第108回全国高校野球選手権茨城大会5日目の10日、2回戦が行われ、J:COMスタジアム土浦の第2試合で霞ケ浦が初戦を迎えた。1回戦でつくば秀英を破った四谷学院の挑戦を受け、9-1の7回コールドで退けた。
10日第2試合、J:COMスタジアム土浦
四谷学院 0001000 1
霞 ケ 浦 611100X 9

四谷学院は今大会が初参加。1年生だけの15人のチームながら、1回戦ではつくば秀英を7-0の8回コールドで破り注目を集めた。だが2回戦では、優勝候補の一角を占める霞ケ浦が格の違いを見せつけた。
「四谷学院とは初対戦。1回戦を見たところ、そこそこバットを振れるし良い投手もいるが、3カ月前まで中学生だった子たちに負けるわけにはいかない。ただし1、2年してチームがまとまってきた時は、うちもうかうかしていられない」と霞ケ浦の高橋祐二監督。

1回裏の霞ケ浦の攻撃、四谷学院の先発投手はエースナンバーの松本颯志だが、体のどこかに痛みを抱えたような投げようで先頭から2四球を出し、3番・秋山桜介の右越え二塁打で早くも1点を先制。ここで四谷学院の投手は2人目の小野朔太郎に替わる。四球と中飛の後、6番・渡邉航太の右犠飛で1点を追加。7番・佐藤大亜は左前への2点適時打を放ち、さらに8番・西野結太の右中間三塁打と9番・相田歩希の右越え三塁打で1点ずつを加え、この回打者一巡で6点を奪った。

ところが2回以降は単発で良い当たりは出るものの、思うように得点を伸ばせない。2~4回は1点ずつで、5回以降は無得点。「前半は自分たちの野球ができたが、3回以降は守備から攻撃へのリズムをつくれなかった。点を取ったことでほっとしてしまい、自分たちから攻撃を仕掛けられなかった」と村上聖主将。また先発投手の小林将大は「自分の投球ができずボール先行になってしまった。最初はストレート中心で押す考えで、2巡目くらいから変化球も使っていったが、相手の中軸打者はしっかりスイングして対応してきた。自分はテンポよく投げることが大事なので、ストライク先行でリズムを出して投げていきたい」と反省する。

一方、収穫と言えるのが下級生の活躍で、その一人が2年生の佐藤大亜。ボールを捉える能力が高く、この日は1回の左前打、3回の内野安打、4回の左翼線三塁打と3安打3打点の活躍だった。また1年生の秋山も、さまざまな球種やコースに対応でき、やはりこの日3安打。第1打席では高めの直球を叩いて右翼フェンスを直撃、第2打席はインコース気味の直球に内からバットを出して左翼線へ運び、第4打席はインコースの甘い球に詰まったが、押し込んで中堅へ持っていった。「1年生だが6月から一桁の背番号をもらい、クリーンナップを打たせてもらっている。プレッシャーはあるが自分の役割を果たし、3年生の役に立てるよう頑張りたい」と秋山は話す。
霞ケ浦の次戦は15日、太田一と対戦する。球場未定。(池田充雄)






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