つくばからの文化発信と次世代の才能発掘を目指し、つくばショートムービーコンペティション実行委員会(堀聖司・筑波学院大助教)は、2019年度の第7回同コンペの応募作品を募集している。
10分以内の短編映像で、①つくば市で撮影したカットを含む「つくば部門」②自由なテーマで作るオリジナルの「自由作品」③自由なテーマで作る3分以内の「3分以内のショートショート部門」の3部門がある。締め切りは来年1月19日。
同コンペは研究学園都市50周年を機に2013年度から、つくば市、同大などが主催して始まった。応募作品数は年々増加しており、昨年は19都道府県から151作品の応募があった。実写による人間ドラマ、ドキュメンタリー、アニメ、コンピューターグラフィックスや3Dの技術を用いた作品など多岐にわたる。年齢も16歳から73歳までと幅広いのが特徴だ。
「奇跡のリンゴ」「殿、利息でござる!」などで知られるつくば市出身の映画監督、中村義洋さんが審査委員長を務める。グランプリ受賞作品は、フランスで開催される第43回グルノーブル屋外短編映画祭で上映される。
実行委員長で同大メディアデザイン学科の堀助教は「つくばは科学技術の街だが、多くの人が集っている街でもあり、文化的成果が発信できればと始まった。クオリティーの高い作品が集まっており、多くの才能ある人に発表していただきたい。特につくば部門の作品が増えれば」と応募を呼び掛けている。
プロ・アマを問わずに応募できる。応募は無料で、締め切りは2020年1月19日必着。一次審査を実施後、最終審査会を来年2月29日、つくば文化会館アルスホールで公開で実施する。審査委員は中村義洋監督のほか、五十嵐立青つくば市長、望月義人同大学長、「進撃の巨人」などで知られるアニメ制作会社ウィットスタジオの山田健太さん、つくば観光大使が務める。
審査方法はテーマ性、技術力、表現力、完成度から採点され、グランプリ、つくば市長賞、筑波学院大学長賞、ショートショート賞、アニメーション賞、ワコムスチューデント賞、佳作を選ぶ。市民審査員賞は市民審査員の投票で決まる。
詳しくはつくばショートムービーコンペティションhttp://www.tsukuppe.org/
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