茨城県観光物産協会(会長・大井川和彦知事)は、「いばらき県産品販売促進キャンペーン」の参加事業者を募集している。
新型コロナウイルスの自粛生活に伴う消費低迷などから、販売機会が減少している県内事業者(生産者)の販売活動を支援するのが狙い。
同協会が運営する、県内の名産品などを取り扱う通販サイト「いばらき県産品お取り寄せサイト」を活用する。事業者には店舗登録料、商品登録料、販売手数料などに県から補助があり、消費者は価格の2割引で購入できる。
参加希望事業者の募集は、5月から始まったばかり。同協会は名産品や特産品の魅力が伝わるサイトへリニューアルしたり、販売商品を増強するなど意欲的。応募資料は「観光いばらき」ホームぺージでダウンロードできる。
売り上げ低迷の商品を県職員が購入支援
同協会はさらに、「いばらき応援!キャンペーン!」と銘打ち、イベントの中止、販売店の自粛などから売り上げが著しく低迷している事業者を応援するため、県庁生活協同組合と協力し、県職員向けの販売支援に乗り出した。
県庁の生協システムを利用し、在庫を抱えてしまった商品などを割引価格で県職員に販売することで事業者を応援しようという試み。
第1弾は、煎餅・おかきセットのほか、国営ひたち海浜公園のネモフィラをイメージした創作菓子、バウムクーヘンなど5品目。現在、予約を募集中で6月からは第2弾が予定されている。
県産品販売促進キャンペーン、茨城応援キャンペーンとも、詳しい問い合わせは県観光物産協会(電話029-226-3800)。