日曜日, 6月 28, 2026
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組織開発推進室など新設 つくば市人事異動

市長公室長の後任は片野経済部次長

4月1日付け人事異動は次の通り。カッコ内は現職。敬称略

【部長級】
▽市長公室長(経済部次長)片野博司
▽市長公室危機管理監(同、次長級)赤塚健一
▽財務部長(同次長)中島弘志
▽市民部長(同次長)横田修一
▽市民部主幹、つくば市国際交流協会派遣(市民部長)飯村通治
▽福祉部長(保健福祉部次長)津野義章
▽保健部長(保健福祉部長)小室伸一
▽都市計画部長、再任用(同部長)中根祐一
▽建設部長(同次長)富田剛

【次長級】
▽総務部次長(同次長兼総務課長)中泉繁美
▽総務部総務政策監、再任用(同政策監、再任用)藤後誠
▽財務部次長、財政課・管財課担当(同次長兼財政課長)斎藤健一
▽財務部次長、納税課・市民税課・資産税課担当(総務部ワークライフバランス推進課長)飯島正志
▽財務部財務政策監、再任用(財務部長)髙野正美
▽市民部次長、市民活動課、市民窓口課担当(総務部次長)大久保克己
▽市民部次長、地区相談課・スポーツ振興課・文化芸術課担当(都市計画部次長)稲葉清隆
▽福祉部次長(保健福祉部次長)吉原衛
▽保健部次長(保健福祉部次長)安曽貞夫
▽経済部次長、産業振興課・観光推進課担当(経済部次長)大橋一彦
▽経済部次長、農業政策課、土地改良課担当(都市計画部次長)中澤正登
▽都市計画部次長、都市計画課・学園地区市街地振興課・周辺市街地振興課担当 兼都市計画課長(都市計画課長)大里和也
▽都市計画部次長、建築指導課・開発指導課担当(開発指導課長)根本一夫
▽都市計画部次長、公有地利活用推進課・総合交通政策課担当(公有地利活用推進課長)岡田克己
▽建設部次長、道路計画課・道路整備課・道路管理課担当(総務部契約検査課長)木村幸弘
▽建設部次長、公園施設課・公共施設整備課・住宅政策課・防犯交通安全課担当(公共施設整備課長)坂田博之
▽建設部建設調整監、再任用(同、再任用)栗原正治
▽生活環境部次長、上下水道総務課・水道業務課・水道工務課担当(水道工務課長)坂入善晴
▽教育局次長、教育総務課・学び推進課・総合教育研究所・生涯学習推進課・文化財課担当(教育局次長)貝塚厚
▽教育局次長、学務課・教育施設課・健康教育課担当 兼 教育施設課長(教育施設課長)飯泉法男
▽監査委員事務局長(総務部法務課長)坂本人史
▽農業委員会事務局長(建設部公園・施設課長)吉原利夫
▽消防本部消防次長、消防監・本部担当(消防救助課長)木村勝平
▽消防本部主任参事 兼 中央消防署長、消防監(南消防署長)東郷 道明

【課長級】
▽市長公室統括政策監 兼 企画監(広報戦略課広聴室長)岸田和克子
▽市長公室広報戦略課参事、プロモーションプランナー(任期付)酒井謙介
▽市長公室危機管理課長(危機管理課長補佐)鬼塚宏一
▽総務部総務課長(人事課長)沼尻浩幸
▽総務部人事課長(人事課長補佐)松本光由
▽総務部ワークライフバランス推進課長(総務課長補佐)桐生修
▽総務部法務課長(法務課長補佐)渡邉健
▽総務部契約検査課長(道路計画課長)山田正美
▽政策イノベーション部情報政策課長(情報政策課長補佐 兼 情報ネットワークセンター所長)飯塚喜軌
▽財務部財政課長(財政課長補佐)森田信道
▽財務部納税課長 兼 徴税管理監(資産税課長)上方和男
▽財務部資産税課長(納税課長)奥沢篤
▽市民部地区相談課長(市民部文化芸術課長)荒澤浩俊
▽市民部地区相談課地区調整監、再任用(同、再任用)風見昌幸
▽市民部副地区担当監、大穂相談センター駐在(会計事務局長)栗山正行
▽市民部副地区担当監、大穂相談センター駐在(選挙管理委員会事務局副局長)渡辺寛明
▽市民部副地区担当監、豊里相談センター駐在・再任用(同、再任用)上野義光
▽市民部副地区担当監、谷田部相談センター駐在・再任用(同、再任用)新井隆男
▽市民部副地区担当監、谷田部相談センター駐在・再任用(建設部長)小又利幸
▽市民部副地区担当監、桜相談センター駐在(市長公室危機管理課長)御田寺義郎
▽市民部副地区担当監、桜相談センター駐在(農業委員会事務局農業行政課長)佐藤宏明
▽市民部副地区担当監、筑波相談センター駐在(同、桜相談センター駐在)星野和也
▽市民部副地区担当監、筑波相談センター駐在・再任用(同、再任用)長島芳行
▽市民部副地区担当監、茎崎相談センター駐在(教育局学務課長)間中和美
▽市民部副地区担当監、茎崎相談センター駐在(消防本部地域消防課長)木村宏
▽市民部文化芸術課長(地区相談課長)日下由美子
▽市民部文化芸術課地域交流センター統括監、再任用(市民部次長)星野雄司
▽福祉部社会福祉課長(保健福祉部社会福祉課長)安田正幸
▽福祉部障害福祉課長(保健福祉部障害福祉課長)根本祥代
▽福祉部高齢福祉課長(保健福祉部高齢福祉課長)中根英明
▽福祉部地域包括支援課長(保健福祉部地域包括支援課長)会田延男
▽保健部参事、医療・介護連携推進担当(同参事、医療・介護連携推進担当)黒田直明
▽保健部国民健康保険課長(保健福祉部国民健康保険課長)木澤伸治
▽保健部医療年金課長(保健福祉部医療年金課長)日下永一
▽保健部介護保険課長(保健福祉部医療年金課長補佐)大越正枝
▽保健部健康増進課長(保健福祉部社会福祉課長補佐)木本昌昭
▽こども部こども育成課長(こども育成課長補佐)吉田和敏
▽都市計画部公有地利活用推進課長(こども部こども育成課長)鳴海秀秋
▽都市計画部学園地区市街地振興課長(市街地振興課学園地区市街地振興室長)渋谷亘
▽都市計画部周辺市街地振興課長(市街地振興課長)大久保正巳
▽都市計画部開発指導課長(開発指導課長補佐)川又通生
▽建設部道路計画課長(道路計画課長補佐)入江一成
▽建設部公園・施設課長(道路計画課都市計画道路整備推進室長)山口義智
▽建設部公共施設整備課長(公共施設整備課長補佐)鈴木彰嘉
▽生活環境部環境保全課長(環境政策課長補佐)沼尻輝夫
▽生活環境部環境衛生課長(環境政策課長補佐)石川太郎
▽会計事務局長(政策イノベーション部企画経営課長補)会田文則
▽教育局学務課長(学務課長補佐)下田裕久
▽教育局つくばほがらか給食センター谷田部所長(保健福祉部健康増進課長)岡野智
▽教育局生涯学習推進課長(生涯学習推進課長補佐)大久保文子
▽選挙管理委員会事務局副局長(政策イノベーション部情報政策課長)平山伸太郎
▽農業委員会事務局農業行政課長(農業行政課長補佐)天貝雄一
▽生活環境部水道工務課長(環境衛生課長)植木亨
▽消防本部予防広報課長、消防司令長(桜分署長)鈴木浩
▽消防本部消防救助課長(消防総務課長補佐)青木孝徳
▽南消防署長(消防本部予防広報課長補佐)松岡幹夫
▽消防本部救急課長(救急課長補佐)中島昌美
▽消防本部地域消防課長(都市計画部市街地振興課長補佐)水橋光一

退職者は次の通り。3月31日付。敬称略。

【部長級】
▽市長公室長、再任用・松本玲子
▽財務部長・髙野正美
▽都市計画部長・中根祐一
▽建設部長・小又利幸

【次長級】
▽市民部次長・星野雄司
▽市民部地区担当監兼大穂相談センター所長・白井稔
▽生活環境部次長・岡野康夫
▽教育局次長・中山隆
▽監査委員事務局長・北島浩成

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【コラム・よぎ(P.ヨゲンドラ)】日本の公立学校は今、大きな転換点を迎えている。少子化による生徒数減少、教員不足、教育ニーズの多様化、さらには地域間格差の拡大により、従来型の学校運営では立ち行かなくなりつつある。これからの学校には、単なる「運営」ではなく、学校運営や教育活動に関する情報を数値化したデータとしてフォローする「経営」の視点が必要である。 これまで公立学校では、「前年通り」が重視される傾向が強かった。予算、教育活動、組織体制など、多くが慣例ベースで維持されてきた。しかし、人口減少時代に入り、学校は自然に生徒が集まる存在ではなくなった。特に地方では、学校の魅力そのものが地域の存続に直結する時代になっている。 社会ニーズに応える学びの企業 私は、公立学校も「学びの企業」として再定義する必要があると考えている。もちろん、利益追求を意味するものではない。ここでいう経営とは、「生徒ファースト」を掲げ、「限られた人材・予算・時間を最大限活用し、生徒の成長という成果を高めること」である。あらゆる教育活動を連携し、その効果を最大化するデザイン・シンキングが必要である。 例えば、民間企業では、顧客ニーズを分析し、組織改善を繰り返しながら価値向上を図る。一方、多くの学校では、生徒や保護者が何を求めているのかを十分分析できていない場合も少なくない。大学進学だけでなく、国際教育、探究活動、デジタル教育、キャリア教育など、社会が求める力は大きく変化している。それにもかかわらず、教育内容や学校組織が変化できなければ、生徒の学びと社会との間にズレが生じてしまう。 人材育成こそが教育現場改革の鍵 また、学校経営において重要なのは「教員育成」である。優れた校舎や設備があっても、教員組織が疲弊していては教育の質は向上しない。現在の学校現場では、長時間労働や過剰な事務作業により、教員が本来注力すべき「生徒と向き合う時間」が奪われている。 多くの教育委員会は立派な研修センターを持っていても、教員や管理職育成のための実践的な講座をデザインしていない。教員が必要とする授業のアイディアや道具を研修センターでトコトン研究すべきである。教員の内外研修、業務改善やDX化を進め、教員が創造的な教育活動に力を注げる環境づくりが必要である。 さらに、校長の役割も変わるべきである。従来の管理型ではなく、学校の方向性を示し、人材を育て、外部と連携しながら組織を動かす「経営者型リーダー」が求められる。企業、大学、自治体、海外機関などとの連携を進め、学校を地域と世界につなぐ存在にしていく必要がある。学校の予算は事務長任せではなく、新規調達、維持管理費の妥当性を自ら確認し、業者を増やすことで癒着を解消していくべきである。 「選ばれる学校」への変革 これからの学校は、「ただ存在する学校」ではなく、「選ばれる学校」へと変わっていく。そのために入学希望者のニーズを理解する必要がある。教育改革とは、単なる制度変更ではない。学校という組織そのものの在り方を問い直すことなのである。人口減少社会の日本において、学校経営の改革は避けて通れない課題であり、日本再生の重要な鍵の一つになるだろう。(元県立土浦一高・付属中学校長)

武蔵美卒業生28人 個性あふれる作品117点展示 つくば美術館

武蔵野美術大学(東京都小平市)を卒業した県内在住者及び県出身者で構成する同大校友会第23回茨城支部展が23日から、つくば市吾妻、県つくば美術館で開かれ、油彩、日本画、水彩、工芸、和製本など28人による117点の個性あふれる作品が展示されている。28日まで。 県在住者及び出身者は約1000人が該当するが、同県支部は約30人が会員となっている。支部展は毎年開催され今年で23回目。 支部長の冨澤和男さんは(67)は10点を展示。会期中、日本の伝統的な製本様式である和装本のワークショップが開かれることから、今回初めて和装本を出展した。ほかに、明治時代から続く土浦の老舗「保立(ほたて)食堂」を、色鉛筆デザインと油絵とで書き分けた作品を展示した。「現在の保立食堂は看板が壊れており、15年前に撮った写真のものと現在のものを再構成した。今回は色鉛筆と油絵という二つの手法で描いてみた。見る人によって好みが分かれており興味深い」と語る。 数年ぶりに出展した清野光男さんは、福島の原発事故などメッセージ色の強い作品を描いてきた。今回はウクライナ戦争をテーマにした「分断と破壊」と題した作品を基本に、さらに複数の素材や技法を組み合わせて制作するミクストメディアの手法を使って描き、「境界と分断」「地景と分断」「地景 地と空」など計4点を展示した。 NEWSつくばコラムニストでイラストレーターの川浪せつ子さんも出展。NEWSつくばで連載してきた「ご飯は世界を救う(おいしい時間)」で描いた水彩画のほか、「つくば良いトコ」「古民家の夜景」(いずれも水彩画)などを展示している。川浪さんは「スケッチはその場でほぼ完成するものもあれば、後からきちんと描くものもある。つくばのまだ知られていない楽しいところや癒されるところをさらに絵にして紹介していきたい」と語る。 ほかに中村茂子さんの皮革工芸作品「時空花」などの展示もある。 冨澤支部長は「昨年よりも作品数は多くなったが。会員は増えていない。若い人が入ってくればもっとバリエーションに富んだ面白いものになる。まだまだ卒業生はたくさんいるので、仲間になってもらいたい」と話す。(榎田智司) ◆武蔵野美術大学校友会第23回茨城支部展は、6月23日(火)~28日(日)、つくば市吾妻2-8、県つくば美術館で開催。開館時間は午前9時30分~午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。会期中▽ワークショップ「折本を作ろう!」を27日(土)午後1時30分~3時30分に開催。定員15人、参加費500円▽作家が自身の作品を解説する「ギャラリートーク」を28日(日)午後1時~2時30分に開催。定員無し・参加費無料。問い合わせは電話090-2669-9206(坂本さん)へ。