つくば市スポーツ少年団サッカー部が主催するU-10(小学校4年生以下)世代の大会「セキショウチャレンジシリーズJC(ジュニアチャレンジ)カップ2022」が15日、つくば市山木のセキショウ・チャレンジスタジアムで開かれ、FCレジスタつくばが優勝した。大会にはU-21日本代表の大岩剛監督が子どもたちの激励に訪れた。
大会は関彰商事が2017年から協賛し、試合出場の機会が限られるU-10世代に、チャレンジ精神を発揮し勝利を目指してもらいたいとの思いで開催されている。今年度は18チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントで争った。
決勝戦ではFCレジスタつくばとMAENO D2C SSSが対戦。後半6分、徳植海翔さん(学園の森義務教育学校4年)のフリーキックから渡辺健心さん(下妻市豊加美小4年)がゴールを決め、1-0でレジスタつくばが優勝。「健心をねらった」と徳植さん。「去年の先輩は2位だったので、上へ行けてうれしい」と渡辺さん。
3位決定戦では二の宮FCと東光台SC-Bが対戦。前後半とも両者無得点によりPK戦を行い、2-1で二の宮が勝利した。
大岩監督は表彰式でプレゼンターを務めた後、「みんなのいい顔といいプレーを見て、元気をもらった」と話し、「普段から支えてくれているお父さんお母さんに感謝の気持ちを伝えよう」「同じユニフォームを着ている仲間を大切にしよう」「グラウンドに入ったら監督やコーチの話を聞き、誰よりも一生懸命プレーしよう」との3つのアドバイスを子どもたちに贈った。(池田充雄)
今大会の表彰チーム・選手は以下の通り。
▼優勝 FCレジスタつくば▼準優勝 MAENO D2C SSS▼第3位 二の宮FC▼第4位 東光台SC-B▼優秀賞 サンダーズFC、大穂東SC、桜FC、桜南ファイターズ▼敢闘賞 東光台SC-A、高崎SSS
▼大会チャレンジ賞 杉本尚彦(二の宮FC)、下村春人(桜FC)、大野みんと(竹園東FC)、竹内律稀(MAENO D2C SSS)、小山琉聖(高崎SSS)、徳植海翔(FCレジスタつくば)、西園真寛(つくばスポーツクラブ)、塩原晴也(吾妻SC)、清水應介(吉沼FCプリマーリオ)、高田悠人(手代木SC)、石塚ひなた(東光台SC-B)、鶴井健(竹園西FC)、軽部涼介(サンダーズFC)、高野シュンスケ(桜南ファイターズ)、石和田愛莉(乙戸SC)、宮下結稔(並木FC)、山田純鳳(大穂東SC)、内田ファムホワン理於(東光台SC-A)