木曜日, 6月 17, 2021
ホーム スポーツ 【高校野球茨城’18】16強が激突 土浦日大、常総学院、霞ケ浦が準々決勝進出

【高校野球茨城’18】16強が激突 土浦日大、常総学院、霞ケ浦が準々決勝進出

【池田充雄】第100回全国高校野球選手権茨城大会は10日目の20日、4回戦全8試合が各球場で行われた。笠間市民球場(同市箱田)の第2試合では、土浦日大が鉾田一を8-0と7回コールドで下し、準々決勝へ駒を進めた。ほかに地元勢では常総学院と霞ケ浦が勝利。土浦湖北とつくば国際大は惜しくも敗れ、16強で大会を終えた。

土浦日大、上げ潮を感じる戦いぶり

昨年の覇者、土浦日大が強さを見せつけた。立ち上がりから打線のつながりが良く、初回は先頭の鈴木健太主将が二塁打で口火を切ると、二番・木原琉位が送って1死三塁、すかさず三番・小菅康太の犠飛で先制という、お手本のような点の取り方。守備でもスキを見せず、2回表は先頭からの2連打で無死一・二塁とされるが、二塁走者は捕手・小澤礼嗣のけん制で刺殺、次打者を6-4-3のダブルプレーで打ち取り、鉾田一のチャンスを霧散させる。

二回裏は5安打で3得点の攻撃。1死二・三塁から九番・石渡耀の右前打で1点を奪うと、次打者の鈴木が右翼席へ2点本塁打。「打った瞬間、打球が上がったのを見て『行った』と思った」。前打者のとき、2人目の走者が本塁に突入し、アウトにされたことも考慮したという。「相手に流れを渡さないよう、ここで1本打っておきたかった」

2回裏2死一塁、鈴木が右翼席への2点本塁打。鈴木は4回にも単打を放ち、4打数3安打の活躍

3回裏にも1点を加え、4回裏は小菅の三塁打と四番・井上莞嗣の犠飛で計3点。「1・2打席の不調を3打席目で修正できた。自分のやるべきことをやり、そこに結果がついてくればいい」と小菅。

投手陣では先発の荒井勇人が5回を6安打無失点。「周りに助けられてゼロに抑えられた。球数を考え、無駄な四球を出さず、ストライクゾーンに投げることを意識した」という。テンポの良い投球が守りや打撃のリズムにも影響したようだ。最終回は左投手の清水樹が試合を締め、1年生投手の中川竜哉も公式戦のマウンドを経験できた。

3回戦の勝田戦に続いて先発し、試合を作った荒井投手

次は22日、ひたちなか市民球場で第2シードの明秀日立と対戦。秋の県大会では0-16と大差で破れた相手だ。荒井はこのとき先発で1死しか取れずノックアウト。そのため「夏は絶対に勝ちたい。一番から九番まで油断できないバッターがそろっているが、一人一人集中し、全員三振させるつもりで行く」とリベンジに燃える。鈴木主将も「打線が勢いを取り戻し、投手陣も無失点で、全員がいい状態で入れるようになってきた。秋は打ち負けたので打ち勝ちたい。しっかり守ってリズムを作っていきたい」と高い気概を見せた。

第100回全国高校野球選手権茨城大会 4回戦(7月20日、笠間市民球場)

※7回コールド

バッテリー
鉾田一:大和田-大貫
土浦日大:荒井、中川竜、清水-小澤

長打(すべて土浦日大)
本塁打:鈴木
三塁打:小菅
二塁打:鈴木、大賀、鶴見、小澤

会員募集中

NEWSつくばでは、私たちの理念に賛同し、一緒に活動していただける正会員、活動会員、ボランティア会員、および資金面で活動を支援していただける賛助会員(クレジットカード払い可)を募集しています。私たちと一緒に新しいメディアをつくりませんか。

スポンサー

注目の記事

最新記事

日本の学校では当たり前の一斉授業 《電動車いすから見た景色》19

【コラム・川端舞】前回のコラムで、障害児が普通学校に通うのは権利だと書いたが、今の日本の普通学校が何も変わらないまま、全ての障害児が通えるとは全く思っていない。 私は子どものころ、学校の授業についていけなくなったら、学校に通えなくなると思っていた。それは私に障害があったからでもあるが、障害のない子どもでも同じようなことを感じるときはないだろうか。学校に通えなくなるまでは思わなくても、授業についていけなくて面白くないと感じたことがある人は多いだろう。 学校の授業をつまらないと多くの人が感じる理由は、日本の学校が一斉授業を基本にしていることが大きいだろう。1クラス30人以上の生徒がいて、ひとりひとり、得意科目も苦手科目も違う中で、全員が同じ教材を同じスピードで理解しようとする。 障害の有無に関わらず、その科目が苦手な子どもは、授業の内容が分からず、面白くないかもしれないし、反対にその科目がとても得意で、どんどん先に進みたい子どもにとっては、授業の内容が簡単すぎて、退屈かもしれない。一斉授業の場合、平均的な学力の子どもにしか面白くない授業になってしまう可能性がある。 子どものひとりひとりに合った教材 障害のある子どものほとんどが普通学校に通うカナダでは、授業でプリント学習をする際、教員が4種類ほど内容の異なるプリントを用意し、子どもたちが自分のやりたいプリントを選んで学習するのだと、ある新聞記事に書いてあった。多民族国家であるカナダでは、英語が苦手な子どもがいることに配慮し、英文の難易度が異なる教科書を3種類準備。表紙は同じで、どの教科書を使っても同じ内容を学べるという。

21日から7月上旬に接種券発送 65歳未満の約15万人に つくば市

65歳未満の新型コロナウイルスワクチンの接種について、つくば市は16日、今月21日から7月上旬までに順次、接種券を発送すると発表した。16歳以上の約15万2000人が対象となる。 年代別のスケジュールは次のとおり。▽60~64歳(約1万人) 21日に接種券を発送 24日から接種の予約を受け付け▽50~59歳(約3万人) 24日に接種券を発送 28日から予約を受け付け▽40~49歳(約3万9000人) 29日に接種券を発送 7月2日から予約を受け付け▽16~39歳(約7万3000人) 7月上旬に接種券を発送 7月中旬から予約を受け付け 接種と予約方法は65歳以上の高齢者と同じで、市内約100カ所の診療所のいずれかで接種する。予約はインターネットのつくば市新型コロナウイルスワクチン接種予約サイトまたは市のコロナワクチン接種対策コールセンター(電話029-883-1391)または診療所に申し込む。ほかに市が集団接種会場の設置を検討している。 5月24日から始まった65歳以上の高齢者の接種が進み、各診療所の予約に空きが出てきたことから、65歳未満の接種をスタートさせる。同市の高齢者の接種率(1回目のみ)は16日時点で38%という。

乗車人員3割減 2020年度のTX 開業以来最大の赤字に

つくばエクスプレスを運行する首都圏新都市鉄道(東京都千代田区、柚木浩一社長)はこのほど2020年度営業実績を発表した。1日当たりの平均乗車人員はコロナ禍の影響で、19年度に比べ29.8%減(約11万8000人減)の約27万8000人と厳しい状況となった。 乗車人員の減少に伴い、営業収益は同比33.1%減の313億1600万円と大幅減となった。一方、営業費は動力・水道光熱費や税金が減少したが、前期に取得した工程試算の減価償却費が通年化したことなどから微増(0.0%増)となり、371億6700万円となった。 この結果、営業損失は58億5100万円(19年度は96億5300万円の利益)、経常損失は79億100万円(同76億6800万円の利益)となり、当期純損失は79億6400万円(同60億600万円の利益)となった。 営業損失は07年度以来13年ぶり。経常損失、当期純損失は08年度以来12年ぶりとなり、いずれも開業以来、最大の損失となった。 同社は、21年度は感染状況の先行きが不透明で、働き方や生活スタイルに変化が生じており、今後の事業環境を見通すことができない中、安全運転を徹底し、輸送動向の変化に対応したサービスの検討や経営基盤の強化に取り組んでいくとしている。

老舗「サイトウコーヒー」《ご飯は世界を救う》36

【コラム・川浪せつ子】今回は牛久市の老舗「サイトウコーヒー」さん。画家の斉藤裕之氏のコラム「コーヒーのこと」(5月9日掲載)を拝読し、居ても立ってもいられず、訪問しました。オシャレなお店! リスペクトしている斉藤氏のお墨付き!おまけに20周年! 期待を裏切らない、ステキな空間でした。ランチはテーブル席で。ふと横を見ると、グレーヘアーを軽く束ね、黒い服、げた履きの女性が、1人で本を読んでいらっしゃいました。たまらんなぁ~。このオシャレ空間に、絵のようにマッチしていて。ハートにドキュン! 食事に行くときは、ネットで下調べをします。こちらでは、ランチタイムのあとの午後3時から、「カッパフェ」という、カッパをデザインしたパフェがあるそうで。では、1回目はランチ、2回目はパフェに挑戦だわ。まずは、ランチのスパゲティーを現場スケッチ。次は、開花時期の「あやめ園」で、スケッチや写真を撮ってから。 もうワクワク感が満杯。1回目も2回目も、ちゃんと予約を入れて。2回目、3時におうかがいすると、満席でした。6月に行ったのは、「カッパフェ」は隔月で、いつものカッパの緑色だけではなく、別バージョンもあるからです。今回は、マンゴーでオレンジ色。2つ並んだら、こんな感じ。写メして、最近会うことのできない家族や友人に、送りまくりました。