物価上昇が続く中、経済的理由で生活に困っている人を支援しようと、つくば市は31日から、生理用品の購入に困っている人を対象に、生理用ナプキンを無料で配布すると発表した。
市役所2階の社会福祉課、大穂保健センター、桜保健センター、谷田部保健センターの4カ所で、計1200セットを先着順で原則1人1セット配布する。1セットには昼用と夜用が各1パック、およそ1カ月分入っている。
コロナ禍で生理用品を購入することが困難な「生理の貧困」が言われる中、同市では昨年6月から順次、市内の小学4~6年生と中学校の女子トイレの個室に生理用品を配置するなどしてきた。
個人に無料配布するのは今回が初めて。事業費は約130万円。