木曜日, 2月 19, 2026
ホームスポーツ5㎞で土浦湖北高生が優勝 かすみがうらマラソン 雨の中1万6500人が力走

5㎞で土浦湖北高生が優勝 かすみがうらマラソン 雨の中1万6500人が力走

【崎山勝功】第28回かすみがうらマラソン兼国際盲人マラソン2018(同実行委員会、土浦市など主催)が15日、土浦市川口、川口運動公園近くを発着点に行われ、フルマラソン(42.195㎞)、10マイル(16.09㎞)、5㎞の各部門に約2万4000人がエントリーし、1万6509人が断続的に雨の降る悪天候の中、力走した。

このうち県勢は、5㎞一般の部男子で、柴田樹(17)=県立土浦湖北高校3年=が15分54秒で優勝した。柴田は「記録は悪かったけど1位を取れて良かった」と喜びを語った。

5㎞の一般の部男子で優勝した土浦湖北高校の柴田樹(左端)=土浦市川口の川口運動公園

また、同5㎞一般の部では、土浦市など周辺3市町の高校11校が参加し、3人1組の高校生ランナーが合計タイムを競う「土浦市内・かすみがうら市内高校対抗レース」が行われ、柴田らが所属する県立土浦湖北高校が優勝した。柴田は「3人で練習してきたので、こういう形で3人で1位を取れて良かった」、2年の小林篤生(16)は「大会で実を結んだ」とそれぞれ話した。5㎞の部で16分31秒で3位入賞した、同校3年の茅森志温(17)は「やっと結果を残せてうれしい。僕自身はタイムは目標に届かず悔いが残るけど、団体で優勝できてうれしい」と述べた。

男子は渡邉清紘、女子は藤沢舞が独走優勝

フルマラソン一般の部男子は、渡邉清紘(31)=山形県=が2時間23分05秒で2位に約3分もの差を付けて独走状態でゴールした。同女子では藤沢舞(43)=北海道、エクセルAC=が2時間45分54秒で2位に約4分の大差で勝利を収めた。「2年ぶりに出場した」という藤沢は「天気が悪かったけど走りやすかった。優勝は8年ぶりだったので素直にうれしい」と喜びの表情を見せた。

フルマラソン一般の部女子で優勝した藤沢舞=同

10マイル一般の部女子で57分54秒で優勝した新立啓乃(20)=兵庫県、ノーリツ=は「持久力を付けていって(次戦の)ハーフマラソンやマイル大会につなげていければ」と、次の大会を見据えた。

5㎞一般の部女子で17分48秒で5連覇を果たした松本恭子(47)=千葉県=は「タイムはいまいちだったけど今年も勝てて良かった。走ったらいいコンディションで、意外に風もなく走れた」とレースを振り返った。

同時に行われた国際盲人マラソンでは、伴走者と一緒に走る盲人ランナーらの姿が見られた。

伴走ランナー(右端)と一緒に走る盲人ランナー=土浦市川口の県道

このほか、大会には一般ランナーに混じって仮装したランナーも走り、大会に花を添えた。フルマラソン一般の部女子で参加した関口洋子さん(38)=龍ケ崎市=は、少女アニメの仮装で参加し、4時間58分46秒のタイムで完走した。「初めて仮装して走ったけど、いろんな方に声を掛けてもらって楽しかった」と満足げな表情だった。

大勢のランナーに混じって、アニメの仮装姿でゴールした関口洋子さん(中央)=同

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つくば駅前の樓外樓学園本店《ご飯は世界を救う》71

【コラム・川浪せつ子】樓外樓(ろうがいろう)学園本店(つくば市吾妻)は、つくば駅前の商業施設「トナリエつくばスクエア」にある中華料理店です。かなり前、ここで開かれた立食パーティーに参加したことがありました。立体駐車場横にあり、ランチの看板が出ていますが、宴会中心のお店と思っていましたので、入ったことはありませんでした。 私、茨城県建築士会・女性部の新年会幹事になり、みなさんが集まれる場所を、昨年秋から探し回っていました。ところが、昨今の食料品の値上がりで、予定額に見合うようなお店がなかなか見つかりません。女性ばかりの会なので、「デザートとお茶、頼むよ!」との要望に応えてくれるお店を見つけるのは難しいのです。 いろいろなお店に電話して訪問。私たちの予算では無理だわ~と思っていたところ、たどり着いたのが樓外樓さんでした。12月初めに皆さんに連絡する必要があるので、下見をする時間もなく、とりあえず11月に日程を押えました。 それでも少し心配になって、ランチに行ってみました。そうしたら、お手ごろ価格! それに、上のイラストのようなバリエーションに富んだメニュー。私は「小龍包セット」を頼んだのですが、焼きそば、スープ、サラダ、コーヒーなどが、食べ・飲み放題。ほかに、ポット入りの温かいウーロン茶や杏仁豆腐まで。 餃子と小龍包、夫とシェアできず 皿数が多いと、食べる前に線でスケッチするのには、とても時間がかかるのです。スケッチブックに全部収まるかなぁ~。やっと、どうにか描けました。それに、描き終えてから気がついたのですが、こんなことに…。 餃子定食を頼んだ連れ合いと、私の小龍包と一個ずつシェアすることにしていたのに、餃子は1個も残っていません! 私が絵を描くのに時間がかかり過ぎ、つい食べてしまったようでした。あらら…。 肝心の新年会は、お部屋も取れて、皆さんに好評でした。予定人数が少し増えるとか、デザートの追加注文もあり、お店に何度も連絡することになりましたが、とても気持ちよく対応していただきました。食べられなかった餃子、またの機会に注文しようかなと思っています。(イラストレーター)

12本中半数に空洞 ソメイヨシノ6本を伐採 つくば 桜の名所 農林さくら通り

森林総合研究所第2樹木園 つくば市の桜の名所、同市観音台、農林さくら通りで16、17日の2日間、森林総合研究所第2樹木園の敷地内に植栽されているソメイヨシノ12本のうち6本の伐採作業が実施されている。12本の幹の内部などを調べたところ、空洞があり、倒伏の恐れがあることが分かったためだ。 伐採後は土壌改良し、早くて来春、八重咲きのサクラ「はるか」と野生種の新種「クマノザクラ」を植栽する予定だ。はるかは同研究所が開発し、俳優の綾瀬はるかさんが命名した。クマノザクラは同研究所などが紀伊半島で発見し2018年に命名された。 50年前に植栽 農林さくら通りは、農林関係の国立系研究機関が集積する約1.5キロの通り。通り沿いに約500本の桜が植栽され、各研究所が管理している。戦時中、谷田部海軍航空隊の飛行場跡だったところで、戦後、開拓地となり、その後、筑波研究学園都市の一角として農林研究団地が造成された。桜は約50年前の1975年ごろに植栽されたと見られている。同研究所第2樹木園は、筑波学園病院から常磐車道に架かる橋を渡ってすぐの、さくら通り入り口に位置する。 同研究所の佐藤保企画部長によると、さくら通り沿いの第2樹木園にはもともと13本のソメイヨシノが植えられていた。桜が散った後の昨年4月、そのうちの1本が2車線のうち片側1車線をふさぐように道路側に倒伏した。朝、出勤した職員が発見、倒伏した時刻は深夜か早朝だったとみられ、幸いけが人はなかった。 同研究所は、残りの12本に倒伏の恐れがないか調査。森林微生物が専門の研究者が目視と特別な機器で樹木の健全性を調査した結果、12本中6本に空洞があることが分かり伐採を決めた。近年、全国各地で落枝や倒木による人身事故が多発しているほか、ソメイヨシノは樹齢50年ほどを過ぎると枯れ枝が目立つようになるという。一方、昨年4月に倒伏した1本は、幹の空洞が原因ではなく根の一部が腐っていた。当日吹いた強風により根が地上部を支えられなくなったと考えられるという。 伐採する6本はいずれも幹の直径が70センチ程度、高さは10~12メートル程度で、歩道を覆うように桜の枝が伸び、桜の名所の一角を形成していた。 来春以降、植栽する桜は現在、同研究所の多摩森林科学園で育てられている。佐藤部長によると、花を咲かせるのは植栽してから3~4年後、桜並木を形成する大きさに成長するのは10~20年先になるという。(鈴木宏子)