日曜日, 8月 23, 2026
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ツェッペリンカレーを無償提供 7つの子ども食堂に

土浦市食のまちづくり推進協

土浦市食のまちづくり推進協議会(事務局・土浦商工会議所内)つちうらカリー物語事業者部会(藤澤一志部会長)は、「カレーのまち土浦」をPRし子供たちの食育を推進しようと、市内で活動する7つの子ども食堂に「ツェッペリンカレー」を定期的に無償提供していく。第1弾として27日、都和公民館の「ひよこ食堂」に300食が提供された。

土浦とカレーの歴史知って

市独自の食の歴史・文化を生かし、個性的なまちづくりを進める「食のまちづくり事業」の一環。ツェッペリンカレーの由来は1929年にドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が、史上初の世界一周飛行の旅程で土浦近郊に降り立ち、地元で乗組員の労をねぎらうためカレーを振る舞った史実に基づいている。

同部会は2007年から毎年11月に土浦カレーフェスティバルを開催するほか、市内小学校の給食に「カレーの日」を作ってもらうなど普及に務めてきた。だがコロナ禍でこれらの事業も中止が相次ぎ、新たな活動の場を模索していた。

「今日はサプライズ」

ツェッペリンカレーは、地元産のレンコンと県の銘柄豚ローズポークを使ってじっくり煮込んだぜいたくなカレーをいう。ターメリックライスに、ゆでたオクラも欠かせない。食材は推進協議会が提供した。27日はゆで卵とシーフードフライも寄付によりトッピングされた。

調理室では手分けして作業が進む

公民館の調理実習室で、調理や盛り付けの作業をするのは「ひよこ食堂」のスタッフ約10人。でき上がったそばから、電子レンジにもかけられる紙製の弁当箱に詰められ、手渡されていく。密を避けるため利用者は事前予約制で、決められた時間に会場を訪れる。出口ではマスクや野菜類、子ども向けの袋菓子などの配布もある。マスクは寄付金で購入した。野菜は市民農園や有機農園の規格外品などだそうだ。

「子どもたちはカレーが大好きなのでありがたい。コロナ前の食堂形式のときはよくカレーを作っていたが今の弁当方式だと難しい。今日はサプライズとして喜んでもらえたと思う」と話すのは、2019年から都和公民館で「ひよこ食堂」を運営するNPO法人「地域コミュニティワーカーズコレクティブみんなのたまご」代表の荒井敦子さん。

同食堂の弁当は、地域の一人暮らしの高齢者の家にも区長や民生委員の有志の手によって届けられている。これからも必要な人にはなるべくピンポイントの支援ができるよう考えていきたいと、荒井さんは話す。

推進協議会の小島俊光さんは「今はどの子ども食堂もテイクアウト方式だが、コロナが落ち着いて食堂形式が復活したら、そこで写真展や紙芝居などを開催し、ツェッペリン伯号と土浦のカレーの歴史についても理解を深めてもらいたい」と話している。(池田充雄)

◆今後のツェッペリンカレー提供予定は以下の通り。
・こども食堂たんぽぽ:3月6日(日)、たんぽぽ作業所(旧宍塚小学校前)
・ほぺたん食堂:3月26日(土)、一中地区公民館
・土浦ひまわり食堂:3月27日(日)、三中地区公民館
・ふれあい食堂かみもり:3月27日(日)、神立地区コミュニティセンター
・ロック応援弁当:3月27日(日)、六中地区公民館
※各所ともテイクアウト制。利用方法や申し込み方法、代金などはそれぞれ異なる。提供数には限りがある。問い合わせは電話029-821-5995(市社会福祉協議会・福祉のまちづくり係)へ。

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