土浦市役所職員の新型コロナウイルス感染で、同市は18日、本庁舎と教育委員会に勤務する職員全員を対象にPCR検査を実施すると発表した。感染者が多い4階の窓口は30日まで閉鎖する。
新たにPCR検査を実施する職員は約500人で、18日から20日までに実施する。
同市ではこれまで4階の課に勤務する職員など約180人の検査を実施した。18日、新たに3人の感染が判明し、市役所関係の感染者は計18人になった。3人は、職員2人と、桜町の飲食店で会食した職員の家族1人。
16日午後から閉鎖している4階の建築指導課、都市計画課、公園街路課、下水道課、道路管理課、道路建設課、住宅営繕課の7課の窓口は、30日まで2週間、閉鎖する。市民からの問い合わせなどは電話で受け付けるが、書類の申請が必要な場合などは3階で職員が受け付け、4階の担当課とつなぐという。4階窓口の再開は12月1日の予定。
同市役所では18日夜、本庁舎各階と、隣接ビルにある教育委員会の消毒を実施した。
桜町は計18人の感染判明
一方、県の発表によると、桜町1~2丁目の飲食店を対象に実施しているPCR集中検査は、18日時点で808人から申し込みがあり、352人の検査を実施した結果、18人の感染が確認された。