日曜日, 7月 25, 2021
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《吾妻カガミ》94 「NEWSつくば」は今秋で3周年

【コラム・坂本栄】本サイトはスタートから今秋で3年経ちました。スマホからのアクセスが多いことを踏まえ、今春、新しいデザインを導入して今の画面に一新。型にはまらない記事が多いこともあってか、アクセス数は大きく増えました。でも喜んでばかりはいられません、思わぬ事故が10月25日に起きました。

「有事」にはサーバー能力を強化

つくば市長選挙の最初の開票状況(21時30分)を伝えるタイミングで、サイトが動かなくなってしまったのです。ハッカーから悪さをされたかと思いましたが、技術担当者がチェックしたところ、21時半前後にアクセスが殺到、サーバーが閲覧を拒んだことが分かりました。短時間に数万のアクセスがあり、危険を察知してゲートを閉じてしまったようです。

本サイトはこの3年、平均1日3本の記事とコラムを朝昼晩に分けて発信してきたこともあり、特定の時刻にアクセスが集中することはありませんでした。ところが25日夜には、「21時半から開票速報します」と事前告知したことが効いたのか、ほぼ同時刻に想定外の読者が押し寄せました。

画面は30~40分で元に戻ったものの、この間多くの方々の期待に応えることができず、お詫び申し上げます。選挙後の編集制作会議では、「平時」は分散型の発信を維持しながら、今回のような「有事」にはサーバーの増強で対応することを確認しました。次の「有事」は大丈夫です。

「権力監視」の対象を拡大します

スタート後1~2年と比べると、発信のルートも拡がりました。当初は本サイトだけでしたが、「Yahoo!ニュース」「Googleニュース」といった大手サイト経由での発信のほか、FM放送、ケーブルTV、フリーペーパーなどにニュース素材を提供するようになったからです。図らずも、「地域通信社」の機能も備えることになりました。

参加するライターも増えています。現在登録されている書き手は、常陽新聞の記者を経験したプロが5人、地域の問題に関心を持つ市民ライターが15人、一家言あるコラムニストが24人―です。こういったサイトを面白いと思ったのでしょうか、この1カ月の間に3人のライター希望者が来られました。

昨夏には朝日新聞、今春には毎日新聞から取材されました。朝日さんの記事の要点は「…全国紙が注目」(2019年8月5日掲載)、毎日さんの要点は「…また全国紙の話題に」(2020年2月3日掲載)をご覧ください。両紙とも本サイトの編集の柱の一つ「権力の監視」に注目しています。この方針に基づき、これまでは主につくば市の行政施策を監視してきましたが、これからは「市権力」の政治基盤や調達構造にも目配りしていきます。(NEWSつくば理事長)

6 コメント

6 Comments
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鳥居徹夫
8 months ago

「NEWSつくば」3周年。おめでとうございます。
地域のネット誌として定着し、サーバーがパンクするほどの注目度とスピード感ある情報提供に、心より敬意を表します。

「NEWSつくば」は、とりわけ「民間版 市のお知らせ」の役割も、立派に果たしております。
市の広報は、とかく大本営発表になりやすく、不都合なことは隠したがります。

つくば市では「市民参加」を掲げながらも、政治倫理審査会条例から市民参加を排除する条例改悪を、議会に提案したことがありました。
「NEWSつくば」の「公募はなじまない? 市民委員を削除」https://newstsukuba.jp/15617/08/06/ の記事は、その後に朝日新聞茨城版が後追い記事「茨城)つくば市、公募の市民委員かけ声倒れ 市が中止案」https://www.asahi.com/sp/articles/ASM6C4S6KM6CUJHB00V.html
として報道し、市や市議会の閉鎖体質を明らかにした大ヒットでした。
何しろ、市議会では自民党系と共産党までが、市民参加排除でスクラムを組んだわけです。
その経過は「広報つくば」には広報されませんし、「市議会だより」には、各議員の賛否しか載りません。

市が政治倫理審査会委員の市民委員の承認案件を撤回し、市が条例改悪を提案したことを当然視したことは、いわば市と市議会との密室での談合と言っても過言ではありません。
ビックリしたのは市議会本会議で、共産党市議が市民参加排除の条例改悪に賛成討論をしたことでした。ちなみに、その共産党市議は10月の市議選で次点・落選でした。

このほか、「事業ごみを家庭ごみに不正積み替え つくばの収集業者」https://newstsukuba.jp/26082/01/09/ の記事もヒットでした。
この事実は、「NEWSつくば」が先鞭をつけ、全国紙の茨城版すべてで報道されました。ところが「広報つくば」には、全く触れられていません。

市民に取って必要なのは、地域と密着した情報発信です。
その役割を果たしていく「NEWSつくば」の、益々の発展を祈念いたします。

名無しの市民
返信する  鳥居徹夫
8 months ago

「事業ごみを家庭ごみに不正積み替え つくばの収集業者」の先鞭を付けたのは、NEWSつくばではありません。
今はゴルフ党になってしまった、旧 N国党です。

鳥居徹夫
返信する  名無しの市民
8 months ago

この動画ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gnlWcQfV0RU 
「NEWSつくば」にも、「一方、NHKから国民を守る党が、不正積み替えを内部告発動画で配信」と記事に記事にあります。
「NEWSつくば」は、関係者にも取材し裏づけを取り、県南地域のニュースとして配信したからこそ、全国紙も後追いで報道したのです。

この被害者は、つくば市であり市民ですよね。
本来なら、市の監査委員会が厳しくチェックする案件ですが、監査委員の委員は市議会の承認案件です。市議会の姿勢も問われますね。

名無しの市民
返信する  鳥居徹夫
8 months ago

監査委員会がゴミ処理業者の不正に気づく機会があるとは思えません。
監査委員の仕事を拡大解釈しすぎです。

スーパーで万引き常習犯がいたとして、経営会社の監査法人に厳しくチェックせよと言っているようなものです。

鳥居徹夫
返信する  鳥居徹夫
8 months ago

名無しの市民 様  この動画ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gnlWcQfV0RU 
「NEWSつくば」にも、「一方、NHKから国民を守る党が、不正積み替えを内部告発動画で配信」と記事に記事にあります。
「NEWSつくば」は、関係者にも取材し裏づけを取り、県南地域のニュースとして配信したからこそ、全国紙も後追いで報道したのです。

この被害者は、つくば市であり市民ですよね。
本来なら、市の監査委員会が厳しくチェックする案件ですが、監査委員の委員は市議会の承認案件です。市議会の姿勢も問われますね。

名無しの市民
8 months ago

関連して、こういう動画もありました。ご参考ください。
【内部告発】つくば市のゴミ処理業者による犯罪に対する市長からの手紙(2020/08/27)
https://www.youtube.com/watch?v=gnlWcQfV0RU

【内部告発】の解説 つくば市のゴミ収集業者の不正について(2020/08/24)
https://www.youtube.com/watch?v=zb9Xx4MDHY8

【内部告発】の解説 つくば市のゴミ収集業者の不正について【追加解説】(2020/08/24)
https://www.youtube.com/watch?v=OEiUILjhQUM

令和2年 (2020年 ) 8月26日
NHKか ら国民を守る党  党首 立花 孝志 様
つくば市長 五 十 嵐 立青

御意見等へのお答 え
平素から、市政に深い御理解をいただき、誠 にありがとうございます。
令和 2年 8月 24日 に拝受した当市へのEメ ールによりお問合せいただいた事項につ きま して、次の とお りお答 えいた します。
(件名)
市委託業務 の受託者 による不正の御指摘 について
(お答え)
御指摘 をいただいた件について、つくば市では、令和 2年 3月 9日 、 3月 12日 、3月 17日に外部からの通報を受けました。通報者に対しては、市が本件を公益通報として受理し、調査を開始した旨を文書で通知いた しております。
市では、通報された内容 は看過すべからざる事案 として重く認識してお り、行政としては、当該対象事実の是非について確証 を得た上で対処 していく必要があることから、通報の受理後、警察等にも告訴等 を視野に入れた相談を随時行いつつ、 さらに詳細 な調査を継続しております。
調査の内容としては、当該事業所への複数 回の立入検査をは じめ、不正に処理 されたごみの量 を確定させるため(70箇所以上に渡 る収集先の事業所への個別訪間による聴き取り調査 を継続中であるほか、本事案はつ くば市以外の近 隣 自治体 とも関係するため、複数の近隣 自治体へ訪問、聴き取りによる状況調査等 を実施してお ります。
今後、必要な詳細調査を完了次第、その結果に基づいて業務委託等に関する処分等の協議を行い、その上で適切かつ厳正に姑処してまいります。

市内の陽性確認者数

直近30日の感染者数推移

このグラフは土浦市・つくば市の過去30日の陽性確認者数を表しています。

これまでの推移(つくば市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から現在までの推移を示しています

これまでの推移(土浦市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から現在までの推移を示しています

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