2020年夏季県高校野球大会は3日目の18日、雨のため延期となった土浦と水戸を除く3球場で2回戦9試合が行われた。ひたちなか市民球場では土浦湖北が13-1で牛久栄進に5回コールド勝ちを収めた。延期となったJ:COMスタジアム土浦の常総学院-取手二、霞ケ浦-土浦二の試合は19日に行われる。
1回、打者12人で大量7得点

【高橋浩一】土浦湖北は1回表、打者12人で7安打を放ち、大量7点を奪う猛攻で試合の大勢を決めた。先頭打者の立原望が右前打を放ち、2番・大熊聖蓮が四球で出塁すると、捕逸で無死二・三塁とし、主将の3番・田中海斗が左前打で先制。その後も単打でつないで、牛久栄進のエース古田部智也をノックアウトした。

4回にもビッグイニングを作り、1死満塁の場面から8番・佐藤武流が中堅へ走者一掃の適時三塁打を放つなど4点を追加。佐藤は5回にも適時二塁打で2点を加えた。
先発の大坪誠之助も「今日は全体的に良くなかったが、気を抜かずに初回から思いきり行った」と、3回を無安打に抑える好投を見せた。

小川幸男監督は「初回に田中が打ってくれて楽になった。3年生19人全員を出せる展開になってくれればと思っていたが、思い通りになって良かった」と順調なすべり出しに安堵の表情。主将の田中は「初回に7点を取って緊張感が消えかけたが、もう一度気を引き締めた。普段通りの試合ができたし、声も出ていてまとまりがあった」と振り返った。
この日3安打7打点の大活躍となった佐藤は「監督から思いきり振っていけと言われ、それを意識した。このような結果になってうれしい」と喜びの声。「張りつめた雰囲気の中で練習をしてきたので、気持ちはつくれていた。練習試合では自分たちよりレベルの高いチームとも互角にやってきたので、勝敗に関係なく自信がついて大会に挑めた」と勝因を語り、「次も自分の力を発揮できるように頑張りたい」と結んだ。
