年会がZOOM会議になりました。ZOOMなんて私には無理ムリ!と思ったのですが、なんと!お弁当付きなのでした。 お弁当につられ、ZOOMに挑戦することに。そのお弁当が「まる環」さんでした。おいしいご飯と、スケッチもできるし、会議にも参加できるという一石三鳥。 2時間半の会議はけっこう長かったのですが、久々に仲間に会い、充実した時間を持つことができました。後日、まる環のお惣菜を買い物したり。なんでも挑戦していくのってステキですね。 ZOOMで審査委員会

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日本はプーチンのロシアになるのか 《ひょうたんの眼》50

【コラム・高橋恵一】プーチンのロシアの理不尽なウクライナ侵攻を見て、日本の危機と防衛力の強化が叫ばれている。よくメディアに登場する「専門家」は、防衛省関係者・自衛隊幹部OB、あるいは旧大日本帝国の残影が残る関係者が大半だ。 「専門家」の解決策は、ロシアを押し返して、妥協できるところで停戦するシナリオだろうが、それまでにどれだけのウクライナ人が死ななければならないのだろう。ロシアの兵士は何万人死ぬのだろうか。世界の穀倉地帯の混乱で飢餓に陥る人々は16億人を超すとも予測されている。 プーチン大統領は、核兵器使用もいとわないという、無茶ぶりだ。NATO欧州加盟国は、防衛費をGDPの2%に増額するという。長期戦略として効果的かどうかも疑わしいが、少なくとも今のウクライナには間に合わない。 現在の日本の防衛予算は世界第8位。取りざたされているGDPの2%になれば、米国、中国に次いで、世界3番目の軍事費大国になる。 プーチンの侵略行為が、先の大戦のナチスドイツや大日本帝国軍の行動によく似ていることを考えれば、日本の防衛力強化は軍国日本の復活ともとられ、世界や日本国民が受け入れるとは思えない。世界は、そう見るのだ。 当然、中国もロシアも北朝鮮も、対抗して防衛力を強化する。それどころか、日本を警戒する意味で、韓国、台湾、フィリピンなどとの緊張も高めてしまうかもしれない。米国も、軍事産業部門以外からは、歓迎されないのではないか。

安売りカメラ店 《写真だいすき》9

【コラム・オダギ秀】また昔の話で、ゴメン。でも、店への愛を込めて書きたいのだ。とても若いころ、写真家仲間が頼りにしていた安売りカメラ店のことだ。 新宿の裏通りのその店は、間口が2、3間ほどだったろうか、住宅のような、お店とは思えないようなところだった。ガラスの引き戸を開けて入るとカウンターがあり、商品は並んでいない、カメラや写真の材料を売る店だった。近所にかつて浄水場があったので、その名前が付けてあった。 カウンターで「トライ、長巻き、2缶」のように言うと、無口な細っこいアンチャンが奥の棚から品物を持って来てくれた。貧しいカメラマンたちには、ありがたい安売り店だった。品物は並んでいないから、何というどんな商品か、価格はいくらならいいのか、わかる者だけが出入りする店だった。プロ機材ならまず手に入ったし、価格に不満なこともなかった。安かったのだ。 1年ぐらいしてからか、天井に穴を開け、2階の倉庫から品物をひもで吊り下げるようになって、品ぞろえとスピードが少し増し、店員も2人から5人くらいに増えたと思う。 昔、写真は、フィルムという感光シートか、それを細く巻いたロールで撮影していた。フィルムはパトローネという小さな金属ケースに巻き込まれていて、パトローネには36枚撮影分のフィルム入り、というのが普通だった。 プロやそのタマゴたちはパトローネ入りではなく、ずっと長くてコスパのいい100フィート入りの缶を買い、適当な長さにフィルムを切って、使用済みのパトローネに詰め、フィルム代を安くあげるようにしていた。

つくばの坂路で実証実験 森林総研に電動四足歩行ロボット

森林総合研究所(つくば市松の里、浅野透所長)は28日、ソフトバンク(本社・東京都港区、宮川潤一社長)と取り組む「電動四足歩行ロボット」による実験を公開した。スマート林業の実現と脱炭素社会をめざし、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの委託を受け、21年度からロボットの歩行実験を行っていたもので、6月から研究所内の施設で実証実験を開始した。 取り組むのは「NEDO先導研究プログラム/農山村の森林整備に対応した脱炭素型電動ロボットの研究開発」。傾斜角度が30度までの斜面の上り下りが全自動で出来るアメリカ製の四足歩行ロボットを採用して、森林環境において、高精度な自動歩行がどこまで可能になるか、通信の改善をどのように実現するか、など実地に検証する。 造林作業向けに開発 従事者の高齢化や担い手不足から、わが国の木材自給率は40%程度に留まり、国産材の供給力の強化が林業の課題になっている。近年は特に木材を伐採した後、新たに苗木を植えての「再造林」が進まないことが悩みになっているそう。 抜根や下刈りなどに人手を要するうえ、傾斜地での作業となるため労働負荷が大きい。この「造林」作業にマッチした走行性能を有するモビリティーの開発を目指している。具体的には、シカの食害対策のため設置する防鹿柵の点検、苗木の運搬、森林資源の調査・計測などの作業を想定している。 21年度は森林総研と連携協定を結ぶ北海道下川町で、造林地や急傾斜地、積雪などの環境下で電動四足歩行ロボットの歩行能力について調査・検討を行った。一定の条件下であれば斜面や障害物などがあっても安定した歩行ができることが分かった。

500号の大作も 県つくば美術館で「茨城の美術セレクション」展

茨城県で活躍中の作家たちの作品を展覧する「茨城の美術セレクション」展が28日、県つくば美術館(つくば市吾妻)で始まった。県の美術界を代表する27人の作家による日本画6点、洋画16点、彫刻5点を展示する。 今年1月に県近代美術館(水戸市)で開かれた「第12回現代茨城作家美術展」に出品した100人の中から27人、27点の作品を選抜して展示する。19日までの県陶芸美術館(笠間市)に続く移動展覧会で、来年3月1日から12日には県天心記念五浦美術館(北茨城市)開催と、それぞれ異なる作品の展示となる。 昨年の開催では約1400人が来場した。作家自身が来場者に技法や制作への思いを話す「ギャラリートーク」が毎回好評だが、今回は来場者との対面スタイルでは実施せず、会期終了後にYouTubeでトークの動画を配信予定だという。 会派やジャンルの垣根を越えた大作が一堂に会する。展示された作品の中には、500号の大きさの絵画2つで構成された筑波大学名誉教授、玉川信一さんの作品「愚者の階梯(かいてい)」や筑波大教授、仏山輝美さんが自らの顔や手をモチーフとして描いた作品「月光」など、生と死を感じさせるような作品が並ぶ。 県美術展覧会事務局(水戸市千波町)の学芸員、天羽かおるさんは「生と死のテーマは作家が生きていく中で突き当たる必然。現役の作家が今まさに感じていることを表現している。コロナ禍以後は、作品にじっくり対面し丁寧に見られている方が多くなった。肌感覚だが、以前より特に男性で、お一人で来場される方が増えているように感じる」と話す。 市内から訪れた男性は「図書館に寄ったついでに見に来た。近代的な感じの作品が多く、おもしろい展覧会」と話した。(田中めぐみ)