【崎山勝功】宇宙飛行士の野口聡一さん(53)が18日、つくば市役所を訪問し、五十嵐立青市長に宇宙に持参するつくばの記念品の選定を依頼した。野口さんは2019年終わりごろから、国際宇宙ステーション(ISS)のフライトエンジニアとして半年間宇宙に滞在する。宇宙に行くのは3度目。
野口さんは1996年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターがあるつくば市で暮らした。「つくば市民として街の発展を見てきた。ゆかりのある物を宇宙に持っていきたいというのは宇宙飛行士の願い。今までつくばの物を宇宙に持って行っていないことに気付いた」と、提案した理由を明かした。
市長との懇談で野口さんは「(米国の)ヒューストンに移る前はつくばに住んでいた」とつくばとの縁が深いことを強調。宇宙への持参品について「乾きもので、平べったいもので、潰せるもの」と条件を出した。
市科学技術振興課によると、宇宙に持っていく記念品にはほかに、重量100g以内などの諸条件があるという。市が候補を選定した上で、8月上旬ごろまでに野口さんと相談して決定する予定という。
五十嵐市長は「つくばも名産品があるので、選定していきたい」と述べた。
会場には市のマスコットキャラクター「フックン船長」が現われ、「野口宇宙飛行士、ぼくを宇宙に連れてってフク!」とのコメントを書いたプラカードを掲げていた。
