26日午前7時50分ごろ、つくば市島名、県道土浦坂東線で、直進してきた乗用車が対向車線にはみだし、対向してきた同市のコミュニティバス「つくバス」に衝突、バスに乗っていた小学生2人があごの下を切ったり、胸を打つなどして救急車で病院に運ばれたほか、小学生9人、高校生2人、社会人1人の計12人が打撲などによる痛みなど軽いけがを負った。
つくば市総合交通政策課によると、バスは谷田部窓口センター発研究学園駅行き谷田部シャトル上り3便で、現場は片側1車線の直進道路。乗用車が対向車線にはみだしてきたことから、バスは左側によけブレーキをかけたが、乗用車がバスの前方右側に衝突した。
事故時、バスには通学や通勤途中の小学生や高校生、社会人など計40人が乗車していた。
救急車で運ばれた小学生2人は病院で検査を受け帰宅した。打撲などによる痛みが生じた12人のうち11人はそのまま学校に登校したり、出勤したという。
同課はけがを負った小学生と高校生について27日に再度、症状や具合を確かめたいとしている。乗用車とバスの運転手にけがはなかった。
事故を受け市は、運行事業者である関東鉄道に安全運転の徹底を指示したとしている。