【土浦市長会見】土浦市、中川清市長の5月の定例会見が7日、同市役所で開かれた。中川市長は6月に実施される水防訓練、「小町の館」田植え体験講座、障害者(児)スポーツ大会の3件の催しを紹介した。水防訓練では今年初めて地震体験車と自然災害体験車が登場し、参加者が大地震や土石流などを体感できるという。
水防訓練は6月1日、同市佐野子、学園大橋下流の桜川左岸河川敷で実施され、消防団や各町内の自主防災組織や婦人防火クラブなど約900人が参加して、土のう積みやシート張りなど水防工法の技術向上訓練などに取り組む。中川市長は「土浦市は歴史的に水害に悩まされた地域で、近年全国各地で大規模な水害が発生し水防活動の重要性が高まっていることから、多くの方々に参加いただきたい」などと話した。
体験・交流施設「小町の館」(同市小野)体験講座・田植え体験事業も6月1日開催される。昔ながらの手作業で田植えが体験でき、田植え後はかまどで炊いた炊き立てご飯の昼食を味わう。参加費は大人500円など。定員80人。
障害者(児)スポーツ大会は6月9日、同市大岩田の霞ケ浦文化体育会館で開催。大玉ころがし、障害物競争、リレー、玉入れなど10種目の競技を行い、体力の維持・向上を図り交流を深める。参加申し込みは5月17日まで。