【コラム・川浪せつ子】寒暖差の大きな日々ですが、植物はちゃんと季節の移り変わりを知っています。今回は元つくば市長の庭「つくばローズガーデン」(同市古来)です。2年前にも藤澤邸の庭をスケッチ(24年5月15日掲載)しましたが、そのときの話の内容は少しグチっぽくなりました。今回は「どうにかなる。その場所で咲きなさい」と、バラの花を描きながら、自分にもエールを送りました。
あれから2年しかたっていないのに、バラの開花が早くなったと感じます。10年前は「せめて連休のときに咲いたら」と思ったのですが、今年は連休前に咲きました。地球温暖化? 今年は5月13日にオープンしましたので、早々に楽しませてもらいました。
スケッチしてもいいですか?
今回の訪問は、花をめでることだけでなく、別の目的もありました。以前、庭のお世話をしている方に「スケッチしてもいいですか?」と聞いたら、「いいけど、今までスケッチして、それを見せてくれた人いないんだよね~」と言われたことが、ずっと心に刺さっていたからです。
今年、私のSNSにこのガーデンの絵をアップしたら、「ありがとうございます」とのコメントをいただき、原画を2Lサイズに印刷し、小さな冊子にしたものをお届けしたところ、受付の方がその方でした。
こういうのって、とっても感動的ですね。思ったよりずっと若くてチャーミングな方。以前、「見せてくれない」と話した方は数年前に亡くなられたそうです。何事も思いついたときにやらないといけないですね。(イラストレーター)







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