【山崎実】花を生ける文化を現代に合わせた新しい形で表現する「高校生花いけバトルいばらき大会」(いばらきの花振興協議会主催)が11月2日、イオンモール土浦1階花火ひろば(土浦市上高津)で開催される。
全国大会はあるが、県レベルでは初の試みで、高校生をはじめとする若い世代の花と緑に対する関心を喚起し、茨城県の花き文化の振興と、消費拡大を図るのが目的。
県内の同じ高校に通学する2人1組でチームを編成し、制限時間わずか5分間で、ステージに用意された花材を即興で生けるというバトル。生けた花や生ける所作の美しさなどで審査員や観客を魅了したチームが勝者となり、トーナメント方式で優勝者を決める。
今回の大会には、県立土浦三高、石岡二高、取手二高、八千代高校など県内8校の17チーム34人が、”生け花の美”を競い合う。
また会場のイオンモール土浦では2日から4日まで「いばらき花フェスタ」が開かれ、県内の産地から集めた花の販売が行われる。3日にはワークショップが開かれ、寄せ植え、アレンジメントなどが催される。
観戦無料。同大会に関する詳しい問い合わせは、県産地振興課内、いばらきの花振興協議会事務局(電話029-301-3954)