日曜日, 5月 16, 2021
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フリージア生産者ら 花屋のプロから「消費者好み」学ぶ 土浦

【斎藤茂】卒業や入学シーズンを控え、何かと花束を贈る機会が増える中で、県南地域のフリージア生産者らがこのほど、県土浦合同庁舎(土浦市真鍋)にフラワーショップの店員を講師に招き、フラワーアレンジメントの実演を通してフリージアの魅力を学んだ。一般消費者がフリージアにどのような印象を抱いているのかを探り、生産拡大につなげようというもの。

牛久市やつくば市、つくばみらい市などの生産者らで組織する県フリージア研究会(大山勝久会長、12人)と、稲敷地方農業改良普及センターが初めて開いた。会場には生産者の他、花き市場、種苗会社、県農業総合センターの職員ら20人が出席した。

講師に招かれたのはグランステージ山新の「創花」の大塚香菜子さんと美浦村のフラワーショップ「花りん」の仁井田圭子さん。2人は色とりどりのフリージアを使ってフラワーアレンジメントを実演。その過程で大塚さんはお客に人気のある花束を、仁井田さんは節分などの行事にちなみ、枡(ます)を使った花飾りやブーケなどを製作し、フリージアの特徴や扱い方を説明した。

製作の様子を興味深げに見守っていた生産者らは、花束を長持ちさせる工夫やその他の花の組み合わせ、消費者が好む色などについて矢継ぎ早に質問。大塚さんは房の形をしたフリージアの独特の姿に「小さくかれんな花は他の花にもなじむので、花束の定番として人気がある。お客さんは赤系を好むなど多様している」などと店頭での感想を話した。

景気低迷のあおりなどを受けてフリージアの生産者数は年々減少を続けているが、それでも東京市場への出荷量は関東エリアではトップを維持。東京中央卸売市場のデータでは、2016年出荷本数は216万本強で、2位の山形75万本を大きく引き離している。ちなみに3位は埼玉62万8000本、4位千葉62万7000本と続いている。

大山会長は「後継者を育てるにはもっと消費を拡大していかなければならない。そのためにはどうすればフリージアの魅力をより多くの消費者に知ってもらうか、お店の話を参考にして生産現場に活かしていきたい」と話している。

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