木曜日, 8月 5, 2021
ホーム 土浦 自粛緩和、街歩きはいかが 土浦の中城通りでご朱印頒布

自粛緩和、街歩きはいかが 土浦の中城通りでご朱印頒布

【伊藤 悦子】江戸時代の建物が残る土浦市中央1丁目、中城通りにある不動院と琴平神社で、ご朱印の頒布を始めた。ご朱印を書いているのは、境内にある元社務所の「井戸端庵」で昨年4月から習字教室を開いている書道家の大関まことさん(42)だ。

中城通りでまちおこしに取り組む「土浦界隈まちづくり研究会」代表の伊藤春樹さん(67)は「新型コロナのことで疲れ、神仏にお参りしたくなる方も多いのでは。外出自粛が一部解除されたこともあり、気分転換や運動不足解消に参拝に来てほしい。城下町土浦の雰囲気をこの機会に味わって」と語る。

中城通りは旧水戸街道の宿場町で、土浦の商業の中心として栄えた。不動院と琴平神社は通りの一角に隣接して建立され、境内は江戸時代後期の地理学者、沼尻墨僊(ぼくせん)が寺子屋を開いた場所として知られる。通りは現在、土浦の歴史散策の観光拠点となっている。

ご朱印を書く大関さん

大関さんが井戸端庵で習字教室の指導中、参拝者から「ご朱印はある?」「どこに行ったらもらえるのか」と頻繁に聞かれるようになったことがきっかけ。毎回「わからない」と答えるのが忍びなく、「私になにかできることがあれば」と思い、同地区でまちおこしに取り組む伊藤さんに相談した。

ご朱印ブームということもあり、伊藤さんが不動院と琴平神社に話したところ、直接、対応するのは困難だが「委託という形なら」とOKが出た。そこで大関さんが2月27日からご朱印を担当することになった。

伊藤さんによると、不動院を管理する龍泉寺住職、琴平神社神主からは「ご朱印だけをもらって帰るというのではなく、不動院と琴平神社をしっかり参拝してから受け取ってほしい」と言付かっているという。不動院と琴平神社の由来を知ってもらうため、パンフレットも一緒に渡している。

大関さんが書道教室での指導中は対応できないので、あらかじめご朱印を書いておく「書き置き」という形で用意している。3種類の中から好きなものを選ぶことができる。頒布は、月曜と水曜の午前11時から午後1時までだが、毎月28日の不動院の縁日でも頒布している。

大関さんは「書道の文字を見ると気持ちが落ち着く。不動院と琴平神社に参拝し、ご朱印を記念にしていただければ」と話す。

同市では、コミュニティバス「キララちゃんバス」を運行するNPO法人「まちづくり活性化土浦」(同市中央)が2018年12月から市内の寺院を参拝してご朱印をもらえる「寺院巡り」を開催し評判を集めている。同NPOは、寺院巡りコースに不動院と琴平神社は入っていなかったが、今後検討したいという。

◆ご朱印は1枚300円。問い合わせは大関さん(電話029-899-8568)まで。

2 コメント

2 Comments
フィードバック
すべてのコメントを見る
名無しの市民
1 year ago

中条通り?
正しくは中城通りですよ。

名無しの市民
1 year ago

スタンプ本体が雰囲気ないなー。

市内の陽性確認者数

直近30日の感染者数推移

このグラフは土浦市・つくば市の過去30日の陽性確認者数を表しています。

これまでの推移(つくば市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から現在までの推移を示しています

これまでの推移(土浦市)

このグラフは初の陽性確認者が出た日から現在までの推移を示しています

スポンサー

注目の記事

最近のコメント

最新記事

中腹の筑波山観光案内所をリニューアル つくば市

つくば市の五十嵐立青市長は4日の定例記者会見で、筑波山中腹の筑波山観光案内所(同市筑波)をリニューアルし、建て替え工事を7月末から来年3月まで実施すると発表した。オープンは来年4月の予定。 新築される案内所は建築面積274平方メートルで旧案内所の2.2倍の広さになる。施設は2階建て、木造一部鉄筋コンクリート造で、1階は機械室のみ、2階に案内スペースのほか、旧案内所にはなかった公衆トイレ、授乳室、周辺観光事業者などが利用できる会議室を設ける。 案内スペースに新たに、日本語、英語、中国語3カ国語のタッチパネル式モニターを整備し、登山ルート、周辺の宿泊施設、グルメなどの情報を案内する。案内所には今年4月からすでに英語で対応できるスタッフが常駐し広域の観光案内を実施しており、外国人観光案内所としてJNTO(日本政府観光局)のカテゴリーⅡの認定を受けた。建て替えにより、コロナ後の外国人観光客の増加を見据えて、外国人の案内機能をさらに強化するという。 新型コロナ前の2019年度の筑波山観光客数は年間約270万人。市観光推進課によると観光案内所利用者の約6%が外国人だったという。 旧案内所が築35年と老朽化していたことから建て替える。旧施設は今年1月すでに解体した。現在は向かい側の駐車場に仮設の案内所を建て業務をしている。 近くの筑波山梅林の隣接地には、案内機能を備えた2014年度建設の「筑波山おもてなし館」がある。役割分担について同課は、おもてなし館は休憩所や自然の展示機能、筑波山の入り口にある観光案内所は案内機能とするとしている。

黄金虫の運命 《くずかごの唄》90

【コラム・奧井登美子】野口雨情作詞、中山晋平作曲の童謡「黄金虫(こがねむし)」の歌詞。 黄金虫は金持ちだ 金蔵(かねぐら)建てた 蔵建てた 子供に水飴(みずあめ)かって来た 黄金虫は金持ちだ 金蔵建てた...

市立学校教員が新型コロナ つくば市

つくば市は4日、市立学校教員が3日、新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。 教員が勤務する学校での濃厚接触者はいないという。 学校は夏休みのため、休校などはないとしている。

失業したひとり親や学生の雇用を促進 雇い主に交付金上乗せ つくば市

つくば市の五十嵐立青市長は4日開かれた定例記者会見で、失業したひとり親や学生を新たに雇用した市内企業などの雇い主に、市独自の雇用促進交付金を1人の雇用に付き最大15万円上乗せすると発表した。新型コロナの感染拡大により、就職が厳しくなっているひとり親や、アルバイト先が減少している学生の雇用を促進することが目的。4日から受け付けを開始した。 新型コロナ対策として同市は昨年6月から、失業者を雇用した市内の企業や個人などを対象に、週30時間以上、期限の定めなしで雇用した場合は一時金として1人雇用に付き最大20万円を交付してきた。週20時間以上、3カ月以上の期限付きで雇用した場合は1人最大10万円を交付している。学生アルバイトに対しては、週10時間以上勤務する学生を雇用した場合、1人最大10万円を交付している。 4日から新たに、ひとり親を週30時間以上、期限の定めありで雇用した場合は最大15万円、週20~30時間の場合は最大10万円を、これまでの交付金に上乗せして事業主に支給する。 学生アルバイトについては支給対象を拡大し、週10時間に満たなくても、週5~10時間勤務する学生を雇用した場合、1人最大5万円を事業主に交付する。 ひとり親を雇用する中小企業などへの支援については、国の制度として、ハローワークなどの紹介で、週30時間以上、期限の定めなしで雇用した場合は60万円、週20~30時間勤務の場合は40万円を企業に助成する特定求職者雇用開発助成金制度がある。 今回つくば市が拡充した制度は、国の助成対象にはならない、期限の定めありでひとり親を雇用する雇い主に交付するという。