火曜日, 9月 8, 2026
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イオン土浦でワクチン集団接種訓練 民間会場は県内初

【崎山勝功】65歳以上の高齢者や基礎疾患がある市民に、新型コロナウイルスワクチンを集団接種する訓練を、土浦市は5日、同市上高津の商業施設、イオンモール土浦2階クリニックエリアで実施した。市職員や市医師会関係者ら約60人が参加した。市コロナワクチン接種チームによると、民間施設を使ってワクチンを集団接種するのは県内初という。

訓練では、接種を受ける役の参加者が、係員の指示に従って検温してから受け付けを済ませ、予診票に記入、医師による予診の後、ワクチン接種を受ける訓練をした。さらに接種済証の交付、2回目の接種予約、接種後の経過観察と、一連の訓練を実施し、どれだけの時間がかかるかなどを測定しながら問題点を洗い出していった。

受け付けを済ませてから接種まで約8分、接種後の経過観察終了までを含めると合計約26分かかり、順番が後になればなるほど時間がかかる傾向が見られた。

市担当者は「接種後の経過観察のところが一番時間がかかってしまった」と話し、予診待機場所と接種後の経過観察場所が混雑する傾向があり、運用面での改善を検討する考えを示した。

訓練には安藤真理子市長も被接種者として参加し、検温から接種までの一連の流れを確認した。安藤市長は「意外なところで時間がかかることが分かった。問題点を洗い出せた」と、訓練を評価した。

被接種者役として参加した安藤真理子土浦市長(中央)=同

同市の65歳以上の高齢者は4万1022人(1月1日現在)で、同商業施設と市保健センター(同市下高津)の2カ所が集団接種会場となる。さらに市内約70カ所の協力医療機関でも個別接種できる対応をとる。

接種のスケジュールは、4月12日以降に国からワクチンが配送され次第、順次対応していく。接種に必要な「接種券」の配布も国次第となる。

同市は今月22日からワクチン接種の問い合わせ窓口となるコールセンターを開設する予定。市内在住の外国人にも対応できるよう、英語と中国語でも対応する。

買い物客との交錯課題

イオンモール土浦は、交通の便が良く、駐車場も広く、市民が訪れやすい半面、接種を受ける人と買い物客とが交錯するなど混雑する恐れも指摘される。イオンモール土浦の担当者は「どうソーシャルディスタンスを取るかが課題」とする。

同市が接種会場の一つを商業施設にしたのは、霞ケ浦水郷体育館やクラフトホール土浦(土浦市民会館)などの「空きが無かった」(同市担当者)という事情があるという。

今回の訓練では実施されなったが、接種後、副反応を起こす人が発生した場合の対処については、車で5分の距離にある霞ケ浦医療センターが協力する。会場にはストレッチャーも用意する。

一方、接種に必要な接種券を紛失したり、事前予約制にも関わらず予約無しに訪れる人がいることも想定されることから「今後は検討していかないといけない」としている。

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