日曜日, 7月 25, 2021
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川浪せつ子

《ご飯は世界を救う》32 手作りお惣菜「まる環」

【コラム・川浪せつ子】県独自の緊急自粛宣言が続いています。先月も書きましたが「(コラムで取り上げるお店を)来月はどうしよう?」が、解決しました。テイクアウトです。 今回、どうして「まる環(わ)」さん(つくば市下平塚)になったのか? 私は県建築士会に準会員として入会しています。コロナが猛威を振るい、今年度の女性部の企画会と新年会がZOOM会議になりました。ZOOMなんて私には無理ムリ!と思ったのですが、なんと!お弁当付きなのでした。 お弁当につられ、ZOOMに挑戦することに。そのお弁当が「まる環」さんでした。おいしいご飯と、スケッチもできるし、会議にも参加できるという一石三鳥。 2時間半の会議はけっこう長かったのですが、久々に仲間に会い、充実した時間を持つことができました。後日、まる環のお惣菜を買い物したり。なんでも挑戦していくのってステキですね。 ZOOMで審査委員会

《ご飯は世界を救う》31 菜食カフェ・レストラン「りっつん」

【コラム・川浪せつ子】茨城県独自のコロナ緊急事態宣言も出て、またまたランチに行きにくくなってしまいました。コロナ禍の早い収束のためには、まずは我慢の日々ですね。今回の「りっつん」さん(つくば市上原)には、昨年末に、テラスでのランチを求めました。 「菜食カフェ・レストラン りっつん」という名前の通り、動物性のたんぱく質などは、全く使っていない食事です。そう聞くと、アッサリすぎて物足りないかな?と思うのですが、さすがプロ。いろいろな工夫でおいしく作ってくださっています。 「マクロビオティック」という食事をご存知でしょうか。玄米を主食にして、野菜を中心に、動物性のダシも使わず、有機農産物で調理するものです。アメリカの歌姫マドンナさんも、一時期、日本人のマクロビオティックシェフ、西邨(にしむら)マユミさんにキッチンを任せていたそうです。 テイクアウト?過去の絵アップ? 疑似お肉でハンバーグぽいものなどを作ったり、キビなどでケーキまで作ってしまうのです。そんなポリシーでのお食事処、貴重な存在です。 テラス席は屋根がついているので、年末にかかわらず、あまり寒くありませんでした。ワンちゃんとご飯が食べられます!というのが、キャッチフレーズのようです。

《ご飯は世界を救う》30 「アルゾーニ・イタリア」デッキでお昼

【コラム・川浪せつ子】ますます増えてきたコロナ! でも、気分転換しないと、メンタルやられそうな私です。そんな感じで、デッキでランチできる場所を求めて「アルゾーニ・イタリア」(つくば市赤塚)さん。こちらのデッキは北側で、晩秋はやや寒かったものの、おいしいご飯で心が温まりました。 とっても人気のお店。午前11時開店なのですが、事前予約はできないということで、11時少し前に到着。すでに何組かのお客様が、玄関外で待っていました。そしてデッキには、7人くらいの女性のグループも。かなり久々に皆さん会ったようでした。お外だったら、少しまとまった人数でも、安心感ありますね。 「アルゾーニ・イタリア」のミモザ このお店の道路側のお庭には、大きなミモザの樹があります。3月になると花をたくさんつけて、見事です。そして、道を隔てて斜め前には赤塚公園。ここは洞峰公園と遊歩道でつながっていて、どちらも県立公園です。穴場かな。紅葉も美しく、とても整備されていて、池の周辺には、たくさんの水鳥もいます。 美味しいイタリアンと、ステキなお花、マッタリとした公園。茨城県、そして、つくば市って、いいなぁ~ (イラストレーター)

《ご飯は世界を救う》29 伊で修行したシェフの「サクラカフェ」

【コラム・川浪せつ子】コロナが猛威を振るい始めて、恐々(こわごわ)の毎日です。ですが、オウチばかりにいると、他の病気になりそう。それで気分転換に、密にならない安心のテラス席の飲食店を求めて。この「サクラカフェ」さん(つくば市松代)にも、テラス席がありますよ。 こちらのお店は、1年少し前に開店。そして今年7月からはシェフが変わって、ますますグレードアップのお料理です。 実は、新しいシェフさんのこと、数年前からのファンでした。イタリアンのお店のオーナーシェフだったのですが、店舗契約更新のとき、お店を閉じることに。あっという間のことだったので、「どこに行っちゃった?」でした。それが、今回「サクラカフェ」さんでの再会。感激でした。 「ブラッドオレンジジューズ」 このシェフさんは、イタリアのコルシカ島に1年間、単身料理修行に。以前、私がイタリアに行ったときに飲んだ、「真っ赤な色の飲み物!」と思っていた液体の名前を教えてくれました。 「ブラッドオレンジジューズ」というものでした。ブラッドとは血という意味だそうです。これがね、超オイシイのです。そして栄養満点。元気出ます。

《ご飯は世界を救う》28 学園の森の「ハレゴハン」

【コラム・川浪せつ子】今月も「密」にならない場所を探して。数年前に2度ほど行ったカフェ「ハレゴハン」さん。つくば市学園の森の「MeeToco」(筑波ハム直売所、陣屋敷地内)にあります。久々にこちらをセレクションしたのは、テラス席があるから。席数が少ないので前日に予約しておきました。 お伺いしたのは、第1土曜日。ちょうど月1回の「陣屋市」で、筑波ハム直売所の割引とバザーが開催されていました。11時半に行ったときは、大きめの駐車場もいっぱい。コロナでも「割引」というのは求心力があるのですね。 今回食したのは「アヒージョ」というオリーブオイルとニンニクで食材を煮込むスペイン料理です。具材は魚介類やキノコのよう。初体験。 熱したオリーブオイルのスープ底には、ニンニクや香りづけの素材。フランスパンが添えてあって、漬けて食べると絶品!ですが、猫舌の私はちょっとやけど。冷ましながら時間かけて、具のエビなども。パンは別料金ですが、追加オーダーできました。 「ハレゴハン」さんは、他のお料理、そしてインテリア、エントランスも、とってもステキです。女性お2人で運営なさっているとか。オシャレって、心まで癒してくれますね。食べてお腹が満たされ、心まで温かくなったランチでした。(イラストレーター)

《ご飯は世界を救う》27 パン&カフェ「デリフランス」

【コラム・川浪せつ子】「少しコロナ禍も落ち着いてきたかな」と、恐る恐るランチ再開。なるべく大きな空間で、密にならない場所を求めて頭を巡らせます。そして思いついた、つくば駅の真上「キュート」1階のパン屋&カフェ「デリフランス」さん。 調べて見ましたら、こちらのお店は全国展開。コロナで一時休業などの店舗もあったようです。 飲食する場所は広く、天井も高く、テーブル間もユッタリ。今回訪ねると、いろいろな対策も。パン本体、以前はオープン売りでしたが、今は1個1個ラッピング。パンは、出来たては熱いし、冷ましてからラッピングするのは大変と思います。 そして、新メニュー「BENTO」(お弁当?)と記載された箱には、この絵のような少し小さ目のパンがいろいろ。なんだかうれしくなって、これをチョイス。お値段も600円で、コーヒーは50円で付けることができました(2020年8月現在)。お得感満載!! 絵の手前の小さいパンは、甘いパンも食べたい私が付け加えました。 コロナ禍、工夫を重ね集客に努力 カフェ部分は前から離れていたのですが、少し近めの場所はアクリル板で仕切られていました。コロナで時短営業をしているようです。また、レジやドリンク作業部分には、以前は若い女性が数名働いていましたが、どうもパン製造の方と思わしき男性お1人。コロナの影響で、アルバイトさんなどは自宅待機と言われていますよね。その影響でしょうか。

《ご飯は世界を救う》26  「茶の蔵・きむら園」のかき氷

【コラム・川浪せつ子】残暑お見舞い申し上げます。それにしても、お盆が過ぎたころから、かつては暑さが少しずつ和らいでいたのですが、ここ数年前、9月でも酷暑が続いてバテバテです。 暑いと、冷たいもの、のど越しのよい食べ物が、なんって言っても美味しいです。30度を超えると、アイスクリームより、氷系統のスィーツの売れ行きがよいそうです。そうそう!この暑い時期は、冷たいかき氷、サイコー!!ですね。 昨年もおうかがいした「茶の蔵・きむら園」さんに、かき氷を食べに。今年はコロナの影響で、ソーシャルディスタンスを取らないといけないと、予約制になっていました。その場で予約をしようと思ったのですが、テイクアウトの方々も多く、家に戻り、ホームページから予約表を見ながら、電話で予約しました。 生イチゴと宇治金時 店内は、昨年より間を広くイスが配置され、以前からのテラス席もよい感じです。かき氷はイチゴが定番ですが、「生イチゴ」は売れゆきナンバーワンなのでしょうか、ミニサイズのみでした。こちらのお店はお茶の専門店。やっぱり、お茶のかかった「宇治金時」の白玉と小豆のせ。どちらも本当に絶品でした。しばし夏の暑さを忘れる時間でした。 このお店はお茶の専門店ですが、お茶うけのお菓子、干菓子、可愛いゼリー、金平糖、おせんべいなども売っています。そのほか、お茶にまつわるステキな陶器や小物がたくさん。お茶好きの義母への「母の日のプレゼント」は、こちらで新茶とお菓子をセットにして調達。

《ご飯は世界を救う》25 カフェ「Blackboard」 年代物家具屋が経営

【コラム・川浪せつ子】まるで地球が怒っているような気象。自然災害が広がっている地域の方々にお見舞い申し上げます。コロナと長雨で外出もままならず、ウツウツとする日々ですね。そんな気持ちを少し気分転換。我が家から歩いて行けるカフェにお散歩がてら。 「Blackboard(ブラックボード)」さん(つくば市手代木)の建物は、おぼろげな記憶ですが、20年近く前に建てられたもの。初めは和食バイキングの食べ放題、次は中華料理店、そして今はカフェです。和食も中華も結構イケてる感じだったのに、集客がもうひとつだったような。 こちらのお店の経営者、実はビンテージ家具屋さんなのです。本社は都内某所にあったような気がしたのですが、今回、いろいろ調べてもよく分かりませんでした。HPによると、カフェや家具販売(通信販売も含む)のほか、インテリアデザイン、住宅施工もなさっているようです。 ソーシャル・ディスタンスもバッチリ それで、カフェ空間もオシャレで居心地よいことが分かりました。このお店が長く続いているのは、ステキな店舗というだけではなく、別のお仕事があるからかも。 店内は家具やインテリア雑貨などの展示はもちろん、配置も抜群です。そしてカフェで使用されているのは、もちろんビンテージ家具です。広い空間にポツポツと配置されているので、昨今のソーシャル・ディスタンスもバッチリ。

《ご飯は世界を救う》24  ハンバーガー店も再開

【コラム・川浪せつ子】自粛生活も少しずつ解除されてきました。つくば市小野崎のショッピングセンター「ララガーデン」は、スーパー、薬局など以外は、4月半ばから閉鎖。それが5月20日くらいから、飲食店も徐々に再開されました。私の大好きな「フレッシュネスバーガー」さんに、開始日、すぐにテイクアウトに行きました。 そしてそれから2週間後には、店内でランチスケッチも。こちらの壁には、私が今まで描いたお店のハンバーガーなどのスケッチを、数点展示させてもらっています。初めて描いたのは、お茶に行ったとき。あまりにも描けなくて、へこんだことを覚えています。 それ以来、何十回通って描いたでしょうか。食べものだけでなく、レジの付近、ハロウィンなどの季節の飾りつけスケッチ。お陰様で、少し自信を取り戻せています。 そんな時間を過ごせたのは、店主さん始めスタッフさんの対応でした。そして、10年以上過ぎ、わたしの一番の憩いの場所になりました。店内は広く2階にあり、窓からは筑波山を、ハッキリ拝むことが出来ます。 地域の方にとってはもちろん、筑波山は信仰の山。いつ見ても美しく、長い歴史のある名山ですね。そんなお山を眺められるのですから、ここは、ビューポイントですね。 お茶とフィットネスの時間

《ご飯は世界を救う》23 飯村牛の「いいむらや」のお弁当

【コラム・川浪せつ子】茨城県は緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ自粛生活は続いています。そんな中、テイクアウトで、心も胃袋も、そしてお店の方も、ちょっと一息。 こちらの「いいむらや」さん(つくば市二の宮)は、平常時もテイクアウトをやっているお店です。私が行くときは、ほぼ店内で。お弁当(牛丼、ステーキ、ハンバーグなど)から、コロッケ、メンチといろいろ。それがすべて、「飯村牛」が入っているので、めっちゃ美味しいのです! 店内で食すときは、サラダバー、コーヒーが無料でいただけるのもうれしいです。 飯村牛はつくば山麓の幻の牛と言われて、850頭しか飼育されていないそうです。洞峰公園の横のマンションの1階にあるのですが、少し奥まっている場所で、あまり目立たず、気が付きにくいです。でも、口コミで、美味しさが広まっているみたい。私は、たまたまお店の前を通ったとき、ステキなミドルエイジの女性が入っていたので、勇気を出して行ってみました。大正解でした! 今回は、自粛生活ということで、テイクアウトしたものを描いてみました。そろそろ外食も?なんて思いますが…、まだもう少し、テイクアウトで楽しもうかなぁ。 友達と「絵でメール」交換日記 こんな自粛事態になり、いろいろな変化。「こんなになってる~」を、わたしの生活目線で。

《ご飯は世界を救う》22 外出自粛の前に『珈琲屋かたみ』へ

【コラム・川浪せつ子】緊迫した昨今。ウイルスの早い、収束を願うばかりです。3月末、東京都からの週末外出自粛令の出る1日前に、どうにか行ってきました。つくばみらい市、TXみどりの駅近くの「珈琲屋かたみ」さんへ。 今年は早めの桜満開。SNSで福岡堰(つくばみらい市)がガラガラとのことで、スケッチに行ってきました。途中、前々から気になっていたステキな建物。掃出し窓からレースのカーテンがヒラヒラ。風通し抜群! 「これだったら、室内に入れるかも」。 桜のスケッチ、写真をたくさん撮り、疲れ果てた帰りに寄ってみました。内部は天井が高く、内装もとてもオシャレ。メニューにはスィーツもいろいろ。ここのところ自粛でオウチ生活多く、体重増加だったので、アイスコーヒーフロート。 閉店間際でしたので、残念ながら、ほんの少ししか滞在できませんでした。でも、とっても気に入ってしまい、翌日のランチ時に一番乗り。「もしかしたら、コロナのことで、当分店舗ではランチできないかも」と。ランチ時には、3人の女性が働かれていました。飲み物まで付いて、裏切らない美味しさ! 次回はスィーツね、絶対。 キツイ自粛生活に小さな楽しみ

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理科の自由研究 どうしよう 《食う寝る宇宙》90

【コラム・玉置晋】友人の宇宙ファミリー(コラム44参照)から「ウチの子の学校で、夏休みの宿題で理科の自由研究が必須になったのだけれど、よいテーマはないかなあ」と相談メールがきました。僕はすかさず、「じゃあ、宇宙天気について調べてみたら?」と、自分の研究仲間を増やすべく勧誘しています。 研究テーマの設定は、小中学生であろうと大学院生であろうと悩むものです。科学的な自由研究に取り組むコツを、気象学者の荒木健太郎先生が「科学的な自由研究とは?」と題してまとめてくださっています。参考にしてみてください。僕も先日、友人に教えてもらって、目から鱗(うろこ)が落ちました。 アクセス先はこちらです。「天気自由研究を大募集!『すごすぎる雲の研究』にチャレンジしよう!」 太陽の裏で大爆発 7月14日の夜中、人工衛星が太陽から広がるガスの様子を捉えました。ガスとは太陽の大気(プラズマ)で、これが宇宙空間に吹き飛ばされる現象を「コロナ質量放出(CME:Coronal Mass Ejection)」といいます。地球から、CMEは放射状に拡がって見えました。こういう場合は、地球方向に近づいているか、太陽の反対側に遠ざかっているか、どちらかです。

決勝は常総学院vs鹿島学園【高校野球’21】

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TOKYO2020 善後策のプラチナメダル 《ひょうたんの眼》39

【コラム・高橋恵一】いよいよオリンピックが始まった。東日本大震災の復興の証しとして、福島原発事故の終息の証しとして、安倍前首相がスーパーマリオに扮(ふん)し、原発の処理水も完全にコントロールしているとして、誘致したオリンピックである。最近の商業主義が色濃くなったオリンピック主催を躊躇(ちゅうちょ)する意見もあったが、じり貧の日本経済の回復を見込む動きが強く、2020東京開催が決まった。 大会が半年後に迫るとき、新型コロナウィルスによるパンデミックが起き、中止や2年延期の議論が起こる中で、前首相は「完全な形でのオリンピック」を目指し、1年延期を決断した。 完全な形のオリンピック。私は、1964年の東京オリンピックをイメージする。スポーツを通しての世界連帯、人種、国籍を超えた人々の交流。オリンピック期間中は戦争を中断した古代オリンピックに習う、平和のスポーツ祭典である。日本にとっては、平和国家としてアジア、世界に認めてもらうと共に、戦後社会経済の復興・発展を遂げ、欧米以外のアジア・アフリカ諸国の地位向上の先頭に立つイベントでもあった。 秋晴れの青空にブルーインパルスの飛行機雲が地球連帯を表す五輪マークを描いた開会式には、最大の参加国、最大の参加選手を迎え、新国立競技場を満員にした観衆が応援し、日本中に行き渡ったテレビが中継した。 日本人選手だけでなく、聞いたことのない国の選手やなじみの少ない種目の女子選手など、世界各国のあらゆる選手の活躍に感動し、応援した。各々の国旗の下に整列した開会式に高揚し、全ての競技で全力を尽くした最後の夜は、選手が国別ではなく、入り混じって、手をつなぎ、肩を組んで、満面の笑顔で入場し、互いの活躍を称えあったのだ。「完全な形」の平和のスポーツ祭典の閉会式だった。 全選手と関係者に「栄誉と感謝の気持ち」を

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