【コラム・吉田健人】僕は「宍塚の自然と歴史の会」の子どもスタッフをやっていて、宍塚にはたくさんの魅力があると感じています。今回、その魅力について説明します。
まず、宍塚にはたくさんの植物、鳥、虫、動物、粘菌などが暮らせる自然環境があります。特に、人の手が加わることで人と動物が関わり合いながら残されてきた、貴重な里山の自然があるのが特徴です。そこでは、生き物を実際に見て触ったり、鳴き声を聞いたりしながら、専門の先生が子供や大人のどちらにも、分かりやすく説明してくれます。
例えば、夜のカエル観察会では、その種類によって特徴的な鳴き方の違いや口の中の色や鳴嚢(めいのう)の位置など、図鑑には書いていないことを自分の目や耳で体験することができます。
また、魚の観察会では、釣りをしたり、手網などを使って、魚を観察し感じる体験ができます。そして、釣った魚はバケツやプラスチックケースに入れて先生や他の参加者とじっくりと観察することができます。先生は魚の名前の由来などを分かりやすく教えてくれます。
そして、外来種が増えることにより自然がこのあとどうなっていくのか、日本の在来種を守ることの大切さなどを教えてくれました。

先生にたくさん質問
植物の観察会では、先生の許可を得て食べられる植物を実際に食べて味わってみたり、摘みとって遊んでみたり、虫めがねで花びらや茎を観察したりして、今まで知らなかった植物のつくりなどを知ることができました。
秋に行われる収穫祭は田んぼの学校での収穫を祝う行事で、祭りでは竹を割ってコップやお箸、お皿などを作り、自分が作ったお皿に赤飯をのせて食べることもできます。普段使っている道具を、自然の材料を使って自分の手で作れることも、それらを作る材料があることも、宍塚の魅力の一つです。
僕が初めて宍塚に行った時にもたくさんの生き物がいましたが、名前などが分からず、先生の話についていくことができずにいました。そこから、生き物を知り、名前が分かったら楽しいだろうなと思うようになり、自分でも調べてみるうちに生き物がもっと好きになりました。特に大好きな鳥の観察会では先生にたくさん質問をしました。
すると、先生は僕の質問に何でも答えてくれました。僕が宍塚での活動ができている理由は、生き物のことを優しく教えてくれる先生と、ぼくのことをいつも評価し宍塚の面白さを教えてくれるスタッフのみなさんのおかげです。
僕はこれからも宍塚の子どもスタッフとして、自然のしくみや面白さをみんなに伝えるお手伝いをしながら、自分の身の回りの自然を大事にするようにしていきたいです。(小学6年、宍塚の自然と歴史の会 子どもスタッフ)






最近のコメント