【谷島英里子】土浦市木田余の宝積寺(飯山孝之住職)で4日、恒例の節分会があり、地元出身の大相撲 大関高安=田子ノ浦部屋=、十両の荒鷲=峰崎部屋=と田子ノ浦親方が豪快に豆まきした。境内には福を求める参拝客や相撲ファン約500人が集まった。
高安らが拝殿に登場し「福は内」の掛け声で豆やお菓子を威勢よくまくと、集まった人たちは大きな歓声を上げ一斉に手を伸ばしていた。その後も写真撮影や握手の求めに応じ、笑顔を送っていた。
節分会は伝統文化を子どもや住民に体験してもらおうと、木田余地区長会、同地区子ども育成会、資源保全会が協力して毎年開催している。
介護施設から訪れたという檀家の女性(83)は「楽しみにしていた。福豆が取れたので良い年にしたい」と笑顔で語っていた。