男子プロバスケットボールBリーグ1部(B1)の茨城ロボッツは11、12日、水戸市緑町のアダストリアみとアリーナで新潟アルビレックスBBと対戦。11日は93-74、12日は94-76で連勝した。これで通算成績は14勝24敗で東地区6位。今季3度目の3連勝となった。
2022-23 B1リーグ戦(2月12日、アダストリアみとアリーナ)
茨城ロボッツ 94-76 新潟アルビレックスBB
茨城|28|22|19|25|=94
新潟|20|12|25|19|=76
12日の試合は第1クオーター(Q)から茨城がスタートダッシュを決めた。特に山口颯人が最初の5分間で3点シュート3本と速攻1本を決め、8点を奪う活躍。「ウオームアップでは最後まで入らなかったが、試合ではうまく行く気がしていた。強い気持ちで打てば入るんだなと思った」と山口の感想。

第2Q、茨城はこまめに選手を入れ替えながらも、つけ入る隙を与えず、相手のやや雑な攻撃にも助けられ、最大21点差をつけるなどリードを伸ばし前半を終了。
第3Qは新潟が盛り返し、開始直後のケヴェ・アルマの3連続得点で一気に10点差まで詰め寄った。だが茨城は山口の3点シュート、エリック・ジェイコブセンのスティールから中村功平が速攻を決めるなど、相手に流れを渡さない。新潟のコナー・ヘンリーヘッドコーチ(HC)は「後半はチーム全員で気持ちを出していこうと、澁田怜音からの展開やアルマを起点とする攻撃など勢いよく運べた部分もあるが、勢いがついたところで2つのターンオーバーを出してしまった」と、要所でのミスにほぞを噛む。
第4Qは再び得点を伸ばし、終始リードを保ったまま試合終了。特に存在感を発揮したのが、昨年末に加入したセンターのキャメロン・クラットウィグ。新潟のセンターを務めるコフィ・コーバーンにゴール下を許さず、リバウンドでは攻守にわたって活躍した。

今節の勝因について、茨城のリチャード・グレスマンHCは、チームの選手層の厚さを挙げた。「10人のローテーションができることは私たちのアドバンテージ。ベンチにもビッグタイムシューターがそろっているし、クラットウィグも良くなってきた。一部の選手に頼りすぎず、交替した選手がチームにエナジーを与えてくれる」
平尾充庸主将は、特にリバウンドの部分に注目する。「ジェイコブセンがコートにいないときも、クラットウィグやほかのプレーヤーもしっかりリバウンドに参加し、その結果、攻撃でもアップテンポなバスケができている。波のある中で取るべきところを取り、守るところで守り、難しいゲームを勝ちきれた。新しい勝ち方ができた」
序盤から圧倒し、苦しい時間帯も耐えて反攻につなげる、強者の勝ち方を覚えた茨城。次はこのような戦いを、40分間続けられるようにすることが目標だ。(池田充雄)
