文化財を火災から守れ 土浦で防火訓練

訓練で実際に放水が行われた江戸時代の消火器「竜吐水(りゅうどすい)」=19日、土浦市中央1丁目の亀城公園

【谷島英里子】26日の「文化財防火デー」を前に、土浦市中央1丁目、亀城公園内にある県指定史跡・土浦城趾でこのほど、文化財防火訓練があった。

防火デーは1949年1月26日、法隆寺の金堂壁画が焼損したことを教訓に制定された。土浦市では、地域ぐるみで防火・防災意識を高めてもらおうと開催し、41回目になる。

訓練には、市立荒川沖小5年生22人と、地域住民、市文化財愛護の会、市消防本部の隊員が参加した。児童らは、バケツリレーや119番通報、煙体験のほか、江戸時代の消火器「竜吐水(りゅうどすい)」を使った放水も実施した。

訓練を終えた和田純さん(11)は「もし火災が起きたら、今回覚えた通報訓練を活かしたい」と話していた。

煙体験をする児童