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【クレオ再生問題】市財政の影響懸念の声も 茎崎で説明会

【橋立多美】つくば市茎崎地区を対象にしたクレオに関する市民説明会が11日、同市小茎の茎崎交流センターで開催され、約40人が参加した。自治会役員や民生委員などの姿が見られた。

市は財政調整基金から20億円、地元のサイバーダイン社など民間企業から30億円の計50億円の出資金と、金融機関からの借入金21億円で「まちづくり会社」を設立。施設を購入し、食品スーパーや子ども向けの体験施設や図書館などを入れ、つくばならではの施設にする構想を打ち出している。

五十嵐立青市長が再生案の説明を行い、「クレオは市の心臓部。中心部から周辺地区への人の流れをつくり、雇用につなげたい」と熱弁をふるった。会場からは再生案に「基本的には賛成」の声も聞かれた一方、「保育所の入居を考えては」「(2年目から黒字を想定している)まちづくり会社の事業収支は市民を誘導している」という意見が挙がった。市財政への影響を懸念する声も相次いだ。

茎崎交流センターでの主なやり取りは以下の通り。

参加者 (市と共に出資する民間会社が)仮に倒産したら市が払うのか。過信しないほうがいい。君子危うきに近寄らずだ。
市長 サイバーダイン社は再生案に共感してくれた。お金も持っていて大丈夫。

参加者 (まちづくり会社の)主導権を得るために51%出資してはどうか。
市長 市の規模とバランスを考えて20億円にした。市長が社長になることはない。メンバーは経験値の高い人を考えている。

参加者 子ども向けの科学体験施設は地元の研究機関と連携するのか。
市長 研究機関と連携してつくばらしい内容にしていきたい。

参加者 子ども向けのフロアが出来ると自転車で行く人が増えると思う。駐輪場はどうなるか。
市長 今ある駐輪場の整備を考えている。

参加者 まちづくり会社の事業収支案は、これしかないと市民を誘導しているように思えなくもない。情報公開で開示してほしいのと、総合運動公園の反省をしていただきたい。

市長 情報公開は行政の記録を全て出すことを基本にしている。

参加者 フロア構成案が示されているが、駅との連動性から保育所や防災や介護などのサービス機能があっていい。余裕をもって決めてはどうか。
市長 市民の声を聞きながら進めていく。2階の自転車拠点は土浦駅前にできた拠点と連携しながら運営することもできる。

参加者 つくばは地域で温度差がある。茎崎地区の商圏は牛久で中心地に関心がないし、行かない。それは駐車料金が高いからだ。
市長 (中心地区は)料金の問題と、立体駐車場で止めにくいという意見が多く、幅を広げる工事をしており利用しやすくなる。無料時間を延長する交渉をしていく。

参加者 予算オーバーのツケは市民にまわる。それだけはやってほしくない。
市長 予算の追加投入はしない立場に立ち、お金のたれ流しはしない。

説明会は今後▽14日午前10時~、市役所▽14日午後3時30分~、筑波交流センターで開かれる。

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