任期満了により昨年12月22日に退任したつくば市の飯野哲雄副市長の後任として、篠塚英司元市総務部長(62)の選任が13日開会の市議会2月定例会議に提案される。
篠塚氏は1986年、合併前の旧谷田部町役場職員となり、2015年から観光物産課長、17年から経済部次長、18年から経済部長を務めた。20年からは総務部長を歴任し、23年3月末、市職員を定年退職。その後2年間、市の業務から離れていた。つくば市在住。
同市の副市長の定数は2人。昨年12月、2期8年務めた飯野氏が退任し、現在、副市長は松本玲子氏一人となっていた。
13日開会の2月定例会議初日の本会議に、五十嵐立青市長が篠塚副市長の選任について提案し、即日採決される。松本副市長との役割分担は就任後、改めて決めるという。
2月定例会議にはほかに、総額1273億2500万円の2025年度当初予算案(2月3日付)、香取台中学校の新設を見直すことによる高山中学校の生徒数急増に対応するため隣接地に増築校舎用地約1.4ヘクタールを県から4億6300万円で取得する財産取得議案(24年12月10日付)など報告3件、議案36件の計39件が提案される。
会期は13日から3月25日までの41日間。会派代表質問は2月27日、一般質問は28日、3月3、4、5日の4日間。(鈴木宏子)