日曜日, 3月 15, 2026
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つくば市役所敷地で初の譲渡会 愛護団体の保護猫約30匹

つくば市の動物愛護団体「Team.ホーリーキャット」(重松聖子代表)が保護した猫の里親になってくれる人を探す譲渡会が10月1日、同市役所敷地内で開催される。

同会は6年前に発足。県南地域を中心に、捨てられたり、野良猫が出産するなど、飼育が困難な猫を保護して譲渡会を催したり、増え続ける野良猫を一時捕獲して不妊・去勢手術後に元の場所に戻す地域猫活動などを7人のメンバーがチームとなって続けている。

これまで、活動拠点のつくばでの譲渡会は借りられる場所が見つからず、牛久などで毎月2、3回の譲渡会を開催してきた。なんとかつくばで譲渡会が開けないかと、動物愛護の啓発や犬猫の不妊・去勢手術の補助事業を行っている、つくば市環境保全課との話し合いを重ねて初の譲渡会開催となる。同課の沼尻輝夫課長は「庁舎敷地内での譲渡会が犬猫の殺処分減少の第一歩になれば」と話す。

猫は春と秋が出産期といわれるが、栄養状態がよい、人工光も含め1日12時間以上明るいーなどの条件がそろえば一年中いつでも出産するといわれる。道端に生後間もない数匹が捨てられている、空き家で野良猫が出産したなどの連絡が入り、保護活動にはいとまがないそうだ。手の平に乗るほどの小さな命は同市栗原に同会が設けた保護部屋に収容し、ミルクボランティアの経験があるメンバー、村上由里子さんが猫用の粉ミルクを用いて人工哺乳で育てている。

保護猫を迎えるには条件がある。①責任と愛情を持って最期まで飼育する②脱走防止を常に心掛ける③災害時など避難の必要がある場合は同伴避難をするーなどだ。

譲渡費用必要

ほかに譲渡費用がかかる。譲渡費用は、譲渡までにかかった食費、避妊・去勢手術やワクチン、健康診断、病気の治療費などで、同会は一律2万5000円、体重が足りず避妊・去勢手術が済んでいない子猫は1万8000円と決めている。

民間の保護団体の多くが寄付金をメーンに運営しているが、寄付は保証のない不安定な収入で、譲渡会の運営や備品購入などの資金はギリギリだという。一方、保護猫に対する認知度は上がってきたものの譲渡数は少なく、里親を待っている猫が絶えないのが現状。保護活動でかかったお金を里親に譲渡費用として負担してもらうことで継続的な運営につなげたい考えだ。

保護猫の里親になるにはトライアル(保護猫と実際に暮らしてみるお試し期間)が必須で、後日ホーリーキャットのメンバーが里親宅まで選んだ猫を届ける。

そのため、譲渡会会場から猫を連れて帰ることはできない。また、飼えなくなった動物の引き取りは行わない。

重松さんは「留守にすることが多いから飼うのをためらうという声があるが、世話をしている私たちは留守番がストレスでない猫を紹介できる。留守番に限らず、ライフスタイルに添った猫を紹介できるのでお気軽にお立ち寄りください」と参加を呼びかける。(橋立多美)

◆譲渡会の日時は10月1日(日)正午から午後3時、会場はつくば市役所敷地内の庁舎西側ビルトインガレージ、案内看板あり。参加無料。駐車場はお客様駐車場1、2を無料で利用できる。譲渡会にお目見えする猫たちがホーリーキャットのブログで紹介されている。ブログはこちら

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