【山崎実】つくば霞ケ浦りんりんロードで、茨城県はサイクルツーリズム(自転車観光)を楽しむためのサイクリストに「やさしい宿」の第1次認定として、沿線10市の22施設を認定した。

自転車の保管場所がある、チェックインの前後にフロントなどで荷物の預かりができる、自転車の宅配受け取りや配送が可能、スポーツバイク対応の空気入れや工具類の貸し出しができるーなどを条件に県が認定制度を設けた。
りんりんロード沿線14市町村にあるホテルや旅館、民宿などの宿泊施設が対象となる。
県は今後、りんりんロードのホームページで認定施設ごとの詳しい内容を掲載し、情報発信を行うと共に、随時申請を受け付け、サイクリストに「やさしい宿」の充実を図っていく。
さらに「全県的なサイクルツーリズムの展開に併せ、対象地域を拡大していきたい」としている。
認定に関する問い合わせは県スポーツ推進課(電話029-301-2735)。