カエル姿で500人疾走 筑波山神社門前通りでがまレース

カエルのかぶり物をして走る子どもたち=つくば市筑波(撮影/筑波大学1年・北村祐子)

【崎山勝功】第71回筑波山ガマまつりのメーンイベント「筑波山がまレース」が1日、筑波山神社(つくば市筑波)周辺で催され、県内外から約500人の参加者がカエルの被り物をして筑波山神社門前の通りを駆け抜けた。

がまレースは2013年から始まり、15年の鬼怒川決壊水害による中止を除いて毎年開かれ、今年で6回目。保育園と幼稚園児対象の「おたまじゃくしの部」(150メートル)から、中学生以上男女の「がまキングの部」(500メートル)といった個人競技部門に加え、今年は親子や仲間などが4人1組のリレー形式で走る「親孝行リレーの部」(一周200メートル、最終走者のみ300メートル)が新設され、合計11部門でレースが行われた。

このうち「小学4年生の部女子」(200メートル)で優勝した山本愛華さん(10)=つくば市=は「幼稚園の年長のころから出ている。小学校2年から1位で3連覇」と話した。18歳以上の男女ペアが2人1組で参加する「ガップルの部」で優勝した、山越貴洋さん(38)と妻の千佳さん(37)ペアは「昨年レースに参加して、レースの2週間後に結婚した。あさって(3日)で結婚1周年を迎える」と、同レースが取り持った縁を明かしてくれた。

同レースには県外からの参加もあり「小学5年生の部男子」で優勝した小野寺優斗さん(10)=埼玉県=は「カエルの格好で走っている人を見て出たいと思った」と、昨年に続いて今年も参加して2連覇を果たした。小野寺さんは「来年も1位を目指す」と意気込みを示した。

「ご当地キャラ」も疾走

「ご当地キャラの部 スピードの部」で健闘した、筑波大学アスレチックデパートメントの「コズミくん」(手前)と、つくば市の「フックン船長」

県内外のご当地キャラクターが集まって走る「ご当地キャラの部」(100メートル)がレースの余興として行われ、観客らの注目を集めた。

速さだけでなくユニークさなどを総合評価した「エンタメの部」と、速さのみで評価する「スピードの部」の2つでレースを実施。エンタメの部には、土浦市の「つちまる」や常総市の「千姫ちゃま」、つくばエクスプレスの「スピーフィ」など自治体や企業のキャラクター10体が参加。スピードの部には、つくば市の「フックン船長」や筑波大学アスレチックデパートメントの「コズミくん」など6体が参加し健脚を競った。

審査の結果、エンタメの部では、水戸市の「みとちゃん」が優勝し、準優勝には茨城国体の「いばラッキー」が受賞した。つちまるは受賞を逃したものの、つちまるに同行した土浦市の担当者は「みんな応援席から『つちまる』の名前を呼んでくれてうれしい。人気のあることが一番」と語った。

スピードの部の優勝は八千代町の「八菜丸」、準優勝は千葉県流山市の「ながれ~」で、フックン船長とコズミくんは揃って最下位だった。しかし、レース終了後に子どもたちがフックン船長に寄ってくるなど、注目を集めていた。