【谷島英里子】土浦市が今年新たに創設した「土浦ブランド」に、レンコンやワカサギを使った加工品など18品が認定された。
24日、土浦市大和町のアルカス土浦で第1期の認定式が開かれ、中川清市長が、企業や団体の代表者に認定証を手渡した。中川市長は「市内外に(認定品の)魅力を発信して地域活性化につなげたい」と期待を込めた。
地元産品をもっとPRしようと、2月1日~3月2日に土浦ならではこだわりのある農水産物や加工品、料理などを募集した。21品の応募があり、有識者らでつくる「土浦ブランドアッププロジェクト推進協議会」が独自性や品質などを選考基準に審査した結果、18品が選ばれた。
認定品は「土浦ブランド」のマークが使用でき自社商品の宣伝などに活用できるほか、市のふるさと納税の返礼品やシティプロモーション(市の広報活動)などでも優先的に活用される。認定期間は2年間。
18品は次の通り。
▽土浦農業協同組合の「れんこん」
▽飯村畜産の「つくば山麓 飯村牛」(牛肉)
▽土浦市農業公社の「土浦産常陸秋そば」(そば粉)
▽武井れんこん農園の「武井れんこん農園のれんこん」
▽常磐商店の「霞ケ浦産 白魚煮干」
▽田中屋川魚店の「小えび佃煮」
▽佐藤畜産の「佐藤畜産の極選豚」(豚肉)
▽柴沼醤油醸造の「紫峰」(しょう油)
▽小松屋食品の「わかさぎのコンフィ」
▽レストラン中台の「幻の飯村牛ビーフシチューカレー」
▽JA土浦女性部加工部会の「亀城味噌」
▽久月総本店の「霞ケ浦帆引きれんこん物語」(洋菓子)
▽土浦鈴木屋の「土浦常名の里の純米大吟醸」
▽志ち乃の「栗どら」(どら焼き)
▽前島製菓の「九万五千石」(かりんとう)
▽高月堂の「霞浦の恵み」(クッキー)
▽瀧田興業の「瀧田蕎麦」(乾麺)
▽創作和菓子すぎやまの「蓮根カレーパイ」

