eスポーツ機器導入
設備の老朽化で風呂を沸かすボイラーが故障し2023年1月から利用を停止していたつくば市下岩崎、茎崎老人福祉センターの入浴施設が1日、全面リニューアルされ、名称を高齢者支援センターくきざき「ゆるり庵」に改め、3年ぶりにオープンした。施設内の活動スペースにはコンピューターゲームが楽しめるeスポーツ機器が市内の高齢者施設で初めて導入された。
同センターは高齢者の健康増進や生きがいづくりを目的とする施設で、入浴のほか、くつろいだり、食べ物を持参し飲食などができる。市内に住む60歳以上の高齢者と障害者などは利用料が無料になる。

市町村合併前の旧茎崎町が1988年に建築。鉄筋コンクリート造平屋建て、建築面積約1070平方メートル、敷地面積は1.5ヘクタールで、敷地内には他の施設も立地する。リニューアル前は浴室が1カ所しかなく、午前と午後で男女入替制とし、1日5人程度の利用者しかなかった。
23年の利用停止後、24年度に全面修繕のための設計を実施、25年度に改修工事を実施し、浴室や大広場の改修、ボイラーや排水管の交換などを実施した。改修費用は総額約1億2650万円。
リニューアル後は、浴室を男女別で2カ所に増やした。お湯は井戸水を毎日沸かす。大広場も改修し、畳24畳のくつろぎスペースと、eスポーツ機器が3台設置された活動スペースを設けた。1日150人の利用を目標にしている。

茎崎地区では、牛久沼のほとりの同市泊崎にあった入浴施設、茎崎憩いの家が耐震基準を満たしてなかったことから2021年3月末で廃止、茎崎老人福祉センターも23年から利用停止になり、市の入浴施設がなかった。一方、茎崎老人福祉センターが立地する地区は土砂災害警戒区域に指定されており、議会などでも指摘があったが、市によると既存建物の改修は可能だとしている。(鈴木宏子)
◆入浴施設の利用時間は午前9時~午後7時。利用料金は市内に住む60歳以上の高齢者と障害者、小学生以下は無料。市外の高齢者などは210円。中学生以上、60歳未満は510円。年齢確認のため初回は身分証を持参し登録が必要になる。






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