つくば警察署は5月8日、つくば市消防本部北消防署筑波分署の男性消防士(24)を傷害の疑いで逮捕した。
同警察署によると男性消防士は7日午後10時20分ごろから同50分ごろ、つくば市内の自宅で、妻と口論となり、妻の着衣を引っ張ったり、タオルで首を絞めるなどして、妻の首に全治不詳の擦過傷を負わせた疑い。
妻から110番通報があった。同署によると男性消防士は容疑を否認しているという。
同市の植木利男消防長は「市民の皆さまの信頼を裏切り、多大なるご迷惑をお掛けしましたことを心から深くお詫びします。今後、事実関係を確認し厳正に対処して参ります」などとするコメントを発表した。
7月8日、市が戒告処分
つくば市は7月8日、男性消防士を戒告処分にしたと発表した。
市によると、妻の傷害程度は軽微で、消防士は不起訴処分となった。
市消防長は「本市消防職員が市民の皆様の信頼を裏切り、多大なる御迷惑をお掛けしましたことを、心から深くお詫び申し上げます。今後、市民の不信を招くような行為を厳に慎むよう、更に綱紀の保持を徹底させます」とするコメントを発表した。