21日午後9時ごろ、つくば市筑穂、西大通りの信号機のある交差点で、男性が横断歩道を歩いて渡っていたところ、左折してきた同市のコミュニティバス「つくバス」と接触し、男性は右膝に軽傷を負った。
市総合交通政策課によると、つくバスは研究学園駅発とよさと病院行きの吉沼シャトル下り20便で、つくバスが交差点を左折した際、横断歩道を歩いていた歩行者に気付かず接触してしまったという。男性は市内の病院に救急搬送されたが入院などはしていない。
事故時、つくバスには乗客4人が乗車していた。乗客やバスの運転士にけがはなかった。乗客4人はそれぞれ、つくバスを運行する関東鉄道が手配したタクシーや家族の送迎、徒歩で帰宅などした。
つくバスは、同市が関東鉄道に運行を委託している。五十嵐立青市長は「相手の方にけがを負わせてしまったことに深くお詫びします。バスの乗客の方にもご迷惑をお掛けしました。再びこのような事故を起こさぬよう、関東鉄道に対し安全運行の徹底と再発防止を強く要請しました」とするコメントを発表した。