日曜日, 10月 11, 2026
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知事「市が所有も一つの選択肢」 つくばの洞峰公園 ビール工房取り止め

県が再修正案 駐車場拡張は樹木伐採行わず

つくば市にある県営の都市公園、洞峰公園(同市二の宮)に県がパークPFI制度を導入し、グランピング施設の整備などを計画している問題で、県は25日、アンケート結果を発表し、再アンケートを実施した結果、パークPFI事業への賛成が反対を上回ったとした。今後の対応方針として、①新都市記念館のクラフトビール工房の新設を取り止める②南側駐車場は拡張規模を縮小し樹木伐採を行わないーなどの新たな修正案を示した。

その上で、つくば市とすぐにでも事前協議を開始するとし、そもそもの公園管理の在り方も含め協議する方針を明らかにした。具体的な協議内容について大井川和彦知事は同日の知事会見で「反対の人たちの意見にもある程度配慮をしながら、どういうところで落としどころがあるのか、今後、議論をしていきたい」とし、さらに「市の所有にしてもらい、県の公園から市の公園に移していただくということも一つの選択肢」だと述べた。

アンケートは、7~8月に実施した記述式は1113人の回答があったが、回答者の9割がつくば市民だったなど、県民全体の税金で維持管理している県の公園としては十分ではないとして、9月に県全域の1000人を対象に選択式の再アンケートを実施した。

再アンケートの結果は、パークPFI事業の実施について、県全体で賛成が50.3%、反対が12.8%と賛成が半数以上を占め、つくば市民だけの集計でも賛成39.3%、反対27.4%と賛成が反対を上回ったなどとした。

その上で、4回の説明会や7~8月の記述式アンケート結果を踏まえ、飲酒に伴う治安悪化の懸念に対応し、園内での飲酒行動を抑制するため、ビール工房を取り止めるとした。一方グランピング施設とバーベキューガーデン(アウトドアレストラン)での飲酒については、指定エリアのみとすることを徹底し、改善されない場合は、アルコールの販売時間の短縮や販売数の縮小を検討するとした。

樹木伐採に伴う環境破壊の懸念が出ている南側駐車場の拡張については、拡張規模を縮小し、樹木の伐採は行わないとし、その他の区域についても樹木伐採を最小限に抑えるよう検討するなどとした。

大井川知事は再アンケートの実施について「つくば市民の一部から懸念の声が出ていることは十分承知している」とした上で、「一部の、反対という結論ありきの人たちの声だけを聞くのではなく、幅広く県民の声を聞くという形で調査をした」とし、今後の対応については「心配している方の懸念に一つ一つ丁寧に対応する中で、基本は変えないということだと考えている」とした。

その上で「つくば市内にある公園なのでつくば市が管理すべきだという話もあり、そういう声にも対応する方策をつくば市に提案したい」とし、市が所有し県の公園から市の公園に移すことにも言及した。

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