つくば市は16日、同日開札を実施したつくばジオミュージアム清掃業務委託の一般競争入札で、最低制限価格に誤りがあり、入札を不調にしたと発表した。入札をやり直す。
市ジオパーク室によると、1月29日に入札情報を告示し10社が参加した。電子入札が実施され、開札日の16日、市が予定価格と最低制限価格を開封したところ、最低制限価格が誤っていることが分かった。同価格を算出する際、担当者が予定価格を誤って入力してしまったのが原因という。
市は同日、入札に参加した10社全てに電話で説明し謝罪。再発防止策として、最低制限価格の作成と封入前に、複数での確認を徹底したいとしている。今後、再入札を手続きを進める。
同ミュージアムは筑波山地域ジオパークの体験型展示施設で、昨年11月3日、廃校となった同市北条、旧筑波東中学校校舎西側にオープンした。清掃業務は今年4月から来年3月まで、1階の展示スペースと2階の事務スペース計1200平方メートルを週2回と年2回清掃する業務で、予定価格は178万6966円だった。