【コラム・霞ヶ浦市民協会】長年の夢であった世界湖沼会議が10月、地元で開催されました。われわれの夢が実現しことは大変うれしく、準備に向けた苦労が報われた感じがします。

しかし、この会議には、一部の市民・県民しか関心がなく、残念です。日ごろより、地域の方々は「湖・霞ケ浦」への関心が薄く、関心が他県の観光地に向いているようです。

霞ケ浦に関心が向いていないことが、茨城が都道府県魅力ランキングで最下位になる一因ではないでしょうか。県民が県内の資源に関心を持たなくては、上位に入れません。

県民が「県民愛(ラブ)」を持つには何が必要でしょうか? そこが一番難しいことです。

郷土愛ポイントカードを創設したら?

ひとつの策として、「茨城『郷土愛』ポイントカード」の創設はどうでしょう。可能であれば、大手カード会社と提携したらでしょう。

あるいは、県、県内市町村と共同でカードを創設し、マイナンバーカードに取り込む案はどうでしょう。県内に在住している博学者が英知を出せば、実現可能と思います。

魅力度ランキングのほか、ボランティア活動についても、多分、茨城は後進県ではないでしょうか。悩みは尽きません。

これからも、県民に「霞ケ浦」に関心を持ってもらうために、アイデアを出して行きたいと思います。(霞ヶ浦市民協会 副理事長 和田哲男)