秀峰筑波義務教育学校9年
つくば市立秀峰筑波義務教育学校9年(中3)の大関麟太郎さん(14)が、6月に京都で開かれた全日本自転車競技選手権ジュニアロードレースに出場し、男子U15部門で優勝した。大関さんは同市水守在住で、つくばに本拠地がある「弱虫ペダルサイクリングチーム」に所属する。29日、大関さんが同チームの佐藤成彦ゼネラルマネージャー(57)と共に市役所を訪れ、五十嵐立青市長に優勝を報告した。
大会は6月27、28日に京都府南丹市で行われた。大関さんは男子U15とU17とが一緒に走るレースに出場した。競技は1周10.3キロのコースを5周する。全国から77人が出場し、うちU15の出場者は27人。大関さんは1時間15分26秒のタイムで優勝、2位に4秒差を付けた。U17の優勝者とは3秒差に迫った。

初試合で初優勝
大関さんは小学生の時に、自転車競技を題材にした漫画「弱虫ペダル」を読んで、自転車選手になることを夢見たという。今年4月から育成選手として、弱虫ペダルサイクリングチームの本格的な指導を受けると、めきめき上達し、短い間に全国で戦える選手に成長した。元々はオフロードの自転車競技、シクロクロスの選手として活動していたが、初のロードレース公式戦で初優勝を遂げた。
大関さんは「U17の選手に付いていけばなんとかなると思った。最後の1周で優勝を確信した」と振り返り、自転車競技の魅力については「乗っている時の景色が好き。自分を追い込むのが楽しく、結果が出たら最高にうれしい」と話した。将来は自転車一筋の人生を歩みたいと語る。
ゼネラルマネージャーの佐藤さんは「大関さんは優勝出来ると信じていた。才能があるので、来年は海外に派遣させたい」と期待を込める。
弱虫ペダルサイクリングチームは、2021年につくば市と自転車利用推進の連携協定を結び、漫画のキャラクターは、同市のマンホールデザインや、カード、ラッピングバスなどにも使われている。同チームの運営会社スペースプロジェクト(つくば市今鹿島)は、BMXレーシングコースが整備されている同市のサイクルパークつくばの指定管理者を務める。(榎田智司)





