つくば市は18日、同市二の宮、二の宮交流センターが同日、本来の開館時間である午前9時に開館できず約1時間遅延し、予約していた4団体が予定通り利用できないなど影響を受けたと発表した。
市文化芸術課によると、午前9時30分から利用予約をとっていた団体のメンバーが開館していないことに気付き、他の交流センターに連絡した。その後、所管する文化芸術課長と二の宮交流センター所長に連絡が行き、同午前10時1分、二の宮交流センター職員がかぎを開けた。
この日は午前9時30分から2団体、10時から2団体が予約しており、4団体は10時過ぎから利用を開始した。
同市の交流センターは17カ所いずれも、土日祝日と平日午後5時以降は、市の委託を受けた民間事業者が管理している。年1回入札を実施し、1事業者あたり4~5カ所をまとめて管理しているという。
二の宮交流センターは18日、本来、委託先の民間事業者職員が午前8時45分に出勤する予定だった。出勤後、勤務先の事業者に出勤した旨を報告するが、この日は報告が無かったにもかかわらず、事業者が確認を怠ったという。
同課は、今後は交流センター職員が委託業者と共に予約や出勤状況の確認をより一層徹底して行い、再発防止に努めたいとしている。