市職員2人を懲戒免職と停職1カ月 つくば市

つくば市役所

【鈴木宏子】つくば市は14日、市職員2人を同日付けで、懲戒免職と停職1カ月の処分にしたと発表した。懲戒免職は、今年1月11日、無免許運転で現行犯逮捕された同市水道工務課水道監視センター主任主査の男性職員(48)。停職は1月21日、来館した男子児童の尻を蹴り上げた児童館長の男性職員(56)。

2年間、無免許運転

市水道総務課によると、主任主査は2016年8月20日未明、土浦市内の飲食店で酒を飲んで自家用車を運転し、酒気帯び運転で検挙された。その後17年2月、2年間の運転免許取り消し処分を受けた。

しかし上司に報告せず、無免許のまま、業務や通勤で公用車や自家用車を約2年間にわたって運転した。市内の配水施設を点検したり水質検査をするのが業務だったため、公用車の無免許運転は計43回に及んだという。今年1月11日夕方、同市下岩崎で、帰宅途中に巡回中の警察官に逮捕され無免許運転が発覚した。

同課の調査に対し主任主査は、免許取り消し直後に同居していた母親が寝たきりになり、通院や介護などで運転を始めたと話しているという。

児童の尻蹴り上げる

一方、市人事課によると、停職処分を受けた児童館長は1月21日午後、児童館玄関近くで、男子児童を注意する際、児童の尻を後ろから蹴り上げ、頭を拳でたたいたという。市民から市に通報があり発覚した。

館長は17年4月に同館に就任。以来、計10回にわたって、来館した児童の尻を蹴り上げたり、拳で頭をたたくなど不適切な行為があったという。市内の児童館では昨年12月27日、別の児童館長が口答えをした男子児童の頬を平手打ちしたとして停職1カ月の懲戒処分を受けたばかりだった。

五十嵐立青市長は「職員の服務規則確保についてはこれまで再三注意喚起したにもかかわらず、不祥事を起こしたことは極めて遺憾で市民に深くお詫びします。今後再びこのような不祥事を起こさぬよう、全職員で常に緊張感を持って職務に専念し、市民の信頼を回復できるよう取り組みます」などとするコメントを発表した。