機動警察パトレイバー30周年突破記念 in土浦「TV-劇パト2+」展が14日から、土浦市大和町の市民ギャラリー(アルカス土浦1階)で開かれる。2月13日まで。土浦は、パトレイバーの強敵、グリフォンが製造されたという「聖地」扱いになっている。
ロボット技術による歩行式の作業機械「レイバー」が普及する近未来の東京を舞台に、新設された警視庁のレイバー部隊の活躍を描くアニメ。1988年4月に始まる初期OVAシリーズはじめ、劇場版、テレビシリーズなどが作られた。その30周年突破を記念して2019年、大阪を皮切りに全国4カ所を巡回した「OVA-劇パト1展」が開かれ、多数のファンを集めた。
内容を一新した第2弾の今回は、1989年から90年までNTV系で放送されたTVシリーズ(全47話)、AfterTVとして制作された16話のNEW OVAシリーズ、そして1993年に劇場公開された「機動警察パトレイバー2 the Movie(ザ・ムービー)」に焦点を当てて、制作資料やイラストの展示を行う。
初公開となる制作当時の原画、セル画
作品のキャラクターデザイナー、高田明美さんによって描かれた「TVアニメ版」「機動警察パトレイバー2 the Movie」のジャケットイラストの原画や、KADOKAWAニュータイプ編集部にて発見されたセル画、アニメーション製作会社「プロダクションI.G」保有の貴重な原画など、約150点が展示される。
さらに、造形師の川端英揮さんによって制作された新作立体物が展示される。特に注目されるのがグリフォンの巨大立像。グリフォンは驚異的な性能を持つ登場メカで、巨大多国籍企業、シャフト・エンタープライズ・ジャパンの土浦研究所で製造されたという設定がある。立像は両翼1.2メートル、細部までこだわった仕上がりということだ。いまだファンの間では根強い人気を誇るグリフォンの新作グッズやブックレットの販売もある。
開催記念スタンプラリー
開催記念して、会期中、市内を巡るスタンプラリーが行われる。参加は無料で、スマートフォンが必要。対象ポイントをすべて回わると、橘田幸雄さんの描いた展示会メーンビジュアルのクリアファイルが進呈される。
スタンプラリーへの参加はRALLY特設ページから。サイトで場所を確認してスタンプスポットに向かい、各スポットでスマホ画面を開くとスタンプを押すことができる。全7カ所でスタンプを集めたら,パトレイバー展受付に完了画面を提示、特典と交換できる。
◆機動警察パトレイバー30周年突破記念 in土浦「TV-劇パト2+」展 1月14日(金)~2月13日(日)土浦市民ギャラリー(アルカス土浦1階) 開館時間は10:00~18:00(最終入場17:30) 14日と土日祝日はオンラインによる事前予約制となる。【チケット】当日券(展示会場受付で販売)一般1000円 小中高生500円(税込み)予約はこちらから「STORES 予約」